出せば・・・入る(息・2)

布団から出にくい朝が増えた野地です。

イキなり、問題です。
通常私たちはどのくらいの空気を一回に呼吸しているでしょうか?
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肺の容量は決まっています。

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大人の肺は、男女の差はありますが、大体2升くらいと思ってください。
(女性は少し少なめ)

そのうち、普段の呼吸時に出入りしている空気の量は500㎖。ペットボトル一本分くらいです。

そしてめでたく肺胞に届いて、赤血球さんとランデブーできる空気は350㎖ほどです。
残りの150㎖はどこに?ですよね。
気管や鼻腔などに残っていてガス交換をしてくれる肺胞まで届かないんです。

これを肺胞の立場から見ると、余裕のエコ運転。緊急事態に備えてか、余力を残しているんです。
この余力、吸える空気は約2ℓ、吐ける空気は約1ℓあります。残気量も約1ℓあるんですけどね。

この余力分の吐ける空気がずっと肺の中に滞っているのってどうですか?
暮れの大掃除ではないですが、時々出してあげませんか?

気持ちがいい時に深呼吸しますね。逆も信なりで、深呼吸すると気持ちがよくなります。

深呼吸って息を吸うところから始めるのが一般的ですが、これだといつもの呼吸+最大2ℓの空気が入ってきます。
ところが、息を吐くところから始めると、仮に吐き切った状態からだと最大3ℓ超の新しい空気が入ることになります。肺全体が新しい空気に満たされるんですね。より気持ちがいい状態を感じられますよ。
もちろん残気量として残る空気も混ぜられて、より身軽になれます。

出せば・・・入る。深呼吸は先ず出すところから始めてみませんか?

蛇足:布団から出れば、又夜には気持ちよく入ることが出来る???😅

今日は日曜日、早朝から夕方まで様々な彩りを見せてくれるお日様のように、彩り豊かな一日となりますように💖


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