大阪で一番かわいいアイドル
なんで、やんやんは私のところに来てくれたの?
推しとの最後の会話が、これ(笑)
いや、そういう話はもっと事前にするもんじゃないの?(笑)
思わず「え!?今、聞く!?」って返しちゃったもんな。
その辺の話も含めてブログ書くわって伝えたら「やったー!」って喜んでたけど、この記事の感想を聞く機会は恐らく、もうないのだろう。
彼女はアイドルを卒業してしまったから。
大阪の「ЯiM:MiR(リムミル)」というグループの、緑色担当だった、橋本つむぎちゃん
ニックネームは、つむつむ。
出会いは突然だった。
2023年2月14日。
アイドル甲子園@心斎橋BIGCAT
イベントに途中入場した際に、ロビー行われた特典会で初めて彼女の事を認識した。
「あの緑の子、可愛くない?なんてグループやろ?」
そこで初めて、ЯiM:MiRというグループを知った。
いや、もっと以前に対バンのイベントで見てたのに興味なくてスルーしてただけなのかも…
とにかくこの日、彼女を偶然見かけなければ、このグループとの出会いはもっと遅くなっていたと思う。
少ししてから彼女がヤンジャンのグラビアに掲載されると知り、驚いた。
うん、やっぱ可愛いもんな。
翌月の4月12日、サンホール。
対バンイベントで、初めて意識しながら彼女達のライブを見た。
予想通りのお祭り系のキラキラアイドルか…
そんな事を思いながら見てたけど、
この曲のサビ前、彼女が歌う
「また明日もまだ知らぬ味を知る」
という部分のメロディにパシッとハマってしまった。
これ好きだな、と。
そして初めて特典会に並んだ。
ヤンジャンに掲載された効果ってのがあったのかどうかは分からないけど、列は長めで、以前から彼女達を推していたヲ友達に「お、ikeyanさんもヤンジャン新規っすか?」と言われ、
いや、前回ライブで見かけた時から気になってたので、ヤンジャン新規って訳では…なんて返答をしてた(笑)
実際、彼女が掲載されたからといってヤンジャンを買ったり、立ち読みした訳ではなくて、シンプルに、ステージに立つ彼女に惹かれてしまったのだと思う。
一目惚れである。
あ、これヤバイですね、過去イチ気持ち悪い記事になりそうです!(笑)
どんな会話をしたのか覚えてないけど、彼女は、自分の声が変だから好きじゃないって言ってて、
でも、それも魅力やと思うよ、って感じに返したのが最初のやり取りだった気がする。
数年前だとキラキラ王道アイドルは好きじゃなかった。
カッコいい曲や、カッコいいパフォーマンスとか、俗にいう「楽曲派」だったと思うのだけど、ここ2年ぐらいで、今まで苦手だった王道アイドル路線のグループにもハマっていく事がチラホラあった。
グループで挙げると、カラフルスクリーム、クマリデパート、アンスリューム、MEWMなど…
自分の中の、ハマるかハマらないか、ライブに通うか通わないかの大きなポイントは、やはり「推しがいるか、いないか」という点。
よく好きなアイドルグループの話になると「誰推しですか?」って聞かれるけど、ライブは好きで、曲も好きやけど、推しは特にいないってグループもチラホラいる。
そういうグループは対バンで被った時に見れたらラッキーっていう立ち位置。
でも推しがいるグループは、行けるなら行きたいなと思ってしまうから、推しがいるかいないかは重要なポイントやと思うし、
無理にグループの中から1人を選ぶという訳ではなく「このメンバーいいな」と自然と決まる、出会うものだと思う。
幸いにもリムミルは大阪拠点のグループだったので、ライブを見る機会は多かった。
過去の自分のメモから拾っていくと、
2023年
04/12 サンホール
06/09 なんばhatch
07/06 ANIMA
07/10 RUIDO
07/26 アイドル甲子園@BIGCAT
08/05 服部緑地野外音楽堂
08/09 心斎橋FANJtwice
08/16 アイドル甲子園BIGCAT
09/03 梅田amHALL
10/15 アイドル甲子園@BIGCAT
10/21 ANIMA
10/28 梅田バナナホール
10/29 心斎橋FANJtwice
11/05 梅田バナナホール
11/16 心斎橋FANJtwice
11/19 心斎橋MUSE
11/27 心斎橋RUIDO
12/08 心斎橋BEYOND
12/20 心斎橋BIGCAT
2024年
01/05 ゴリラホール
01/21 心斎橋JANUS
01/25 心斎橋RUIDO
02/29 心斎橋MUSE
03/13 心斎橋MUSE
03/30 心斎橋RUIDO
04/05 大阪MUSE
04/10 アイドル甲子園@BIGCAT
04/11 心斎橋MUSE
04/22 心斎橋ANIMA
05/03 梅田バナナホール
05/19 生誕祭@梅田amHALL
05/30 大阪MUSE
06/05 卒業公演@梅田amHALL
約1年2ヶ月で33回かな?
