#6 本日のお客様はZERO。
マイナススタート、そんなの当たり前。
知人からご紹介いただき、少〜〜しずつベビーマッサージの活動をしつつも、このままでは破綻する!という焦りもあったため、公共施設での定期講座をやってみることにしました。
育児中のママたちが集うビルの中の集会室が講座会場だし、チラシだって、ママたちが集うスペースに置かせていただいているし、何よりも定期講座というのはやはり信頼度が高いはず!
さぁ、今回はどのくらいのお申し込みがあるか!?
ワクワクしながら準備に勤しむも・・・一向に申し込みが来ない。
開催前夜になっても、1件のお申し込みもない。
オカシイ。
これはどういうことだ?
もしかしたら申し込みのメールが、なんらかの不具合のせいで届いていないのかも⁉︎
そんなわけあるかい!と自分に突っ込みを入れつつ、それでも、もしも本当にネットの不具合でお客様と連絡が取り合えていなかったとしたら、会場でお客様を待ちぼうけさせてしまう!なんて想像し・・・
当日、ベビーマッサージのお人形を抱えて、一応会場に行ってみました。
当然なんだけど・・・
誰も来ませんでした。笑
会場にベビーマッサージのお人形と私、二人っきり・・・
切なすぎて泣きそうでした。
タイトルには「本日のお客様はZERO」と書きましたが、収益面で言えばZEROではないです。
収益面では完全に赤字です。
会場費と、交通費で、マイナスになっています。
こんなことが、一度や二度ではなく、何度もありました。
人気講師となってバリバリ稼ぐことをイメージしていたのに、蓋を開けてみれば赤字に次ぐ赤字。
きっとかなりの方が、ここらへんで心が折れて辞めてしまうのでしょう。
私も、「誰からも私のやっていることを認めてもらえない・・・」そんな気持ちでした。
とにかく広がらない!存在を知ってもらえない!
じゃあ知ってもらうにはどうすれば!?と悩みました。
ここが分かれ目なのでしょうね。
ちょっと活動してみて思い通りにいかなかったから、「どうせ私には力がないんだ」と辞めてしまうか。
それとも「何がいけないんだろう?どこを変えたら広がっていくんだろう?」とやり方を検証し、またチャレンジしていくか。
全ては自分の選択次第です。
そこに愛はあるのか?
最初はこんなもんです。
お客様ZEROなんて、駆け出しの頃は当たり前。
自分が思っている以上に、認知度は広がって行かないものです。
自分の行動パターンを想像してみて欲しいのですが・・・
「なにこれ?面白そう♪」
そう思って家に持ち帰ってきたチラシを読んで、実際に参加してみた経験が何度ありますか?
私はほとんどありません。
外に行った時に、一瞬感じる「面白そう!」は、大概帰宅するころには薄れています。
バッグに入っていたチラシを見て、「そういえばこのチラシ、何のためにもらったんだっけ?」と、捨てちゃうこともありますよね。
人間そんなもんなのです。
なので、根気よくチラシ・名刺を配って、自分の存在と活動内容を知っていただく。
SNS発信で、やはり自分の存在と活動、そしてSNSの場合は自分の人となりというものも知っていただく。
レンタルスペースやイベント会場に足を運び、自分が活動できる場所を見つけていく。
今の時代だったらYouTubeやライブ機能のあるSNSなども使ってていく。
とにかく自分の存在、活動内容、人となりを知ってもらうということが大事なのです。
そこで大事になってくるのが、その仕事を「好き!!」という気持ちなのです。
「どんな壁があっても、この内容の素晴らしさを人に伝えていきたい!!」という情熱と信念が必要なのです。
本当にその仕事を愛していて、その活動をしている自分自身のことも愛せていないと、発信やアピールを続けることは苦痛でしかなくなります。
自信がないとか、恥ずかしいとか、人目を気にするようなら、まだまだその仕事への愛と情熱が足りてないということ。
本当に愛しているものだったら、伝えていくことが楽しくて仕方ないんです。
たとえ赤字であろうとも。
何度かやってみて「赤字だ、無理だ、辞めたい。ハードルが高い・・・」と感じたなら、そもそも本当にその仕事を心から愛していたのかを掘り下げ、自分の心に問うてみてください。
「社会的に認められそうな内容だ!」
「人の役に立ちそうだ!」
「誰かのためになるはずだ!」
そういう使命感に駆られている方も多いとおもうのですが、根気よく続けていくために必要なものは、そういうことではないのです
他人にとって役立つかどうかが中心軸なのではなく、自分が本当に、「これを伝えるって、楽しいーーー!!!こんな素敵なこと、みんな知ればいいのにーーー!!そしたらこんなに心豊かな生き方ができるよーーー!!」と思えているかどうかです。
実は私はこれで大失敗しているのですが、その話はまた後日♪
前回のお話し。
*** めぐみ@生き方美人クリエイター ***