主人の趣味にイライラ。どうしたら私の思いが伝わるのでしょうか?
ご相談内容
ご相談です。
あっきーさんからいただきました。
沙織さん
いつも平日毎日配信していただき本当にありがとうございます。毎日拝聴していたらどんどん自分が穏やかになっているのを感じています。
子どもへもイライラをぶつけることがなくなりました。本当に感謝です。
そんな風にどんどん心も整ってきていることを実感しているのですが、どうしてもイライラが消えないことがありまして、今日は思い切ってご相談させてください。
主人が趣味に時間をかけすぎてイライラ
私からみたらなんでこんなものを集めるのかと不思議なくらい、フィギュア集めにハマっています。そして休みの日はそれを見たり作ったりしているのですが、その姿を見てまたイライラ。
そのことを我慢してモヤモヤ、ちゃんと伝えようと思って直接伝えても喧嘩になってしまうので余計にモヤモヤしたり悲しかったり。
でも言わないと分かってもらえないと思うので、どんどん伝えていこうとは思っているのですが、喧嘩になるだけだし、さおりさんでしたらこんな時はどうされますか?どんな風に説得しますか?
その時間があるならもっと家族のための時間を作ってほしいと願っています。
沙織さんのご意見を聞かせて頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
ということでご質問いただきました。
あっきーさん
ご質問ありがとうございます。嬉しいです。
大切な人を大切にするとは
あっきーさんのお気持ちも分かる気がします。
あっきーさんはその趣味の種類がどうというよりも、家族との時間をもっととって欲しいということが本当のところなのかなと感じます。
家族を大切にしたいからこそですよね。
私だったらどう考えるかというご質問を
いただきましたので、私の一意見としてお話させていただきます。
まず、私が一番大切にしたいなと思っていることは、大切な人が大切にしていることを大切にしたいということです。
それが大切な人を大切にするということだと考えています。
正しさと奥にある大切な思い
例えがあった方が伝わりやすいかと思いますので、我が家の例を出しますと、
例えば、
主人は大のラーメン好きですw
何も言わなければ、毎日でも食べたいくらいの大好物です。
それを一面から捉えると
ラーメンばかり食べていたら栄養偏って病気になっちゃうよ、とか、もっとバランスよく食事はする方がいい、とか、それはもちろん正しいのですが、正しさが先に出てしまうと、人ってもっと奥にある大切な思いを踏みにじられたと感じてしまうんですよね。
もちろん、毎日ラーメンはさすがに身体も心配なので、こんな時どうしたかというと
まずは、そんなに大好きなラーメンの魅力を語ってもらいました。
それが思った以上に楽しそうに幸せそうに語ってくれるので、私まで食べたくなってきて、ラーメンの魅力に巻き込まれそうになりました。
私はさほどラーメンをそこまで愛してはいなかったのですが、その嬉しそうに語る笑顔を見ていたら、彼にとっては本当に幸せを感じるくらいの楽しみな時間なのかもしれないなと思いました。
だからそれを身体のためとか、普通そんなに食べないでしょとか、私の正しさを伝えるのは違うと感じました。
そこで、彼のおすすめ店や、
これから行ってみたいと思っているラーメン屋さんに連れて行ってもらうことにしました。
そして、一緒に味わい、一緒に美味しいねーっていう時間を作るようにしました。
これは私は好みじゃないかな、先日食べた方が好みだなとか、好みもちゃんと伝えるようにしています。
相手の幸せが自分の幸せ
相手が大切にしていることを大切にすると、相手は自分を大切にしてくれていることに気づきはじめます。
そうすると、
自分のために付き合ってくれていて
本当は休みの日にもっと食べに行きたいところとかがあるんじゃないかと今度は私の大切なものを大切にしようとしてくれはじめました。
ということで、今は、休日はほとんど私の好きなお店に行くようになって、それで喜んでいる顔を見るのが相手も嬉しいという循環ができています。
何が言いたいかというと
相手の幸せが自分の幸せなので
相手が大切にしていることは
私にとって興味がなくてもそれは関係なくて
大切な人が大切にしていることなら大切にすると決めています。
でもそうしていると
同じように相手も私の大切にしていることを大切にしてくれるようになります。
たらいの法則
たらいの法則もVoicyでお話していますので良かったら聴いてみてください。
相手のやりたいことを優先しているということは我慢しているということですか?
と聞かれたことがあるのですが、我慢ではないんです。
大切な人が大切にしていることを大切にすると決めているだけなんです。
そして
相手の身体を思うからこそ、毎日ではなく、週末のどちらかは好きなラーメン食べにいこう!と伝えるだけで、それを楽しみにして、毎日食べるということがなくなるんですよね。結果、体にとってもいい状況を作れました。
これが、もし、
そんなにラーメンばかり食べたら身体に悪いから今日からもうやめてね!とか
週一回にしてね!と喧嘩口調で伝えたとしたら、おそらく相手は納得せずに、自分の好きなものを理解してもらえていないというストレスが残ってしまいます。
大切な人とどんな未来を築きたいのか
大切な人とどんな未来を築きたいのかを考えた時、きっと仲良く幸せな毎日を過ごしたいとほとんどの人が思っているのではないでしょうか。
だからこそ、こうして欲しいという気持ちがでてきて、それをぶつけてしまうということが起きているのかと思います。
一旦、目の前の感情だけで動くのは一呼吸置いて、この人と、この家族と私はどんな未来を作りたいんだっけ?といつも目的を考えてみて、だとしたら今、感情でぶつけることは、その未来に繋がっているのか?を感じてみると、少しずつ答えが見えてくるかなと思っています。
本当はどんな関係性を築きたいのか
どんなライフスタイルにしていきたいのか
それを伝えることも大切かもしれません。
もし、私の大切にしているものが相手は興味なかったとしても、それを認め、でも大切な未来のために、こうしていったらどうだろうという提案をくれたとしたら、私のことを思って言ってくれているんだなと伝わるので、改善していこうと思います。
でも頭ごなしにそんなの何が楽しいの?とか
そんな時間あるなら家族時間にしてほしいとか
言われたとしたら、なんで理解してくれないの?というような、お互いの主張をぶつけあうことになります。
それは本来求めていた欲しい結果でしょうか?
本来求めているのは毎日笑顔で幸せな時間、関係性だと思います。
言葉を選び行動していく
だとしたら、そこに向けてどんな言葉を選び、どんな解釈でどう行動していくのかで関係性って本当に大きく変わっていきます。
自分の感情をすっきりさせたいから
言いたいことを言うだけなのか?
それともお互いのよき未来のために
伝える方法を選ぶのか
本来の目的はなんだったかな?という
大元に立ち返ると、どうすべきかが見えてくると思います。
あっきーさんは
旦那様がその趣味を手放したら幸せなのか?
それとも大切な人が大切にしていることを大切にしていきたいのか
どの目的でどういう言葉を使い、どう行動していくのかが変わってきてしまうので、どんな関係性、どんな家族にしていきたいのかを再度考えてみて、どういう行動にするかを決めてもいいかもしれません。
あっきーさんの描く目的のための行動であればそれが正解だと思います。
何かが少しでも伝わっていたら嬉しいのですが、あっきーさんと家族が日々笑顔で幸せな時間を過ごせますように願っております。
あっきーさん
ご質問ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?