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その火星の位置する所は 【第十二話】
最近、先生がnoteを始めた。先生とは今夏の久米島合宿にて長い時間を共にした方だ。
1週間程、私の連載が滞っており、SNSでこんなやり取りを目にした。
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![](https://assets.st-note.com/img/1670491167972-jkbyvQRRMt.png?width=1200)
師が絶賛する、件の文章はこちらである。
丁寧な解説と内容の濃い文章は圧巻である。近頃はほぼ毎日更新している。
一つ補足を加えておこう。先生の記事には”魂のライバル(筆者のこと)”と言う記載があるが、先生とはライバル関係にあるということは西洋占星術中級(8月29日〜9月2日)の講座中に判明する。ちなみに、該当の書籍の記述は下記の通りである。
「(前略)
仕事では、ライバルを意識することが良い刺激となります。
(後略)」
※アスペクトはプログレスの太陽とASCが形成するアスペクト。
筆者は出生図アセンダント(ASC)にプログレス(進行図)太陽がコンジャンクション(0°)を形成していた。
師によると、そのライバルの関係性に当たるのが先生らしい。前頭前野には十分届いているゾ。先生の文章を読むと、私が書きたい文章の方向性の様なものがぼんやりと見えてくる。ありがとう。
ここ数日、ほぼ毎日の更新を続ける先生が陽だとしたら、今の私はそれを眺める陰。先生が丁寧に画像を添えてくれるならば、私は読みたい人が読んでくれスタンスだ。ここ数日の私は自然に書く様な発想が湧かなくなってしまった。文章をもう少し面白おかしく書きたい気持ちがあるのだが、何故か落ち着き払ったおじさんの様な文体となっている。
しかし、ネガティブではない。代わりに最近はやっと本格的に読書する気が起きてきて、寒風に晒されながら原付を駆る気力もある。鎌倉市(172,343人)の図書館にない蔵書でも、お隣藤沢市(443,770人)の図書館だと所蔵している場合が多い。蔵書の数は人口に比例する。色々な本を斜め読み。ここ1ヶ月は文章を書くことで頭がいっぱいであったが、最近は読みたい本のジャンルが拡がってきた。つまり、書くというアウトプットがひと段落し、読むというインプットの段階に入ったことを意味する。呼吸に喩えるならば、息を吐くだけ吐いたので、吸うことを始めたといった具合だろうか。これもある意味陰陽だ。
閑話休題。
前話では自身の健康を妨げていたと思しき実家の納戸を空にした話をした。
そこからは大きな進展はない。しかし、3歩進んで2歩下がる様なイメージで着実に歩みを進めている。片付けを進めていると、思わぬ写真がたくさん出てくる。
写真というのは不思議なメディアであり、過去の思い出話に花が咲く。意図せぬコミュニケーションが生まれ、場の空気に綻びを生み出す。
片付けのことになると揉め気味だった母親とのコミュニケーションも、少しずつであるが光が射す。メガネを外して本音を話すと、予期せぬ過去のトラウマのきっかけとなった出来事を思い出す。最近は思いもしない連携が生まれてきた。
コミュニケーションで気を付けること。これは師のブログが大変参考になる。私自身、常に火星逆行中であることを念頭に置いて、母親との片付けのコミュニケーションを取り交わしてきたが、”火星逆行”ということに集中し過ぎてしまい、見落としていたことがあった。それは”火星がどこの星座に滞在しているか”という観点である。現在、火星は双子座に滞在している。師によると、双子座の火星には主に下記の意味があるという。
1.「スピーディー」なエネルギーを好む
2.「ペースが速い」ほど活性化
3.「常に動き回る」忙しい人が多い
4.「未知領域挑戦」
5.「冒険が大好き」
6.「退屈は怠惰に」
7.「同じ事は嫌い」
西洋占星術において、双子座の支配星は水星。”フットワークが軽くて少し飽きっぽい、未知の領域にも興味関心を抱く”イメージだろうか。
そんな双子座エリアにいる火星が逆行をしているとなると、上述の意味をひっくり返すことになる。対応する番号の記述が逆の意味となる。
1.いつもよりも「スピードを上げるとミスをする」
2.いつもよりも「ペースを上げると沈静化する」
3.いつもよりも「動きすぎると失敗する」
4.直前に決めた「未知領域挑戦は痛い目に合う」
5.いつもよりも「冒険しすぎると死を意味する」
6.退屈であっても「冷静に動くと成功に導く」
7.これまでと「同じ事をやり続けよう」
つまり、同じ火星逆行であっても、本質という幹は異ならずとも、滞在している星座によって微妙な意味合い(=枝葉)が変化してくるのだ。
水星は太陽系惑星の中でも一番公転速度が速い、最速キャラである。つまり逆行する時のアプローチはその逆、”一番ノロマのキャラになる”ことが功を奏するということになる。
一番公転速度の遅い太陽系惑星はどこだ?そうだ、冥王星である。冥王星の代表的な基本概念といえば、”死と再生”。これを双子座火星逆行時の指針と組み合わせて、片付け時のコミュニケーションで行うべきアプローチは”とにかく、報連相。ゆっくりとした対話を進める。寄り道は大歓迎。奇をてらった行動は慎む。”となる。
こんなにのんびりしていて良いのだろうか。こんなことしていたら好機を逃してしまうのではないだろうか。そんな時、突然大いなる劣勢(死)が急に思わぬ優勢(再生)に転ずる──────。
なんてこともあるかもしれない。これは正に日本対スペインじゃないか。
過去の統計によると(筆者が独自に集計)、火星逆行下のW杯で高まる傾向は”格下が格上に勝つ、ボール支配率が低い時が勝率が高くなる、先制点を取ると逆転負けする可能性が上がる、カウンターからの点が入りやすい”となる。つまり自身から勝負を仕掛けてはいけないという鉄則が浮かび上がってくる。
この試合のボール支配率は日本14%に対しスペイン78%(リンク内"STATS"参照)。数字だけ見ればスペインの圧倒的勝利であるが、敗戦する。
決勝トーナメント1回戦モロッコ対スペイン。スペインはPK戦の末破れるが、ボール支配率はモロッコ22%に対しスペイン68%(リンク内"STATS"参照)。またしても圧倒的にスペインが主導権を握っているにも関わらず同じ過ちを繰り返してしまった。
日本で言うならば、川崎フロンターレ、ラ・リーガならば一昔前のバルセロナか。極力タッチ数を少なくボールを回している。双子座にいる火星の様な美しさには息を呑むが、火星逆行中それをやってしまうのは敗者である。今、点が入るのはコレだ。カウンターアタック。
話がだいぶ逸れた。小さな反撃後、少し停滞していた片付けに手を差し伸べてくれたのはまたしても師であった。
火星逆行を意識するのは良し。視野を広げて、”その火星はどの星座に位置しているのか”を意識すると尚良し。
欲しがらなくて良いですよ。その亀アプローチは冥王星になりますよ。
言ってる意味がよく分からないが、そんな心境である。
画像出典:pongpongchingによるAdobe Stockからの画像