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2日間ドラム三昧、池脇ドラム合宿vol.2 を終えて。

こんにちはドラム講師の池脇嘉一です!
2023年6月17・18日に行われたドラム合宿について、内容や感想を書いて行きます!
いやー!今年も本当に熱かった!ドラム三昧な2日間になりました!
かなり長文&乱文になってしまうと思いますが、熱をいれて書くので、ぜひご覧ください(^_^)!!!!

待ちに待ったこの企画!!
去年初めて行ったこのイベント。準備も会場の予約も、初年度は特に大変でしたが、去年頑張った分、今年は少しスムーズに。
反対に、去年の反省点や経験値をもっと活かそう!という方向にパワーを使う事が出来た気がします。 結果、大変さは変わらないけど、その分、参加者さんに還元出来きた様に思います。

とは言え、集まった方で内容も方向性も雰囲気も変化して行くドラム合宿。
何があっても全力で対応できるように、事前に沢山準備をしておいて、当日の様子や、参加者さんへのリクエストなども聴きつつ進めて行きました。

全国からいろんなドラマーが集合!

初日は午前中に搬入開始!もちろん、僕一人じゃとても無理なので、僕のイベントではおなじみ、taichiくんをスタッフとして同行してもらい、お手伝いしてもらいました。今回もありがとーー!!

3時間ぐらいで準備が整い、13時。時間通りに参加者さんが会場入り。
練習パッドや譜面台、余裕のある方はバスドラのペダルとパッド、スローンなどを持参し集まってくれました!

参加された方は、前回同様、年齢・性別・ドラムの習熟度はバラバラだったのですが、今回は上級者な方が増えた印象で、Youtuber、ストリートドラマー、2万人規模のフェスに参加するバンドマンなどなど、気合十分な方々も。もちろん、ドラム初めてあまり月日が経っていなかったり、自称「初心者」な方々も多く参加! 都内、神奈川、千葉、埼玉の関東の方の他に富山県や大阪、など遠方からの方も。

はじめましてな方も最初は緊張した面持ちでしたが、帰りは参加者さん同士で車に乗り合い、送迎する場面もみられるほど、仲良くなってました(>_<。 そんなシーンが見られるなんて、ほんと嬉しい(>_<)

レギュラーメンバー「池脇組」も参加!

余談ですが、僕のイベントはめちゃくちゃ人に恵まれているんです。
集まる方の人間性が毎回素晴らしすぎて、若干それに慣れてきてしまうぐらい。

セミナーや合宿などイベントにほぼレギュラーで参加してくれる「池脇組※」の存在も僕にとってすごく心強い存在。
池脇組が密かに僕の手の届かない所でサポートしてくれていて、ひとりになっていたら誘ってあげてたり、困っている方に声を掛けたり、逆に気を遣わせないように見守ったり、、、イベント前に参加者さん名簿にある池脇組の名前を見るたびに「今回もきっと大丈夫!」と成功への光が見えてきたりする程、僕の心の支えになっているのです。ほんと。
僕のイベントに参加した方ならわかるはず(>_<)
※たったいま「池脇組」って名付けちゃった。


練習開始!

まずは参加者1人ずつ自己紹介!!
しかもドラムを軽く叩いてもらってからの自己紹介。
かなりハードルは高いかもしれないのですが、コレがかなり後から大切な事だとジワジワ気づいたはず。
そう!!!一気に仲良くなれるのです!!!
大変な経験を共有、、何なら「池脇さん酷いよねー!」ぐらいの感じで笑いながら話が出来るし。

そしてそのあとはお馴染みの
脱力体験コーナー&脱力練習!!

同じ時間練習するのであれば、何を目標に、どこを目指していくのかを
知っていた方が、個人個人、高みを目指せるので、超基礎から開始!

なかなか難しいのですが、それぞれコツを見つけたり、今後の課題にしたり。

基礎って重要。&スタッフtaichi くん。

そして次はシングルストローク
の前に、、、1つ打ち!!
コレも超重要!!!
基礎をわかっている上級者・ベテランドラマーほど熱い気持ちでに取り組んでいたようにも思います。難しい方には個別指導しながら。

そして心強いのはスタッフのTaichiくん。池脇が全体を指導している時などは個別に参加者さんからの質問に応じて的確にサポ―ト!
ほんと、頼りになる!大好き!(笑)

合宿終了後、2人でお疲れ会を兼ねての中華屋さんで。

スタッフのTaichi。彼はプロとして活動しているドラマー。
10年ほど前、彼が高校生の頃に池脇ドラムスクールの門を叩き、奏法、グルーブ等ドラムの基盤を学び、その後結成したジャズ中心のバンド「寿司ドミナント」を結成。バンド活動をつづけながらポップスやロックバンドのサポートやRECも行っていて、去年あたりに音楽事務所から声が掛り、ドラマー街道を順調に進んでいる。 寿司ドミナント公式HP:https://sushidominant.amebaownd.com


譜面読み方と初見で合奏

シングルの後は、座学!
楽譜の読み方やフィルインなどでの手順の見出し方。

そしてそのまま、リズム譜を読んで合奏!

