ikiのロゴのデザインについて
こんにちは。
ikiのデザイン担当のユカコです。
今日は長野県のとあるど田舎に引っ越して初日。今朝起きた時、窓一面に広がる山にあらためて驚きました。これから暮らす場所には冷暖房がないのですが、静かな風が通り気持ちがいいです。
冬は少し問題ですが、、笑
今日はデザインのお話を。
私はikiのロゴを担当させていただきました。
このロゴには2つの秩序を表現しています。
1つは動物の生きる秩序、もう1つは自然の秩序です。
ikiには「生き」「息」「粋」の意味が込められています。
死生観について問い、生きているうちに何を残すかについて見出します。
私たちがフィジカルに関する発信をしていることもあり、
「息」とは動物の生きる秩序のひとつであることに着想を得ました。
人間を含め動物は息が止まれば死んでしまいます。
山の形はランダムに見えて、規則性があります。
初めて知った時は衝撃だったのですが、
山は水の通り道を自ら選択していて、沢を作っているのだそうです。 水の通り道にある木は、自然に倒れ、土砂崩れが起き、古い土が空気にさらされ新陳代謝する。
そのようにして山全体が呼吸をしているのです。
山の形は呼吸の形であり、1つの秩序であると言えます。
人が呼吸する横顔と、山脈を一本の線にしました。
それが、ikiです。
このロゴができたときは、すぐにゴーサインが出ました。
一方で以前このikiのメンバーで他の活動のためののロゴを作ったときは、何度もやり取りを交わし試行錯誤をしました。
その違いは、活動や事業のコンセプトを共有しているか否かにありました。
ロゴとは、ブランドの顔なのでコンセプトを共有することができなければ、つくることはできません。
それでは、次に試行錯誤したロゴについて、そのロゴの1つのキーワードである Less is more についてお話したいと思います。お時間がございましたらお付き合いください。