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休職中の「ズル賢い過ごし方」
こんにちは。
今日は休職の経験から、私が考える休職中のずる賢い過ごし方を実体験を元に伝授します。
休職中のずる賢い過ごし方
休職って聞くとどんなイメージですか?
一度休職したらもう戻れない
周りに迷惑をかけてしまう
休んだ自分はダメなやつだ
復帰したら白い目で見られる
ネガティヴな言葉の印象が強いと思います。ただ、休職中は最大のチャンスでもあります。
それは、しがらみから解放されて自分の気持ちに徹底的に向き合える時間でもあります。
ではどんなことができるかを挙げていきます。
副業の種を蒔く(リスクあり)
こんな働き方でいいのだろうか?
自分には会社員は向いてないんじゃないんだろうか?
そう思う人も多いと思います。
休職自体が「悪」という風潮もありますから。
ならば副業のお試し、プチ副業をやってみるのも一つの手です。
いまだに副業を解禁していない企業に勤めている場合や、傷病手当金をもらっている場合はNGですが。
返還命令が出る恐れもあるので気をつけてください。
転職活動する
これも有効な手段の一つ。
「現職は好きな職種だけど人がなぁ〜」とか、「企業文化がなぁ〜」
という原因があって休職されている人は転職はオススメです。
適応障害で転職して治っている例は身近で2人います。
いずれも共通なのは
「人間関係(環境)が終わってた」
ことでした。
すでに実現したいことや望むことがあるけどそれが叶わない環境にいる状態
の人には向いています。
スキルアップする
今やオンラインスクールやコーチングが盛んなので、家にいながらいろんなことが学べます。
まとまった休みですし、何か資格勉強をするのも有効です。
もちろんそこで資格を取って転職することで「逃げつつ年収アップ」みたいなことも可能でしょう。
やりたいことを探す
私個人としてはオススメです。
適応障害の理由にもよりますが、
「自分らしく生きていない」
と感じるならば、
この長い期間で自分について勉強するのはとてもいいことだと思います。
自分を知ることで、拓ける道があります。
私自身もっと早くやればよかったなと思うこともあります。
お金の余裕=心の余裕
「そうは言ってももう働けるくらいになってるし…」
そう思うかもしれません。
でも、そこで急いで戻ってもいいことはないです。
私自身の経験で恐縮ですが、お金が30万円を切っていて、焦りに焦って復職しました。
当時は回復期でしたので、
気力が戻っていましたが今振り返るともっと休んでた方がよかったなと思います。
とは言ってもお金がないと心に余裕がないのも事実で、この辺のバランス感覚は難しいです。 一人暮らしは特に。
個人的には100万くらいあったらもう少し休んでいたでしょう。
焦りで働くと冷静さを失います。
そして仕事で空回りして悪化して以前より悪い状態で再休職なんてザラです。
もう少し自分と向き合ってから復職したかったのが本音です。
1秒でも早く休みたい!方法は?
「そうは言っても会社が休ませてくれない」
そういうときは診断書を即日発行することを売りにする医院で診察を受け、診断書をもらいましょう。
診断書を提出した場合、会社は基本的に拒否できません。
医師が休職に値する病状だ、と書いている訳ですから。
それを上司に報告し、総務などに伝えれば事は進みますよ。
休職の気をつけるポイント
就業規則を確認しよう
休職時は就業規則に則りますので、休職できる期間をしっかり確認してください。
例えば勤続年数が浅ければ半年、そこそこなら1年など書いてあります。
それ以上休むと自然退職となる場合があります。
また傷病手当金をもらう場合は、同じ病名では1年6ヶ月分までしかでないので、注意してください。
↓気になる方は画像をタップするとHPへ飛べます。(協会けんぽ)
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【重要】冷静になってから行動しよう
診断書が出ている時点で病状はそこそこ深刻です。
その状態で「新しいことを学びたい!!」と投資しても失敗しやすいです。
うつ病や適応障害はもうすでに心に余裕がない状態で、焦りから冷静な判断ができません。
故にまずは医者の薬を使って安静にして、「暇だなぁ〜」くらいのタイミングで検討することをお勧めします。
私はタイミングを間違え、焦りから新しいことを学ぼうと50万円使ってトライしたのですが、3日坊主でやめました。
正確には「急速に悪化して学ぼうとしても身体が動かなくなりました」
心「そんなこと俺は今望んじゃいねぇよ〜!!やめてくれよマジで!!」
それを体を通じて訴えてきました。
そして無力感に苛まれ、悪化して…と最悪のパターンです。
本当に気をつけてください。大失敗のうちの一つです。
まとめ
休職期間中は色々な過ごし方ができる期間ではありますが、同時にどう過ごすかによって今後の自分の在り方も変わってきます。
上手に休職期間を活用しましょう。
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