ギターの音が大きくて困った

家で楽器を弾く人の悩みは
近隣住民に対しての音漏れ対策ではないだろうか?

よほど田舎のぽつんと一軒家に住んでいる人や
自宅に防音室のある人でなければ、
音対策をせずに家で楽器を鳴らせないはずだ。

私は都心の住宅密集地に住んでいるので音対策は必須で、
雨戸を閉めたり人の住んでいない方の壁を向いて音を出したりしている。


三味線には「忍び駒」というものがあり、
三味線の「駒」と呼ばれるアイテム(ギターのブリッジ部分)を
普段使っているものより高さが低いものに取り換えれば
音の響きを悪くでき音量を小さくすることができるので、
私は家で三味線を弾く時に忍び駒を使っている。
ただ、音自体はそんなに忍んではくれず(笑)
通常時の70パーセント位の音は出ているように感じるので
夜間には弾けないのだけれど・・・


3月に買ったアコギは途切れ途切れでしか弾けないので
ご近所に音を響かせてはお耳汚しにしかならないし、
じゃかじゃかコードを押さえて弾く弾き方(名前を忘れた)だと
音が大きいのなんの・・・
音を抑えるために右手の動きを小さくしたり力を弱めるのでは
練習にならないのでどうしたものかと思い、
「アコースティックギターにも音を小さくするアイテムはないのかな?」
と思案しつつ楽器屋さんに行ったら、ちゃんとあった!

ブリッジの脇をカポみたにギュッと弦を挟むものと
マジックテープで挟む力を調整できるものを店員さんが教えてくれて、
「イージーミュート」
という名前の挟む力を調整できる方を買ってきた。
カポみたいな方は
「弾いてても音がねぇ・・・全然しなくて悲しくなるから・・・」
と店員さんが悲しい目で言うので、
ちょっとくらい音が出せた方がいいかも?
と思いイージーミュートを選んだ。


効果の程は・・・

ギューッとイージーミュートを挟めば音は出ないので
音量の問題はクリアするけど、
ミュート感抜群で(当たり前だけど)自分が思った音で音が出ているのかがわからず、
音程がわかるくらいの音でご近所迷惑にならない音量に調整するのが
イージーではなかったという結果でした。

音程を気にせずじゃかじゃか弾きの練習がしたい場合にはいいかもしれない。

幸いなことに自宅の近所に音楽スタジオがあるから、
思い切り音を出したい時は
三味線とギターを背負いスタジオに行こうと思った。
1人で利用する場合は1時間700円位の利用料らしい。
1つの背中に三味線とギターの両方を背負えないので
雑技団みたいな恰好で自転車に乗らなきゃいけなくなっちゃうなぁ・・・

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