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小説集『フルトラッキング・プリンセサイザ』書評・感想・反響まとめ
小説集『フルトラッキング・プリンセサイザ』書評・感想・反響のまとめです。
(更新:2025/01/01)
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『フルトラッキング・プリンセサイザ』はうつヰという登場人物を中心とした3編の小説で構成しており、全体でひとつの長編としても読むことができます。
『フルトラッキング・プリンセサイザ』(池谷和浩)を読み終えました。表題作は雑誌掲載時に読んでいたので、再確認くらいの感じで読んでいたのですが、三編目「メンブレン・プロンプタ」で度肝を抜かれました。表題作の後日譚というよりは表題作が前日譚となるようなインパクト。 pic.twitter.com/hwp3bBIgRY
— 倉下 忠憲 (@rashita2) June 16, 2024
このような反応をいただくと、単行本化によって増幅された作品どうしの倍音のような何かが生まれたようで嬉しく思います。受賞時に『ことばと』に掲載された作品を読んでくださった方々にも、お手に取っていただけることを願っています。
このnote記事では、収録された各作品について読まれた方のご感想などのリンクを随時更新でまとめていきます。基本的に、ある程度ボリュームのある記事(そして概ね褒めてくださっているもの)をピックアップしています。
『フルトラッキング・プリンセサイザ』池谷和浩
・第5回ことばと新人賞「フルトラッキング・プリンセサイザ」
・短編「チェンジインボイス」うつヰらの学部生時代
・中編「メンブレン・プロンプタ」表題作から約1年後のうつヰら
単行本レビュー
倉下忠憲さん/Honkure
大澤聡さん/毎日新聞 文芸時評 5月
日比野心労さん/note記事
大原鉄平さん/ツイッター、YouTube
池谷和浩さん『フルトラッキング・プリンセサイザ』所収の「メンブレン・プロンプタ」読了。呆然としている。何も書きたくないけど書く。以下若干のネタバレ含みます。… pic.twitter.com/QvRSDMv8cP
— 大原鉄平🚲八月のセノーテ (@teppeioharabcb) June 26, 2024
小説家の大原鉄平さん(「森は盗む」「八月のセノーテ」)のYouTubeチャンネルに出演し、感想をお聞かせいただきました。私からも背景の解説などをしています。
バーチャル美少女ねむさん/note記事
ねむさんとは刊行記念トークイベントの第2弾「文化実践」編でお話をしており、開催後のまとめも公開されています。アーカイブ動画もあります。
ソーサツ・チエカさん/note記事
香山リカさん/NEWSポストセブン
本猿さん/ブログ
京都岡崎蔦屋書店 駒田隼也さん/京都新聞
山野弘樹さん/書肆侃侃房 Webページ
![](https://assets.st-note.com/img/1721804878059-kd6duaDJOS.png?width=1200)
松島倫明さん/WIRED 日本版
『WIRED』日本版 松島編集長の #おすすめ本 📚
— WIRED.jp (@wired_jp) July 25, 2024
『フルトラッキング・プリンセサイザ』池谷和浩 著
▼おすすめポイントは動画で pic.twitter.com/5wxuFwReRE
鈴木成一さん/毎日新聞
カムクワット読書会さん/note記事
八木寧子さん/WIRED
つかつさん/ツイッター
池谷和浩『フルトラッキング・プリンセサイザ』#読了
— つかっちゃん読書@純文学ユーチューバー(文学フリマ東京39で「小説1000冊ブックガイド」販売予定) (@book_tsukatsu) October 1, 2024
不注意気味のうつヰは映像や3DCGを扱う会社に勤めており、仕事が終わると京王線を模したVR空間で女王様たちと交流する。フリーとなったうつヰと鳥居と富士見が事故に巻き込まれる話も収録。大きなオチとかもない色んな意味で日常の不思議な小説だ。 pic.twitter.com/SJgDzR8SFC
海猫沢めろんさん/共同通信記事(新潟日報、愛媛新聞、東奥日報、神戸新聞、佐賀新聞など)
とと戸さん/note記事
をかしさん/note記事
単行本発刊前 Web記事
こちらは小説集の発売前に表題作「フルトラッキング・プリンセサイザ」についていただいたレビュー。
「フルトラッキング・プリンセサイザ」について。
— 宮崎智之 Tomoyuki Miyazaki (@miyazakid) November 17, 2023
文学は言葉でつくられた世界であり、その世界(言語芸術)がOSだとすると、その上で物語や人物がきちんとバグなく有機的に作動している。うつヰがVRの世界がきちんと作動するか調べていたように、そのように設計されている作品だと思いました。
文芸誌 時評等
メジャー文芸誌の新人賞受賞作掲載と同時期に各誌で取り上げていただきました。(実は、文學界1月号の新人月評のページを開く時が、受賞から今日までの一連の出来事の中で最も緊張しました。お茶の水の丸善の店頭で薄目を開けて恐る恐る見た。オフィスへ行って、ほっとして同僚に報告しながら涙が出てきた。内緒です)
以上です。
またどこかで取り上げていただいたら、随時更新していきたいと思います。
お知らせ 直近のイベント出演
2025年1月11日(土)に、昨年発表した新作「警告してやる声が要る」に関連したトークイベントを開催します。『フルトラッキング・プリンセサイザ』にも関連した作品(具体的には、「メンブレン・プロンプタ」の前日譚)なので、本書を読んでくださった方にもお楽しみいただけるかと思います。小説の「声」について。お気軽にご参加ください。
こちらは近況と告知のマガジン
それではみなさん、
ねこによろしく。
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