やり尽くしたかって西陽が責めてくる
2023年3月26日
「瀬戸内アイドルフェスティバル」へ遠征した事の記事。
このラインナップを見た時に、解散前である、まなまのりさ、Yamakatsu、JILLASTED
そして、最近気に入っている、ばってん少女隊
見るのは数年振りになる、私立恵比寿中学がまとめて見れるのは魅力的だな、と思った。
しかしこの週末は、東京/大阪で開催予定だった、数年振りに復活したフェス、LOUD PARK/PUNKSPRINGの開催もあったので、休みを取りつつも、ラウパ/パンスプの最終ラインナップ、タイムテーブルの発表を待ってから、どちらに行こうか決めようと思っていた。
結果、ラウパ/パンスプはお目当てが予想よりも少なかったので、広島遠征をする事に決めた。
これを決めたのが3月23日とかだったので、チケットは既に完売。
それでもリセールを狙ってなんとか一般チケットを確保。
土曜日も休みは取れていたので、3/25から広島に行く事も可能だったけど、25は東京のお気に入りのグループが来阪予定だったので、25の夜行バスで広島入りする事に。
これがタイテと、当日動いた順。
屋上ステージがメインステージって感じで、最後の5組の流れは運営も分かってるなぁって感じで納得。
しかし、ライブ前日あたりに、エビ中が特典会でお見送り会をすると発表があり、これは終盤3組ガラガラになるのでは?と危惧していた。
当日は7時前に広島駅に到着。
普段なら付近を散策したりするんやけど、残念ながら小雨な上、なぜが既に左足が痛くて、散策は諦めて、空いていた星乃珈琲店に入店。
モーニング食べつつ、Twitterで情報収集という、旅行っぽさのない時間を過ごす。
広島の駅の雰囲気が違うと思ったけど、ここ数年で改装とかされたのかな?
前回広島に来たのは5年前。
Perfumeのファンクラブツアーの広島公演と兼ねて、ヤナミューのライブを見に来てたのが最後。
この日は空きっ腹にお酒を入れてしまい、過去最悪に泥酔した苦い思い出…😓
10時過ぎにリストバンドを交換して、最近知り合ったフォロワーさんとお会いして、エビ中のベスト盤を譲っていただいた。
こちらも積んでいたCDをお渡ししたり。
そんな事をしているとエビ中のリハが始まり、ジャージ姿のエビ中による「仮契約のシンデレラ」を1.5回分観ることができた。こんな簡単にリハの様子が見れてしまうのもローカルイベントならではかもな、と思ったり。
開演まで1時間ほどあったので駅構内のビルに入っている飲食店へ向かい、駆け込みでお好み焼きを狙う。
スムーズに入店に成功し、ビールを飲みながらお好み焼きを待つ。
先に届いたビール飲みつつ、Twitterしてたら途中で気付く。
混んでるからご飯来るの時間かかるのは仕方ないけど、隣の人の方が後から来て、先に食べてるな?
これは多分オーダー通ってない…
店員さんに言って急いで作ってもらったとしても、既に開演の20分前。
早食いしてからライブ見るのも嫌やなと思い、ビールだけ飲んで、お会計を。
レジの時にご飯が来てなかった事を伝えるとめっちゃ謝られたし、まぁ、こんな事もありますよね、と思いつつも、ランチタイムに入店して、誰がビールだけで済ますねん、と思ったりも。
イベントスタート前に会場に戻り、地下ステージで
ばってん少女隊、JILLASTEDを見て、屋上へ移動。
地下ステージは混んでるとメンバーの頭がぴょこぴょこ見れる程度なので、人気グループのライブだとほとんどモニターを見る感じになってしまうなぁという印象。
低身長のつらさ。
屋上への移動方法は、普通に百貨店のエスカレーター or エレベーター or 階段を使うっていう…(笑)
もちろん百貨店に来ている一般の方々も利用される訳で、このエレベーターにスムーズに乗れるかどうかが移動のキモだなぁと。
エレベーターが10階に着き、ドアが開いた途端、某アイドルのタオルが落ちてる(笑)
ヲタク焦らないで。
そこからワンフロア分、エレベーターを使う。
10階はレストラン街だったので、間の時間で何か食べれたらいいなと。
屋上ステージは地下のステージよりも高く、人が混んでても、ある程度全身が見れる感じ。
あとは天気が最後まで持つ事を祈る。
ラテラルアークのステージを見てから地下に戻るとタイミング良くYamakatsuのSEが流れきた。
これを聴くのも今日が最後なのか…
Yamakatsuは熱心に追いかけてた訳ではないけど、初めて見た時は確か7人いたんじゃないだろうか?