関西人の「行けたら行く」は、行かない
とよく言われるけど、
ヲタクの「行けたら行く」は、ほんまに行くんよ
定期的に、良いペースでライブに足を運んでいた為か、3〜4回目の時には覚えてくれて「やんやん」と呼ばれてるようになっていた。
なんやねん(笑)と思いながらも、アイドルにニックネームを付けられたのは初めてだったので、結構嬉しかった。
え、これ、釣られてる?
彼女の事をますます好きになっていった。
けど、ライブはどうだろうか。
なんか毎回同じようなセトリやってない?
持ち曲もっと色々あるやろうに。
「楽しいライブだった!」と言える時は少なかったように思う。
決して楽しくない訳ではない。
ただ「推しに会いたい、推しのパフォーマンスを見たい、推しと喋りたい」その気持ちが先行して、ライブに行っていたような気がする。
以前noteで
「グループ内に推しがいると、推しばかり見てしまうので、グループ全体のパフォーマンスをしっかり見れてない気がする」
というような事を書いた気がするけど、残念ながらリムミルでも、この現象が起きてしまっていた。
ずっと推しの方ばかり目で追ってしまっているという訳ではないけど、他のメンバーの良さや魅力をあまり見出せていない自分がいた。
申し訳ないことに他のメンバーの顔は覚えているけど、名前も曖昧にしか覚えていない状態だったりします…
「グループ」ではなく「個人」に惹かれてしまっていた。
応援したいけど、自分が応援したいのは、グループではなく、推しの幸せだったのかも知れない。
ライブでの、グループでの魅力をあまり感じられないとどうなるかと言うと、
ライブの感想ツイートを全然しない…
チェキツイートするタイプのヲタクなら、推しとのチェキを載せてツイートしてたと思うけど、自分はそういうタイプではなく…
この記事を読んで「あれ?ikeyan、リムミル現場通ってたんだ?」と驚くヲ友達もいるかも知れない。
それぐらいリムミルに関してのツイートをして来なかった気がします。
(もちろん、意地悪でツイートしないでおこう、なんて思ってた訳ではないよ!)
リムミルはお目当て入場特典として、動画が撮れる時があった。
推しが自撮りをしながら喋ってくれる訳やけど、
「頑張ってね〜!」とか「大好きだよ〜!」とかコメントしてくれる訳で…
こういう特典をもらえる機会は他のグループではほとんど経験したことなかったので、とても嬉しかったし、ますます好きになっちゃうやつだな、と。
純粋に、素直に、疲れた時の癒しになってました。
本当にありがとう🙏
(気持ち悪いですか?まだ行けます?)
2023年の末にEPが配信された。
その中に収録されていた「ユメノツヅキ」という曲があり、初めて聴いた時点で気に入った。
一言で言えば、「ヲタクがいるから頑張れるし、ステージに立ち続けて、これからも歌い続けるよ」というような歌詞。
いやね、こういうメッセージ性強いの、グッと来ちゃうんですよね…
バンド系はメタルとかハードコアとか激しいのが好みやけど、その反動なのか、アイドルの曲はバラードやミドルテンポの曲に惹かれる事が多かった。
ただ、こういう曲が増えると、どうしても「卒業ライブで披露されたら泣いてしまうな…」とか考えてしまう…
いつだったか、特典会で「私はどんな性格だと思う?」と聞かれた事があった。
「フワフワしてるイメージやけど、実はしっかり考えてて頑固」って返答した。
多分、それは当たってたんだろう。
2024年3月13日の18時。
家を出て、リムミルのライブを見に向かってる途中でMIGMA SHELTER無期限活動停止の知らせが目に入り、めちゃくちゃ落ち込んだ。
思わず、路上で立ち止まってしまう程に。
更にリムミルのライブを見終えた、21時、今度は大阪の推しグループであるsui suiの活動終了が発表された。
1日で推し2組の終了を知らされるヲタク、レア過ぎるだろ?