譜面が苦手な方もいるので「その部分は『ラッキー池田!リラックマ!』ね!」など覚えやすい言葉に置き換えつつ、まじめにやりつつ、笑いつつ、休憩しながら練習しました。

交流をしながらの晩ごはん。

夜ごはんは食堂でそれぞれ好きな定食を頼み、そのまま乾杯!
参加自由の深夜練習まで時間があったので、ドラム叩きたい組は練習室にてドラム合戦!池脇は耳を休めのんびりと食事とお酒を楽しんでました。


深夜練習も盛り上がりました!

ジャズセッション入門講座

深夜練習はTaichiくんによるジャズセッション入門講座。
難しく見えるジャズのアドリブ演奏が実は身近なフィルインやリズムパターンだけで素敵な演奏になるという事を、具体例を交えて紹介してくれました。今回、初めて集団レッスンという形で、指導を行ったようで、あとで、「緊張したー!」と言ってたけど、かなり好評なコーナーでした!
ゆくゆくはドラムレッスンも大々的に行えるようになってもらいたいので、今回の参加者はその第一歩を目撃できたのかも。

taichiくんの演奏はこんな感じ。(ツイッターより)


質問コーナー

そして質問コーナーへ。
taichiくんコーナーの流れもあり、ジャズの質問も。
そんな時は僕よりも造詣が深いTaichiくんが説明。他にも、グルーブについてや、バスドラの踏み方、会場の違いによる音量バランス、などなどたくさんの質問を受けつつ、一段落したところで、、

初日のラストはドラムカラオケ①

ドラムカラオケ①

希望者&指名順に前に出てきてもらいドラムを演奏してもらいました!
ドラマーの視線を感じながらのドラム演奏って、普通のライブよりもよっぽど緊張するけど、めちゃくちゃ良い経験にもなるのです。
むしろ、なかなか無い機会なので、多少、いや、だいぶプレッシャーを感じていても挑戦してみた方が良い経験なのです!!

僕も以前、そうそうたるレジェンドドラマーの前でドラムを叩いたけど、初めての時はめっちゃ緊張した。二回目以降はもう開き直り。
だって、自分の実力は普段の努力以上には出ないんだもん。
隠してもカッコつけてもダメ。全部丸わかりなの。

だからいまさら緊張する必要もなくて、ただいつものように、いつも人前で演奏するように叩くだけなんだ。
って僕は思う。

「一流の音楽家は人の演奏にとやかく言わない。
もちろん求めれば的確なアドヴァイスは貰えるが、
批判したり、見下したり、バカにしたりなんてしない。
だから自信をもって演奏すればいいんじゃないかな。なんて思うのです。」

いけわきよぴかず


なんつって。

という事で、いつもと違う環境で、リハなんかも無いし、モニターがバッチりなライブ環境とかでもないけど、ちょっぴり~だいぶ緊張しながらも、一人一人演奏してもらいました!
それぞれ個性が出ていて、素敵な演奏だと僕は思いました(^ー^)


深夜まで座談会

夜は更け、希望者と座談会。
夕食で余ったお酒をたしなみつつ、和気あいあいと、夜遅くまでドラム話や日ごろの相談や、たわいものない話で盛り上がりました。
みんな仲間。ドラムが好き。
この日、このタイミングで僕のイベントに参加してくれて、たまたま出会った仲間。楽しくないわけがない。

もっとたくさん話をしたいなぁと思いつつ、あっという間に時間は過ぎていきました。
最高な時間でした。

2日目。

2日目は朝食から。窓には鮮やかな芝生と広くて青い空。
朝食は自分で小鉢を好きなだけ取って食べるスタイルなので、ご飯を3杯おかわりする人も。
池脇は普段、朝ごはんを食べないのですがせっかくなのでちょっとだけ。きっと都会のオフィスに勤めているOLのお昼ご飯よりきっと更に少ない。

そして広い庭を個人的に散歩した後、朝練開始しました。

ルーディメントの時間。

初日のどこかでダブルストロークを確かやっていて、そこからルーディメントへ。もはやこの辺りは何をやったかだんだん記憶が薄れてきている。

朝はドラムセットの大音量をあんまり聞きたくないなぁって僕は思ってしまうので、しずかに出来る練習、そして この後にもつながるメニューにしてありました。

「ルーディメントはシングル・ダブル・トリプル・クアドラプルの重なり方などを効率よくまとめてくれたもの」という発想で僕は捉えているのですが、
コレ。挫折する人が非常に多い