初代ひめキュンのヲタだったので、当時は対バンとかでよく見てたし、曲も(当時の曲は)そこそこ知っているつもりでいた。
グループ名の表記がローマ字になってから見たのは、つい先日行われた「山活なりの甲子園」が初めてだったと思う。
ライブ前にアメ村でFRUITPOCHETTEの2人に遭遇し、声を掛けられたのに「え?誰ですか?」と聞いてしまったのは、現状今年1番の珍エピソード🤦♂️
時の流れ&マスクのせいにさせて下さい…
上記のイベントで久々に山活のライブを見て「こんな熱いライブするのに解散は本当残念。今日で見納めにしたくない」と思ったのが、今回の広島遠征の決め手になったので、アイドル甲子園さんには少し感謝。
今回の瀬戸内アイドルフェスティバルでの目的は2つあり、1つはエビ中の「ジャンプ」を聴く事。
この曲がリリースされた2019年から、自分の中ですぐに名曲入りしたので、絶対にライブで聴きたい1曲となっていた。
それを今日聴けたらいいな、と。
もう1つの目的は、山活のメンバーに挨拶をする事。
いつからかは不明だが、山活メンバーとは全員と相互フォローになっていた。
こちらからフォローしたのをフォローバックしてくれたのか、ライブの感想ツイートをエゴサして、そこからフォローしてくれたのかは記憶曖昧だが…
なので定期的にツイートは見てたし、ライブ情報もチェックしてたはずやけど、近年は通ってる界隈との対バンはほとんどなかった為、全然見る機会がなかった。
だからと言って山活目当てでライブに足を運ぶということはなく、お目当ての対バン相手に山活がいたらいいな、というレベルの浅いファン。
先程書いた大阪でのライブ時に物販行ってみようかとも思ったけど、終電が近かったのと、大阪でのライブがラストだった為、列がとんでもなくて…
なので、今回は絶対に物販に行こうと決めていた。
最初はYamakatsu→iLIFE!→エビ中の3組を見てから、物販に行こうと思ってたけど、山活終わりで屋上に上がり、早々物販待機する事にした。
神薙ラビッツ、C;ON、ガガピエロのステージを横目に見ながら、一番気になっていたモリワキユイちゃんの列へ。
チェキ撮影後、名前を聞かれ「ひょっとしたら見覚えあるかも?」と淡い期待を胸にTwitterのアカウントと見せると「あ!見た事ある!やっと会えた!初めまして!」と。
かなり前から相互フォローになってたから、一回は挨拶に行かねば、と思ってて…来るの遅過ぎるけど…
「嬉しい!でも、やっと会えたのに、夜のライブの後は特典会ないから、これで話せるの最初で最後かも知れないんだよ!」と言われハッとする…
🙎♀️関西の人ですか?
🙍♂️京都
🙎♀️京都、私好き!大阪でライブする時、時々京都に泊まってたから、色々観光したよ!アイドルで誰が一番好きなんですか?
🙍♂️Perfumeが…
🙎♀️Perfume!?私、きゃりーちゃん大好き!
