見出し画像

あの人が パドルを天に掲げたから 9月12日はSUP記念日 【第一話】

〜久米島風水紀行 第一話〜

2022年10月30日の晩、火星が逆行をスタートした。
果たして私の逆襲はスタートするのだろうか。

余談だが、惑星の逆行が実際に惑星が逆に動いていると思っている方、意外といらっしゃるのではないだろうか。

2022年10月21日、3か月半に渡る久米島合宿が終わった。
私は正直、体が持つか心配であった。が無事に終えることが出来た。これは関わってくださった皆様のサポートのお陰である。
この場を借りて感謝を申し上げたい。

久米島では数多くの荒波に揉まれた。時々thinkし過ぎて逃げた自分もいたが、最後は立ち向かった。
正直、しばらくはあの種の荒波はお腹いっぱいである。
しかし、私にはまだもう一つの大きな荒波がある。それは両親という荒波である。
風水問題を解決するには、この荒波を越える必要があるのだ。

この風水問題を見出してくれた慶太さん、本当にありがとう。

・・・あれ、サムネイルが上裸ではないか。

”ええやん、かっこええで”
ある人は言う。

動画の結論に至るまでには、経緯を知る必要がある。私は2019年6月より某米系資産運用会社の総務として働き始めた。オフィスは動画にある通りヒルズ族で名高いあのビルディング。そこから体調がおかしくなり出す。オフィスへ行くと調子が悪い。更に時が経つに連れて慢性的にだるさが続く様になった。

私はその原因を探るべく、色々な医療や方法に手を出した。グルテンフリーの食事を2年半続けたり、ある時はオフィスの電磁波に原因を疑い、様々な電磁波グッズにも手を出した。しまいには自身のデスクに結界を張るかのごとく、EM菌の泥団子を8つ置いた(当然、同僚に怪しまれた)。

更に、私は懲りることなく自身のバランスを崩しにかかった。副腎疲労の治療、ライム病(自ら病名を探しに行った)と診断された後は点滴治療を行うなどした。投じた金額は100万円を超える。結果昨年2021年9,10月頃には体重が50kg程になった(良い時期は60kg前後)。踏ん張りが効かない。もうゾンビである。

この人だぁれ?

これはおかしいぞ。気付いたら薬物漬けではないか。

その後、2021年11月末から内海聡先生のTokyo DD Clinicへ通うことに決める。ここで自身の醜い、見たくない部分と対峙した。結論を簡単に述べると、体調の悪さを言い訳にして、今の不甲斐ない自分があると仕向けていたのだ。結果は功を奏し今年2022年6月診療を終えるまでに体重が戻り、だいぶ良化した。しかしまだ体調は全盛期の6,70%だ。

今振り返ると、内海式精神分析法は久米島合宿に必要な下準備だったのだと感じる。
だから慶太さんに言われた耳に痛い一言も受け容れることができた。

あれは、愛である。

更に紆余曲折があり、私は久米島合宿をほぼフル日程で参加する決断をする。

だいぶ端折ったが、こうした経緯から私の体は持ち堪えるのだろうかと懸念していたのである。

合宿中は色々あった。ホールブレインキネシオロジー第一期の凪状態で自身のSUPに浮ついていた私。西洋占星術講座 基礎で4日間に渡る高熱で本当にしんどかった私(特に助けていただいたお二人、本当にありがとう)。7月末に巨岩と波の間に挟まれる恐怖でパニック状態に陥り、死にかけた私(通称"助けてー"事件)。お盆明け、すっかりSUPが怖くなり、強めの波から逃げ出し、師に”お前はDon't feel, think. だ!!”と言われて結構凹んだ私。荒波へ立ち向かおうとしたら、関門に阻まれ、パドルを折る私(このまま関門を突破したら命に関わるから、亡くなった祖父が折ってくれたらしい。慶太さんごめんなさい)。

最初は楽しかったけれど、全然楽しめないSUP。ここまでが私の下降線であった。
こんなダメダメな私にも、食らいつけば転機は訪れるものである。
忘れもしない、9月の潜在意識カウンセリング初日。講座後、本当は精鋭達だけがSUPへ行ける日。しかし何を血迷ったか、私は無理矢理志願して波乗りスポットへ(誰も許可していない)。
そこで私は衝撃的な波乗りに出くわした。あのひとは力強く波に乗りながら、パドルを両手で天高く突き上げているのだ。

頭に雷が落ちる。「ああ、私は型に囚われ過ぎていたのだ」と。

続く

いいなと思ったら応援しよう!