近況と告知 ねこによろしく(3)
近況と告知です(2024/02/08)
こちらは前回のnote記事
講談社が運営する文芸メディア「tree」の「この新人賞受賞作がスゴい!」という連載で、作品を取り上げていただいたことなどを報告しました。
さて、前回悩んでいた近況報告用note記事のタイトルに、毎度の締め文句「ねこによろしく」を掲げました。松谷みよ子さんのオバケちゃんシリーズにあやかっています。
今回の近況報告
「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」(好書好日)
好書好日の人気連載「小説家になりたい人が、なった人に聞いてみた。」でインタビューしていただきました。ライターの清繭子さんと直接お話できて楽しかった。
こちらはスピンオフ記事
読書会イベント(書肆 海と夕焼 in マルジナリア書店)
「フルトラッキング・プリンセサイザ」の読書会を開催いただき、作者としてゲスト参加しました。
どうしてあの路線(方向性のことではなく、具体的な私鉄が出てくること)なのか、どうしてあのような語りになっているのか、ということなど、あれこれご質問いただけてありがたかったです。視点や関心の異なる参加者の方が集まったので私もたいへん勉強になりました。
ある描写や記述に言及してもらうこと。それ自体で、作品とその細部が”ある”ということを初めて自分で実感することができるのだと知りました。感想や批評が伴っていなくていい。読んだ人から、細部に言及されること。
『文藝』季評
『文藝』2024年春号で「フルトラッキング・プリンセサイザ」(約150枚の中編小説。第5回ことばと新人賞受賞)を取り上げていただきました。
『文藝』は高校生の時に初めて投稿した文芸誌だったこともあり、手に取って感慨深いものがありました。現代文学は同時代の識者からの批評と合わせて成り立っているのだということを知ったのも文芸誌です。
GPTs うつヰが居る風景
ChatGPTのカスタマイズ機能で、フルトラPジェネレータを作りました。ロケーションだけ入力するとうつヰっぽい人物がそこに居るシーンの絵が生成されます。
最新のアップデートでは、ねこが画面のどこかに配置されるように調整しました。基本的に黒猫が生成されます。(いま書いている作品に黒猫が出てくるので)
告知
イベントや取材は一区切りしました。単行本の制作と、いま取り組んでいる作品の執筆を進めていきます。
好書好日の記事のプロフィールで、単行本の予定について掲載されました。5月に、受賞作の続編を収録して刊行になる予定です。応援いただけたら嬉しいです。
今回は以上です。
ねこによろしく。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。つたないものですが、何かのお役に立つことができれば嬉しいです。