🙍♂️知ってます(笑)
この会話が最初で最後と言われながらも、会話の内容は完全に初めましての内容。
一度でもチェキ撮れたらいいな、と軽い気持ちだったけど、対面しない方が幸せだったんじゃないのか…?そんなモヤモヤが頭の中を巡った。
続いてJILLASTEDの特典会へ。
まずは瀬戸ゆらねちゃん
今朝彼女のエゴサに引っかかったようで、ようやく名前を覚えてもらえたけど、もう次会うのはラストライブなのよな(笑)
🙍♂️さっきの1曲目って新曲?
🙎♀️そう、2月からやってる曲。遠征してきてくれたの?
🙍♂️今日出てる解散前の3組が一緒に見れるの貴重な機会やなと思って。寂しくなるわ…
🙎♀️そうだね…。ラストは来れる?
🙍♂️行けるはず!
🙎♀️良かった!まずは今日のイベント楽しんで!
次に、池田梨乃ちゃん
🙎♀️わざわざ遠征してくれたの?
🙍♂️こないだ大阪来てた時行けなかったし、まなみのりさ、山活も好きやから最後のチャンスかなって
🙎♀️まなみのりささんって長い事やってらっしゃるよね?
🙍♂️まなみのりさが15年、山活が11年かな?JILLASTEDがこんな早く終わるなんて思ってなかった(笑)
🙎♀️いや、ほんとにね(笑)私達は1年ぐらいで…お恥ずかしい…(笑)
自分の中では、推してるグループは長生きするという自負があったけど、1年も経たず解散という最速記録が出てしまった…(笑)
だって、確か年始に書いたnoteの記事では、オススメのグループとして紹介してたもんね。
ほんと、なんでこんな事に…(笑)
(詳しい理由は別に知りたくないし、知ったところでどうにもならない…)
地下に降りて、シュレディンガーの犬、ラテラルアークを見て、腹ごしらえに行こうとしたけど、時間は16時前。
見事にランチとディナーの隙間時間というトラップにハマる(笑)
仕方なく、空いてた和食屋に入ったけど店内ガラガラで嫌な予感が少ししてたけど、値段の割には…😔
今日、こんなんばっかりや…
少し休みつつ、ラストスパートに備える。
ばってん少女隊は今朝のライブに続いて推し曲「OiSa」が聴けたのでアガる。
転換時間中に、物販スペースで山活が囲み撮影会をやってる事に気付き、現金で参加可能という事だったので飛び込みで参加。
「ikeyan、またね!」最後にユイちゃんが掛けてくれたこの言葉に、また会えるんじゃないだろうか、という望みを繋いでもらえた気がした。
私立恵比寿中学のライブ、セトリは、正直言うと(自分的には)「あの曲聞けた!やったー!」という感じのテンションの上がるライブではなかったけど、披露された「YELL」という曲は、この後ステージに上がる3組へのメッセージだったんじゃないかな、なんて事を思ったり。
大切な人へ贈る歌として、とても素敵。
ばってん少女隊、エビ中が終わると予想通り、スタダファンは会場を去り、残り3組のファンだけが残った印象。
予想通りの展開。
しかし、このイベントのトリがエビ中だったら、まみり、ジル、山活のファンは見たい場所でしっかりとライブが見る事は難しかったかも知れない。
難しい判断。
正直、優先エリアはガラガラで、優先エリアの範囲をもっと狭めて、一般チケットの人も、もっと前で見せてよ!と思ったりもした。
まなみのりさは30分で5曲という、曲を削ってMCに重きを置いた内容だった。
生まれ育った広島への感謝の言葉。
普段、30分の持ち時間なら6曲、もしくは詰め込んで7曲はやって欲しいところではあるけど、この時ばかりは一瞬でも、そんな思いは横切らなかった。
広島にいる、広島で待ってたファンへ直接言葉を伝えられる残り少ない貴重な機会だから。
ちょうどMC中に夕日が差してきて、ふと頭に浮かんだのは
「やり尽くしたかって西陽が責めてくる」
という大森靖子さんの「死神」のフレーズ
この曲、この歌詞を聴く度に自分は「そうだよな、まだやり切れてないよな」と襟を正す思いになるけれど、
まなみのりさの3人には、こんな言葉を投げ掛ける事なんてできる訳ない。
15年間やり切った、走り切った。
だから今があるんだと思う。
MC後に披露された「栞」では歌詞にグッと来たし、「かかとを鳴らして」は所作の美しさ、マイクリレーの華麗さに見惚れてしまい何も言えなくなった。
こんなにも素晴らしい、美しいパフォーマンスがあと1回しか見れないなんて信じられない。
もう明日の話ではあるけど、時間がある人、多少でもアイドルに興味がある人は中野サンプラザに足を運んで欲しい。
チケットはどうにかなる!
