人前に出ることを覚悟できた理由
緊張しすぎて倒れそうになった講演会
私の今のお仕事は
基本的に人前に出る仕事です。
でも
人前に出るのが得意な訳でも
人前で話すのが好きという訳でもなかったんです。
正直、今でも得意ではありません。
もともと凄まじく緊張しいで、昔から人前で話すと赤面したり、緊張して話せなくなったり、声が震えてしまったり、できれば大勢の人の前で話したくないという感じでした。
小、中、高校もそういうポジションはなるべく避けて、大勢よりも少人数でいるのが好きなそんな学生時代でした。
しかし、社会人になってから、
なぜか得意ではないのに前に出される
スピーチするチャンスがきてしまう
なぜか前に出されることが多くなってきました。
言われたからにはしっかり期待に応えたいという真面目さから、それがストレスすぎて、何度も体調を崩していた経験もあります。
自分が表にでるよりも、裏方として、人の成長をサポートしたり、企画書を作ってイベントを運営したりが好きであまりがんばらなくても楽しくできることです。
人や商品をサポートしたいという、もともとはプロデューサー気質なのかもしれません。
でも、企業さまの商品企画やプロデュースをしていても、やはり何かと前に出る機会が多くなっていきました。
仕事なので嫌とは言えない。
そんな葛藤を繰り返して
苦痛を感じながら仕事をしてきました。
大きなプレゼンの時、緊張しすぎて倒れそうになったこともあります。
はじめての大きな講演で緊張からくる震えと貧血で倒れそうになったこともあります。
人前に出ていくことで応援できる
そんな私が今、人前に出ているのには
こんな理由がありました。
10年近く前に経営コンサルタントの神と言われていたロジャー・ハミルトンにマンツーマンでコンサルを受けました。
その時に、私の悩みでもある
・人前に出たくないのに出されてしまう
・本当は人のサポートや商品の企画をやりたい
と思っているということを
相談させてもらいました。
ロジャーのアドバイスは一言
そう思うことを諦めてください
人前にでないということを諦めてください
という言葉だったんです。
えっ?どういうこと?
と一瞬混乱しましたが、
私の強みから見て、人前に出ていくことで貢献ができるというメッセージでした。
自分にスポットライトを浴びるのは好きではないと思うけど、まずはあなたがスポットライトを浴びて、そして、それからあなたが紹介する人や物にスポットライトをあてることができる。
そう言われた時に、ずっと詰まっていた何かが
すーっとなくなったんです。
ようするに、私が人前に出る理由、
意味が腑に落ちた瞬間でした。
自分が目立つために前に出るのではなく
自分が前に出ることで大切な誰かや物に
スポットライトを浴びせることができるお役目だということ。
それならできるし、やろうと思いました。
そこからは
人前に出ることが苦痛ではなくなりました。
今の目的は「美しい日本を未来に繋ぐこと」
素晴らしい人、商品が世の中にはたくさんあります。
それをたくさん紹介していきたい。
そう思うと、どんどん前に出られるようになって、
前に出るという覚悟も決まりました。
そして今は
美しい日本を未来に繋げたい!
そのために前に出る、挑戦する!
そのことで道を創り、いろいろな人にその道を伝えながら、私以外の大切な人や物にライトを当てていく。
そのためなら自分の緊張とか恐怖とかはどうでもよくなって、前に出ようと決めたんです。
ロジャーの一言で
私の覚悟が決まりました。
マンツーマンでのコンサルは当時の私には
かなり厳しい金額でした。
でも、モヤモヤが続く毎日よりも、未来のために、自分の為に相談するということに、チャレンジしてみようと思ってそのご縁にそして自分に投資をしました。
あの時、そう判断できて本当に良かったです。
解釈が変わると覚悟も変わる
人って面白いですよね。
自分の解釈が変わっただけで、覚悟も変わるし、やる理由が明確になることってこんなにもパワーが出るんだと、どんな目的を持っているかが本当に重要だと感じた経験となりました。
女子道でのコンサルもそこを意識しています。
この人がそれをやる理由や目的
そこを明確にするお手伝いをしていくこと。
人前に出るお仕事を自ら選んできた訳ではなかったのですが、なぜかいつも前に出ることになってしまう、でもそれがどんなお役目なのかが腑に落ちた時に、人前に出るということが喜びに変わりました。
現在は、講座や講演、小学校の特別授業でも
皆さんの前でお話しさせていただくことは
きっと、日本の未来に繋がっていると思えるので、お話している時も感謝ですし、嬉しい!と心から感じてられています。
人前に出ることを躊躇している人がいましたら
ぜひ、そのことによって何に繋がっていくのか
チャレンジする価値があるのか
そんなことを少し考えてみていただき
なぜそれをするのか
その目的を再度考えてみてください。
今日もお読みいただき
りがとうございました。