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センシュアスシティ 街を測る8つの指標

店長の池上です。この記事はどうすれば自分の住む街を楽しくできるか、そのためにできることはないか考えた事を書きます。

「住む街を楽しむ?」
「この辺ホント、何にもないし。」
「イヤ、うちの地元じゃ無理でしょ~」

って、思った事ありませんか?
僕はあります。出身が高知県の西の端っこで、漠然と「楽しいことないなぁ。」と思っていましたから。  

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まず行きたいお店が無い(センスのいい本屋さん、雑貨屋さん、カフェetc.)。1人でホッとできる場所が無い。公共交通網が乏しい。
そもそもお店自体が無い。どこに行っても知り合いがいるし、たまに来るバスを逃すと2時間待ちだったりしました。

皆さん「住む事の楽しさ」って何だと思いますか?

面白い物指しで「住む」を定義した方がいらっしゃいます。LIFULL HOME's 総研の島原万丈さんです。

島原さんの定義する「Sensuous City 官能都市」とは身体で経験する都市。その官能都市っぷりを測る物指しが面白い🎵

1.「共同体に帰属している」
2.「匿名性がある」
3.「ロマンスがある」
4.「機会がある」
5.「食文化が豊か」
6.「街を感じる」
7.「自然を感じる」
8.「歩ける」

以上8つの指標を100点満点でレーダーチャートにし、日本中の都市を評価されています。
面白いのは8つの指標それぞれにさらに細かな指標があって、「共同体に帰属している」なら"馴染みの飲み屋で店主や常連客と盛り上がった" 何点とか、「街を感じる」なら"活気ある街の喧騒を心地よく感じた" 80点など、住む楽しさを巧みに言語化した指標ばかり。「ロマンスがある」とか気になりませんか?ぜひ一度ご覧になってください😊

この指標を頼りに、これからどうやって自分の住むこの街(京都市右京区太秦帷子ノ辻町)を楽しくしていくかを考えています。

今から取り組めて効果的なのは指標の7「自然を感じる」にある「公園や水辺で緑や水に直接ふれた」「木陰で心地よい風を感じた」つまり素敵な公園を作る事ではないかと思っています🍀

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帷子ノ辻は京都の中心地からはやや離れた所ながら、電車もバスもあるし銀行、スーパー、ドラッグストア、ちょっと歩けば温泉まであるうえ飲食店も少なくない。なのになんだかパッとしないのは、ちょっとひと休みして、ホッと一息つける場所がないからなのではないか?

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目の前が緑豊かな公園のカフェに憧れます。公園にはゆったり座れる所があって、色々な人がやって来て、ひと休みしたらまたどこかへ向かっていく。時々それをぼんやり眺めながらお気に入りの本を読む。そんな時間が僕は好きです。

無ければ作ればいいじゃない?

ちょうどIKEYAの向かい側に、駅前なのにずっと空き地のままの場所があります。この場所を公園にしたいなぁ。そんな想いを胸に秘め働いています。それはイイ♪と思った方、一緒に作りませんか?IKEYAでは一緒に働いてくれるスタッフさんを募集しております。

あなたの街はどんな所ですか?
「センシュアスシティ」8つの指標をヒントにすれば、もっと楽しい場所にできるかもしれませんよ🎵

#まちづくり   #帷子ノ辻 #太秦 #センシュアスシティ

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