しかも、両組ともラストライブは6月。
今年の6月は、辛い月になりそうだな、と感じていた…
この時も、リムミルはお目当て入場特典で、動画が撮れる事になっていた。
どんな動画がいいか尋ねられた際に「落ち込んでる時に元気がもらえる感じのやつ」とお願いした。
後で動画を確認すると「凹んでる時は、やっぱりつむでしょ!しんどい時は癒してあげるから、また会いに来てね!」的な内容。
あぁ、ありがてぇ、ほんまに癒されたわ…
しかし、知らせは突然に。
4月1日の定期公演で、6月につむつむが卒業される事が発表された。
今年いったいなんなんだ…
長年ヲタクしてるけど、一月で推しを3人失うのは初めての経験。
でも、別の目標ができて、それを目指すなら、応援するしかないよね。
それぞれのラストライブの日程がバラバラなのが、まだ救いか…
卒業公演前には、5月に生誕ライブもあるという事で、両方マスト案件だな、と。
2024年5月19日 生誕ライブ
生誕ライブは2時間ぐらいたっぷりライブをやってくれた充実の内容。
しかし、途中、聞き馴染みのない曲が始まり、ヲタクは大盛り上がり。
この曲、めっちゃいいな。
歌詞をよく聞くと「メガリス」って言ってんな?
え!以前からヲ友達が「めっちゃいい曲やけど、全然やらないんすよ」っ言ってた曲って、これか!
正式名は「メガリスを探して」
調べたら、サブスクにはなくて、昔のシングルのカップリングっぽい。
さすがに過去のライブ映像まではチェックしてなかったので、完全に初見。
おい!なんで、こんないい曲もっとやらへんねん!
あと聴けるとしても、(自分は)あと1回しかないんやぞ!
この曲をもっと早くにライブで聞いていれば、もっと早くファンになっていたかも知れない。
それぐらいシンプルに「いい曲」だと思った。
対バンのセトリって、ほんと大事。
生誕に合わせて通販チェキが販売され、運良く購入できた。
届いたチェキの裏面には、びっしりとメッセージが書かれており「やんやんが大変そうだった時期に、実は私も卒業の予定が決まっていて、どうしようかと思った」という内容。
動画では笑顔で「癒してあげるねー!」と言いながらも、内心は卒業決まってて申し訳なく思ってくれてたんか…
その優しさに涙が出そう…
2024年6月5日 卒業ライブ
ミシェルロス(MIGMA SHELTERのラストRAVEは6月2日)を引きずったまま、推しの卒業を見送らなければならないのは、二重に凹む感じではあったけど、無事見に行けただけでもホッとした。
ライブは生誕ライブよりも短めやったけど、メンバーや家族からのメッセージ動画や、途中衣装チェンジもあり、最後には本人からの手紙。
泣きはしなかったけど、やっぱり推しはキラキラしてて可愛かったし、最後の白衣装は素敵だった。
こんな褒め方、滅多にしないんだからね!
最後の特典会では、いいライブやったね。緊張してるようには見えなかった。またどこかで会えるように願ってる。というような事を伝えた。
そして、彼女からの最後の言葉が、冒頭にも載せた、
なんで、やんやんは私のところに来てくれたの?
いや、ほんとにね(笑)
その理由は兼ねて、つむつむとの思い出を書いてみたけど、こんな記事で伝わったかしら?
ここから下はオッサンヲタクが書いてるという事を忘れて読み進んで欲しいんですけど、
これまで色んなアイドルさんを推してきて、話してみて、こんなにも何度も
「大好きだよ〜!」とか「ラブ!🫶」とか、こんなにも何度も言ってもらった経験は初めてだったかも知れない。
そういう会話に慣れてないというか、照れてしまうから、笑って誤魔化してた事も多かったと思う。
彼女のそんなキャラクターや、優しさが、大好きでした。
ヤングジャンプでは「大阪で一番かわいいアイドル」とキャッチコピーが付けられていたけど、
自分にとっては、現アイドルで一番かわいいアイドルでした。
でも、今は一番かわいい一般人かな?
直接ではないけど、文面で申し訳ないけど、最後にちゃんと書いとくね。
つむつむ、大好きだよ!
元気でね!
また会えたらいいね!
幸せになってね!
ほんと、ありがとうね!
彼女の未来に幸あれ。
<追記>
彼女が卒業前に通販していた、卒業記念チェキが届き、裏面にこの記事を読んだ感想を書いてくれてた。
早めに書いて良かった。
また、いつか、どこかで会えると願ってるよ!