それもそのはず。だって、順番通りだと急に難しくなったりするんだもん。

って事で、
難易度順に並び替えて、
その意味や練習の意図を壊さず分解し、
取り組みやすいように説明。

40パターンもあり、とても合宿の枠内では収まりきらないので、
全部は出来なかったのですが、、、

ルーディメントを挫折せずに取り組めるメソッドは解説出来たので、
池脇的にはまぁまぁ1段階説明できたかなって感じです。

あとは、興味が更に湧いて、深堀りしたくなった時に、思い出してもらえれば、きっと大丈夫!

池脇的にはめちゃくちゃ良いコンテンツだと思うので、そのうちnoteで販売しようかななんても思っている次第です。


お昼のご飯とドラム合戦

お昼はカツカレー。
カレーライスはおかわり自由なのです。
僕は普通盛りとコーヒーをゆっくり2杯。

ドラム叩く組は練習部屋にてドラム合戦!

ロビーで談話する人や、質問をしに来る人。

いい天気の中、芝生の庭を散歩するのもいい感じでした。

そして合宿のラストスパートが始まるのです。

ラストスパート

そのあとは本当に思い出せない、、(笑)
僕も曲に合わせてドラムソロをした気がする。

質問コーナー②

質問コーナーや基礎の復習もした。アンサンブルに於いてのドラム各楽器の音量バランスについて話しみんなで実践したりも。

「みんなのバスドラの踏み方を見てみたい!」っていうリクエストもなんだか印象的でした。僕はレッスンで、一応数種類の踏み方を、ペダルの動きや、身体の関節の動き、筋肉の使い方などからの面から説明を行えるので、具体的に踏み方を直接指導し改善、上達に結びつけるという事を多々行ってきているのですが「いろんな方の踏み方を見る」という事自体に、結構価値があるし、ドラマーが集まっているからこそできる事だなと感じました。

同時に、
僕も1つのテクニックを出来るだけ多面的に捉え、研究したり指導したものを人に伝えているのですが、多面的なものを僕と言うフィルターを通した時点で集約的な、一画的なものになっているって事に気づかされるというか。 
言語での説明をしない方が良い場合があるって事を再認識したり、
精度が高い完成した動きや状態だけでなく、その発展途中の状態の方が学びやすいケースがあるだろうなと思ったり。

なんて感じで、ちょっと長くなるのでこの辺までにしますが、
池脇的に学びになる印象に残るシーンとなりました。

ドラムカラオケ②

ドラムカラオケ②では「普段やっている基礎練習です」と公開基礎練習を披露する方や、合宿用に練習してきた曲を演奏してくれる方、ドラムソロを披露してくれた方に「もう1回別バージョンで!」って僕がリクエストしてみたり、所属バンドのオリジナル曲をガッツリと演奏してくれたりと(アレはお得感があった。)様々。

それぞれ印象深かったのですが、「人前で初めて演奏するんです」と言う女子ドラマーが曲に合わせて演奏してくれて、なんだかすごくそれも貴重だったなぁと。

「いろんなドラマーのいろんなスタイルの演奏が見れてかなり刺激になった」と感想を頂いたり、良い時間となりました!

最後はみんなでセッション!!

音楽に合わせて、ドラム3台使って演奏!「アドリブって意外と難しい(>_<)」と気づく方から、「シンプルなフレーズたたいてるだけだったけど、楽しい!」って思う方まで。ラストは演奏慣れしているメンバーでソロ合戦!あっという間の時間でした。

そして、楽しくて濃厚な2日間も終わりが近づいて、最後の挨拶。
もう終わってしまうのか、まだまだみんなで練習していたいなぁという気持ちを抱えたまま池脇からの挨拶。からの集合写真からのみんなで片付け。

本当に楽しい、充実した2日間でした。

参加者さんからのメールを読み返してると、
やって良かった。また来年も絶対にやるぞ!って気持ちがまたふつふつ湧いてくるのです。

2024年の池脇ドラム合宿は!?

来年に向けてまた、動き始めました!!!
そして場所も確保してしまいましたーーー(>_<)!!!
かなり激戦だったのですが、無事、予約完了!
更に良い条件の環境が出てきてしまったら変更するかもしれませんが、開催できるはず!!

次回、2024年は今回よりも更に大きな部屋を1つと、ドラム叩き放題部屋を設置予定!めっちゃくちゃ楽しいイベントにするので、ぜひぜひ参加してください!! 今日からまたガンガンいこーぜ!!!

2023年6月22日 22時54分 池脇ドラムスクール ドラム講師 池脇嘉一。

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