#7 生まれてきただけで、すでに奇跡。
「私なんて何の取り柄もない。」
「私なんて生きている意味がない。」
「私なんて、つまらない人間。」
本気でそう思っていますか?
精子と卵子が出会って、一つの受精卵となる確率は3億分の1と言われています。
その受精卵が着床し、お母さんのおなかの中で大事に育てられ、途中で流産したり死産したりすることなく、無事にこの世に生まれてくる確率といったら、どのくらいになるのでしょう?
そして国連の統計によると、地球上の子どもたちは、5分間に75人が亡くなっているのだそう。
ここは日本だから命を守るベースができていて、問題なく育つことのほうが多いけど、世界規模で見たら、無事に15歳の誕生日を迎えるって、容易ではないこと。
もしもあなたが15歳を越えているなら、日本という国に生まれて、親や社会に守られながら今日まで生きてきたってことは、ものすごいことなんじゃない?
さらに私たち、ご先祖様を辿っていき、20代昔まで遡ると、その人数たるや100万人を越えるのだそう。
100万人を越えるご先祖様、途中で誰か一人でも欠けていたら、今ここに私は存在していないし、あなたのご先祖様も、誰か一人でも欠けていたら、今ここにあなたは存在してない。
ご先祖が繋いできてくれた命のバトンを受け取り、あなたも、私も、今ここにいる。
この天文学的な数字を持って生まれてきたことを、奇跡と呼ばずして、なんと呼ぶ?
こんなにすごいことなのに、それでもまだ「私なんて」と言う?
確率を知らず、生まれてきたこと、生きていることを当たり前だと思うから、「こんな自分は生きてる意味がない」なんて平気で思う。
意味なんていらない。
ただ風を、鳥の声を、太陽の光を、雨の匂いを感じればいい。
そういうのを感じるために、今ここにいるのだから。
*** 生き方美人クリエイター MEGUMI ***