「指〜手首」へのセルフケアについて その①
こんにちは ikes です。
今回は、「指」を使う方に対しての記事になっています。指を使う場面を思い浮かべて頂きたいのですが、朝から晩まで様々な場面で指を使う場面が多いことが感じられると思います。そのため、どの年齢の方に対しても有効な記事になっていると思います。
セルフケア(マッサージやストレッチ)とセルフチェック(状態確認)を含めてのセルフコンディショニングとして提案させて頂きたいと思います。今回は、指を動かす大きな筋肉に対するセルフケアを取り上げます。
指〜手首の重要性
日常生活(家事、車の運転など)や仕事場面(デスクワーク、力仕事、勉強など)の中で、肩や背中や腰などの大きな筋肉に対しては疲労が溜まる実感を感じやすく、皆さん自身も意識が向きやすくなっていると思います。しかしながら、普段の使用頻度が高いにも関わらず意外とケアに対する意識が薄くなりがちなのが、指から手首になります。皆さん、ご自身の指に対しては、セルフケアを行っているでしょうか??指を曲げるために動かす筋肉は、肘の内側から指先に向けて走行しています。指を握ると肘の内側が硬く盛りがるのが分かりますよね。そこに今回対象とすべき筋肉があります。手首より先についている小さな筋肉に対するセルフケアについては次回以降に提案させていただきます。
指を動かす筋肉に対するセルフケアについて
下図の様に肘の内側を中心にマッサージします。力の入れ具合は、軽い力で揉んでみたり、親指の腹で筋をゆらゆらゆするような感じで十分です。親指以外でも他の指で行って頂いても大丈夫です。時間や回数はあまり気にし過ぎずに、自分が心地いいなって思う程度の力で大丈夫です。意外と筋肉が張っている事に気がつけると思います。マッサージを行うことで血流が改善され、次に行うストレッチの効果も出やすくなってきます。
次はストレッチです。下図を参照ください。肘を軽く曲げて、手首を反るようにストレッチをします。下図では指先を押していますが、指の第3関節あたりを押しても効果的です。ストレッチもあまり力一杯行わず、ゆっくりと筋肉を伸ばすようなイメージで行ってください。伸びている位置で3〜5秒程度止めると良いかと思います。お風呂上がりなどの血流が良くなっている時間帯にもより効果的です。
セルフケアを行うタイミング
セルフケアに関しては、1日 何回 何セットと決めて行うことも大事なのですが、仕事や作業が1段落してからとかご自身の生活の中で行いやすいタイミングで行なっていただいても良いかと思います。ストレッチやマッサージの効果が出やすいのは、血流が改善している入浴後と言われています。そのため上記のセルフケアは入浴中に実施して頂いても良いかと思います。あとは起床時に体を動かしていく合図として、軽めにストレッチを行うことも推奨されていますので、起床時・仕事の合間・就寝前に軽く行うのが良いのではないかと個人的には考えています。最後になりますが、セルフケアを行う際に、指の関節など伸ばしている筋肉以外の場所の痛みが出る場合がありましたら、無理せずに軽めに行ってください。痛みが持続する場合は、1度整形外科の受診をお勧めします。
次回以降も指から手首にかけてのセルフケアの続きやセルフチェックの方法を含めて、記事を書かせていただきたいと思います。
今回もお読み頂き、ありがとうございました。
ikes