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50日目 ビワコオオナマズ

日本三大怪魚です。
アカメ、イトウ、ビワコオオナマズです。

アカメやイトウもそりゃでかい魚なんですが、オオナマズってぇと、"怪"魚感が一番ありますよね。
最大120センチ、20キロという怪魚にふさわしい出で立ち。

琵琶湖生態系の頂点に君臨する怪魚で、外来種ブラックバスの成体を食べることができる唯一の存在だそうです。

ビワコオオナマズさんは、
なまず組(ナマズ科)

お友達は、
パービャウさん(Belodontichthys属:パービャウ属?)
プラヌエアオンさん(タイ現地名、クリプトプテルスKryptopterus属:熱帯魚でも有名な半透明なナマズ、トランスルーセントグラスキャットフィッシュが親戚(同属))
ピンナナマズさん(標準名pinna catfish:Pinniwallago属、一属一種)
ナマズさん(ナマズ属)
などなど。
ほとんどが東南アジア圏に住んでいます。
(標準和名がなくて苦戦…)

親戚(ナマズ属)は、マナマズ、イワトコナマズ、タニガワナマズ、ヨーロッパオオナマズなどなど。

ダーウィンがきた!でも紹介されていましたが琵琶湖増水時に一時的に水没する湿地で産卵するとかで、護岸工事などで産卵場所が少なくなってきている、ということでした。

生態系のトップの種は特に維持保全していくには多くの要因が関わってくるので、大変です。貴重な怪魚たちが「幻の」怪魚にならないよう、努めていかなければならないですね。