シェアハウス米作りスタート。完全シロウトが、農薬・化学肥料を使わない稲作を
今年、初めての「稲作」をスタートしました。シェアハウスとしての米づくりなので「シェアハウス米」作りがはじまったのでございます。
農薬・化学肥料を使わない、自然栽培に学びながら農業をしている「百姓」高須さんに教えてもらい(とういうか、今んところおんぶに抱っこしてもらって)、この春から準備して来ました。
先週の日曜日が、田植えの日。子どもも合わせると20人くらいの人が来てくれて、一反三畝の田んぼに次々と「手植え」で稲が植えられていきました。
いや〜楽しかった!!!!!!
高須さんとの米作り、学びになりすぎる
最近、ぜ〜んぜん情報発信できていなくて、2軒目のシェアハウスDIYもしないといけないし、note書いてる時間ないだろうな〜書き続けられるんだろうか?と思いつつ、この「シェアハウス米」作りの備忘を残してみようと思います。
だって、めっちゃ学びになるんだもの!!!
正直に言うと、米作りしたいなぁなんて何年も言ってきたけど、米づくりの本なんて一冊も読んでいない私!そのくせ、農薬・化学肥料は使いたくないなぁと思っている私。そのくせ、どうせなら、一年目から、少しは食べれるお米を作りたいと思っている私。
(欲にまみれた怠けもの。我ながらひどいなぁ〜)
そんな私に、農家の高須さんは何年も試行錯誤して選択してきた、米づくりの方法を惜しみなく教えてくれて、しかも<選択した結果>だけじゃなく、なぜその方法を選択しているのかを教えてくれるんです。
なぜ選別を塩水でするんじゃなく、水にしたのか。
なぜ、畔の内側の草だけ刈らないのか
なぜ一本植えをするのか
全部に理由があって、その理由は「自然」にそのままつながっていきます。
作業しながらだと、リアルな疑問と納得があって、目の前の景色が次々に見えない糸でつながっていくんです。それが、循環なんだ〜といちいち感動。
生きることは、循環の輪の中にある
この米作り。まだ、田植えをしたばっかりで、まだまだ育つ前だけど、もうやってよかったとめちゃくちゃ思ってます。
「美味しいお米が取れた」とかじゃなく、お米を作る時間が、貴重。
生きることは自然の循環の中にあって、私たちは自然からの「めぐみ」を受けまくって、生かされてるってことを、カッコつけるんじゃなく感じられる。
自然はとんでもない「贈与」を私たちに与えてくれ続けている。
そんなことに気づかされるのでございます。
完全シロウトだからこそ、学んだ「米作り」を一から伝えられるかも
少しでも多くの人が、米作りをしていけたらいいだろうな〜(このご時世、そのニーズは高まっているし)と思いつつ、米作りをするハードルの高さもわかっています。
だから、完全シロウトで米作り1年生の私たちが、せっかく高須さんから教えてもらったことを、備忘的に書いていくことは意味があるんじゃないか。
そんなふうに思って、久々にnoteをひらきました。
書き続けられるかな?
▼シェアハウス 暮らす実験室の米作り
私たちは、大分県竹田市で、「暮らす実験室 IKI」というシェアハウスを運営しています。人口2万人弱の小さな町で、車で走ると田んぼだらけ。米作りはこの町では珍しいものでもなんでもありません。
でも私たちは移住者で、土地もないし、水利権とか、農業にまつわることはな〜んにも知らない。米作り、いつかしてみたいけどまだまだ先かな〜と思ってたんです。
それが、去年。6年前に神戸から移住してきた高須さんという農家さんと知りあって。高須さんも、仲間たちと耕作放棄地を減らせたらいいな〜と考え初めていたとのことで、じゃあ、一緒にやりましょう!と盛り上がったのでした。
農薬・化学肥料を使わず、できるだけ人力でする米作り。正解なんてないし、これがベストな方法ってわけでもない。でも、高須さんが「今、これがいいと感じる方法」を学びながら米づくりをしていきます。