”楽観主義的”に戦う 【第六話】
10月14(金)。超微細筋肉反射テスト In Depth 講座を終えた。端的な感想を述べるならば、緊張感あり、目から鱗の体験、抜く時は徹底的に抜く、領域を超えることが見えてくる、本気は酔う、ということである。
私は、昔から休み方が下手であった。ON、OFFが非常に苦手であったがこの講座を終え、ON、OFFが人間に必要であることを腑に落とすことが出来た。
ある人はいう。このIn Depth 講座は”終わりではなく、始まり”だと。この技能を活かすも、殺すも、伸ばすも、今後の自分次第。
10月17日(月)。遂に2022年の久米島夏合宿は最終週を迎えた。
アストロキネシオロジー初級(10月17日(月)、18日(火))とアストロキネシオロジー中級(10月19日(水)~10月21日(金))で締めくくりである。
前週の2週間の講座を終え、ほとんどのメンバーは残った。
アストロキネシオロジーとは何か?を説明する必要がある。
アストロキネシオロジー(Astro Kinesiology)とは、
astrology(占星術)+ kinesiology(キネシオロジー)の造語であり、この概念自体は師・齋藤慶太が発明し、独自に発展させてきたものである。
師は西洋占星術を”不透明”と表現している。
この”不透明”さとは、
・西洋占星術書における、同じ星の記載(同じサイン、ハウス、アスペクトの組み合わせ等)がそれぞれ異なっている
・占星術家の言っていることがそれぞれ違う
ことを示す。つまり、”どれを信じていれば良いのか分からない”状態になるのである。混乱しているのはなにも占いを受ける顧客側だけでなく、”占う”側の占星術家も同様である。
その不透明さに対し、師が”それなら、クライアント(顧客)にとってどの部分(サイン、ハウス、アスペクト)が最優先事項で、どの記載が当てはまっているのかを筋肉反射テストを用いて判断すれば良いではないか”としたのがアストロキネシオロジーである。
それこそ、星の数程の占い師がいる。駅に直結する商業施設にも占いブースがある。
元三菱UFJリサーチ&コンサルティングの副主任研究員の有元裕美子氏によれば、占いを含むスピリチュアルビジネスの市場規模は2013年時点でおよそ1兆円規模とのこと。
しかし、それは当たるのだろうか?
表現が適切かどうかは分からないが、今までの占い師は、”チャネリング能力”、言い換えるならば”当たる直感”ともいうものが占いの優秀さを左右してきたと言える。
しかし、正確なマッスルテスト(以下MTとも記載する)があれば違う。
手元にある数冊の西洋占星術書でも、その人の潜在意識と反応(当てはまる)する文章があるはずだ。
実は、凄い発明なのでは?
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この講座の大まかな一日の流れは、概論を説明し、師が生徒1名を選出し、実際にデモセッションにて”この様に行うのだよ”と実演をする。
先陣を切るのは誰?
——— 私である。
キーワードは、楽観主義である。楽観主義というのは、私とは真逆のワードである。何故ならば”小さな頃”から悲観的な思考であったからだ。
私は心配性で、悲観主義である。
師のマッスルテストによると、私は小学生までは楽観主義であった(19:56)らしい。
違う。私は小学生の時点で既に悲観主義であると主張する。
しかし師は切り返す。
”言葉を信じるな”
師は、MTの反応は中学生からだとし、自分の土俵を譲らない。
内海聡医師は”人間は嘘つきである”と常々述べるが、この言葉は齋藤慶太のキネシオロジーを介し、潜在意識を一端に触れることで、その疑いは信用ある言葉に変わる。
私の楽観主義が薄れたのは、家庭環境に一因があった。師が”楽観的”を思い起こさせる修正を施してくれた。
導かれた結論は、”楽観主義的に戦う”であった。
さて、風水問題への扉が開かれようとしている。
画像提供:🍄さん