
テクノロジーカルチャー・セッション 第5回 ゲスト:寒竹泉美さん(小説家、理系ライター)
小説家、理系ライターの寒竹泉美さんへの公開インタビューを行いました。
2022年11月29日(火)14:30-15:00 Twitterスペースにて
開催趣旨と過去の記録はこちらのマガジンから。
寒竹泉美さんについて
近著(共著)
Webサイト
お聞きしたこと
こんな質問をしました。
・どんなお仕事、活動をされているか教えてください(小説家、理系ライター)。また、バックグランドとして医学の博士号をお持ちですが、どのようなご専門だったのか教えてください
・OuraRingを装着されていますが、いつから、なぜ指輪デバイスによるセルフルトラッキングを始めたのですか?
・テクノロジーカルチャー、という視点で寒竹さん自身を振り返ったとき、何か思うことや感じることはありますか? 別の言い方やネーミングをするとしたらどんなものがあり得ると思いますか?
・領域を問わず、共感したり自分に似ているなと思う人はいますか?
すごく簡単なレポート
小説家デビューの後、医学博士のバックグラウンドを活かし理系ライターとしても活躍されている寒竹さん。ことばによる創作の技術と、科学的なものの見方を併せ持つプロフェッショナルです。
「電子小説」がPCという媒体のときは広がらなかったが、ケータイやスマホという持ち歩ける媒体が出て、紙の本と同様、持ち歩けてどこでも読めるという形になって現代では定着した。ここから考えると、小説や本の良さの本質は”持ち歩けること”なのかもしれない。
テクノロジーは空気のように体に馴染みつつ、いつの間にか進化している。技術から生まれる文化も同じ。
だが、それを作品に表現する時は、自覚的になる必要がある。中にいるだけでは書けない。
ひとつの領域に籠もらずに、ワクワクする新しいものとして興味の無い人にも伝えられるあり方に共感する。
今回の音声アーカイブはこちらです。
第6回の開催が決まったら、私のTwitterのタイムラインにてお知らせしていきます。
関連する過去のnote記事はこちらのマガジンにまとめています。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。