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「良い」より「好き」で語りたい

最近、家からテレビがなくなった(といっても人にあげただけなのだが)ので、よくAmazonのプライムビデオで映画を観ている。

今日は『スワロウテイル』という岩井俊二監督の映画を観た。

結論から言うと、すごく好きな映画だった。

それが良い映画だったのかはよく分からない。独特の世界観で、伏線が回収されたのかされてないのかもよく分からない。ただ、そこには「好き」という感情があった。

「良い」か「悪いか」で物を判断しようとすると、人は理由をつけたくなるもの。なぜいいのか、なぜ悪いのか。そんな言語かされる感情なんて、一部でしかないのに。

好きに理由なんてない。好きなものは好き。
意味がわからなくても、どんよりしていても、ちょっとグロテスクでも、好きなんだから仕方ない。

もしかしたら、「エモい」という感情も突き詰めるとここにたどり着くのかもしれない。言葉にならない、エモーショナルな感情。

理由を説明できることは大事だ。言葉にできるは武器になる。でも、好きなものは好きと言い張り、好きで物事を語って生きていきたい。

今日はとっても楽しかったね。
明日はもっと楽しくなるよ。

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