回復して思う事~体の感じ方の変化について~解離性障害あるある?
EY mental Labの石田優子です。
今日は、回復の作業をして、自分自身の体に関してのビフォーアフターを書いていきます。
ビフォー(体)
私は、解離性健忘などの症状があり、自分の意志で身体を動かすという感覚がありませんでした。
常に衝動的に体が動いている感じで、でも、自分が良いと思う事をと当たり前に動かなければならないという、変なコントロール感で生きていいました。
例えていうなら、自分の身体は鉄人28号で、コントローラーを持って動かしているのは、自分じゃない自分というイメージです。
コントローラーを持っている少年は、自分が勝手に思い込んでいる思考のべき論(●●するべき、など偏った思い込み)であっちだ!こっちだ!と、操作するのですが、毎回上手くいくはずもありません。思っていたことと反対に動こうもうのなら、自分責めをしたり、そんなはずはない!と本当の事を言わずに隠蔽したり、言い訳ばかりしていました。
アフター(体)
自分の身体を動かしているのは自分だとわかった。
書いていて、めちゃくちゃ、人間ならばというか、動物ならば当たり前の事を書いていて自分でもびっくりしているのですが、ビフォーが余りにも人間の域を超えた生きづらさだったんだなあと実感します。
そのために何をしてきたかと言うと、
•自己ラボ(自分の内面の観察、研究)
•自分の身体を自分ではないと感じる自分の中の動きを知るために、第三者(カウンセラー)からの客観的な視点で自分を見つめる
•勝手に動いてしまう自分の身体の仕組みを何度も受容する
•体と心の関係性の人間としての知識を学ぶ(師匠からの学び、EY mental Labの会員専用動画サイトを繰り返し視聴)
をしつつ、身体の感じ方の変化の効果が大きかったのは、「ヨガ」でした。
ヨガをはじめて感じていたのは、身体が固いとか柔らかいとかではなく、自分の身体の感覚がおかしなことに気が付きました。
目をつぶって心の目で自分の身体を動かそうとすると、離れたところに自分がいる感覚なのです。
具体的に、右斜め前50センチくらいの所の別人がいて、その人を動かそうとしている不思議な感覚。
そりゃあ、自分が自分でない、身体が勝手に動くとかあるね~。
と、治ったいまだから軽く言えますが、その時の不気味さはえも言われる感覚でした。
また、すごい巻き肩で常に猫背だったのは、恐怖心を隠していた事にも気付いてきて、
ヨガをしていくうちに胸を開く事に、恐怖感を覚えました。
ある日、最後のシャバーサナ(屍のポーズ)をしていると、感情があふれて泣いてしまった事もあります。
私の体の変化の理屈はよくわかりませんが、回復してきた今は、目をつぶって身体の細かい所に意識を向けても本当の当たりにいます。
少し疲れていると、離れたところにいる感覚になるので、無理したらいけないなーという、自分で自分の事をわかるサインとしても使えています。
多分、今回は普通の人にはさっぱり意味不明のビフォーアフターだと思いますが、解離性の問題を抱えている方には何かヒントになるのではないでしょうか?
私達と一緒に、貴方の生きづらさを紐解いてみませんか?
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