多分!
トリ前を任されたJILLASTED
更に人が減ってしまったのは寂しいけど、全身、全体のパフォーマンスが見れるのは個人的には嬉しい。
入場SEの際、照明が7色に灯った時点で、隣の女性ファンはグッと来てはった。
彼女達の曲の中では「GET BACK」が好き。
『Get back down
明日も会えると当たり前に思っていたのに
何も言わずに去るのは簡単だけど
ずっとここにいるよって
叶わなくても言い続ける
ここでなら』
彼女達のラストライブは、今日。
数時間後。
グループ解散後、それぞれがこれからもステージに立ち続けるのか、引退するのかは知らないけど、
この歌詞のように、またステージに立って歌い続けてくれたらいいな。
瀬戸内アイドルフェスティバル、トリはYamakatsu
ここはライブハウスではなく、デパートの屋上。
まばらな客入り。
それでも、熱いファンが集まってる感覚。
思い浮かべたのは、「夏の魔物」という青森のフェス。
声出しOKやし、スペースあるから、もうヲタクやりたい放題。
お作法が分からないまま一般スペース最前の真ん中ぐらいで見てたから、VIPチケットのヲタクと一般チケットのヲタクに挟まれ、熱量に圧倒、そして爆笑。
さぞかしコロナ禍でのライブは物足りなかっただろうな、と。
しばらくライブを見てなかったから、すっかり曲を忘れてしまっているレベルではあったけど、「EAZY」って曲が好きだと思いました。
ヲタクの肩組みシンガロング。
こういうの弱いんす…
終盤にはオレンジのサイリウムも焚かれ、メンバーがグッと来たし、僕もグッと来てた(笑)
これが自分にとっての見納め。
Yamakatsuは4月1日&2日、地元、山口でのライブで幕を閉じる。
まなみのりさ、15年
Yamakatsu、11年
アイドルはいつか終わる。
(もちろんアイドルだけでなく、バンドとかもやけど)
始まりがあれば、終わりは絶対来る。
それは分かってたはずなのに、なぜか、ずっと続くと思っていた。
自分がヲタクを初めた初期から知ってた数少ないグループの2組が、近い日程で幕を閉じてしまうなんて。
JILLASTEDも含めると3日連続ラストライブが開催される。
なんて週末だ!
(山口には行けなくてごめん!)
話を戻すと、瀬戸内アイドルフェスティバルはデパートの屋上と地下で行われるローカルなフェスで、思ってたよりも小規模でビックリしたけど、
この解散してしまう3組を呼んで、
3組をラストで並べてくれた事には本当に感謝しています。
今回は広島観光全然できてないから、また次回の開催もあれば、その時のラインナップ次第ではあるけど、観光も兼ねて、足を運びたいなと思いました。
そして解散してしまう3組のグループ。
それぞれが悔いのないラストライブをして欲しい。
その後、それぞれがどんな道に進むのかは知らないけど、その先も素敵な未来が待っていますように。
本当なら、この記事を数日前に書き上げたかったけど、今、まなみのりさのラスト特典会の現場で打っています。
ギリギリ過ぎるやろ!(笑)
最後まで読んでくれた人、ありがとうございました。