ゆか__アート展__171029_0003

あの日から一年。一年で変わったこと。

実は本日10月29日はぼくの誕生日です。おめでとうのお言葉と誕生日プレゼントは随時受け付けておりますが、声を大にして「祝ってね!」というのは苦手なので、この辺にしておきます。

ただ、この10月29日という日は、ぼくにとって節目の日です。正確にいうと、この一年で節目の日になったというのが正しいのかと思いますが、そのあたりのお話をできたらなと思います。

一年前の今日

さて、一年前の今日がどんな日かというと、今も使っていますが、ぼくにとって初の一眼レフを買ったのがこの日なのです。

#それまで持っていたコンデジと一年前に買った一眼レフと

4年前、つまり会社に入って一1年目に当時付き合っていた彼女と別れたぼくは、これといった趣味もなく、休日は一日中家でごろごろしたり、ふらふらと街に出ては一日特に何をするでもなく家に帰るような生活を送っていました。

多少は友達と遊びに行っていたんでしょうが、趣味といえば彼女と一緒にしていたことばかりだったので、お別れしてからのぼくは、まさに定年退職してすることがなくなったおじさんのような生活をしていました。

よく皆さん「趣味がなくて…」と嘆いていますが、家にいて趣味が見つかるはずもなく、兼ねてから好きだった写真をやってみようという気持ちになりました。

カメラマンの友達に相談し、買うことになった一眼レフ。自分の予算をはるかにオーバーしていましたので、メルカリで買ってみることにしました。
(今思うと高価なカメラをフリマアプリで買うのは、かなりの怖いもの知らずだったなと。)

このメルカリの「購入する」ボタンを押したのが昨年の10月29日のことです。

届いたカメラとラブグラフアカデミー

さて、こうしてカメラが届いたわけですが、もともと家にいる性分の自分が写真を撮りに行く場所があるはずもなく、インターネットで「カメラ 教室」と検索してみました。

そこでヒットしたのが、いくつかのカメラメーカーの教室とよくわからない先生がやっている教室、そしてLovegraphというサービスが運営しているLovegraphアカデミーでした。

もともと趣味のつもりの写真なので、メーカーの教室にいくのもな…と思い、Lovegraphアカデミー 構図編というものに申し込んでみました。これがカメラを買って2ヶ月目のぼく。

初めてのアカデミーは、自分が習ったことない「構図」を使って、びっくりするくらい綺麗な写真が撮れるわ、受講生も歳が近くて楽しいわ、講師も愉快な人たちだわでぼくは「写真めっちゃ楽しい!!」と思うようになりました。

そこでカメラにのめり込んだぼくは、月3回開催されていたLovegraphアカデミーに5回連続で申し込むことになります。

そのなかであるカメラマンに「いけぽん、いつLovegrapherになるの?」と言われます。「ならないの?」ではなく「いつなるの?」です。カメラマンでもないぼくを仲間として見てくれていることが嬉しかった。そこでぼくの火がつくわけです。そこがカメラ買って2ヶ月くらいかな。

Lovegrapherになるためには、自分で撮ったカップルや家族の写真を提出して、採用を申し込む必要があります。そこでぼくは、友人カップルに声をかけて何枚か撮らせてもらうことにしました。

先輩Lovegrapherにアドバイスをもらったりして、ついに応募です。この時点でカメラを持って4ヶ月くらいです。

採用が進み、Lovegraph候補生となったのが5ヶ月、正式にLovegraphカメラマンとなったのが7ヶ月くらいですね。

このあたりのストーリーの詰まった内容は、Lovegraphマガジンでも公開されていますのでぜひ。

なんか一年間でいろんなことが詰まっていたし、それなりに充実しているなあと思います。

読んでいただいてる皆さんに残したいこと

「一年間がんばったよ、ぼく!」ということをお伝えしたいわけではないんです。

たとえば、Lovegraphカメラマンになりたいなと思っている人は、カメラ歴を気にする必要はないし、センスがないからと嘆く必要はないということ。ぼくだって、Lovgraphの中では「始めはどこを撮っているのかわからなかった」と言われたりするし、芸術的センスはゼロです。

カメラマンも雲の上の存在ではなくて、アドバイスを求めれば真剣に返してくれる。ただ一つ感じているのは、一歩踏み出さないとゴールに近づかないということ。

まあそんなことはどのビジネス書にも書いてあることですが、普遍的な真理だと思います。

もう一つは残しておきたいのは、ぼくはカメラでお金稼ぎをしたいわけではないということ。

ぼくは小さいころから写真を残してもらえていつまでも昔話ができるし、これから携わる全ての人に写真を残してほしいということです。

「世界中の愛をカタチに。」はLovegraphのコンセプトですが、たくさんの愛を残しておいてほしいと思います。

そのためにぼくは、Lovegraphで担当させていただいた方の愛を写真に残すし、Lovegraph以外の写真活動でも愛を写真というカタチに残していきたいなあと思います。

カップル・家族・友人写真の写真はLovegraphから、それ以外は直接でも構いませんのでご連絡いただければ、お手伝いさせていただきます。

さいごに

さてここでのテーマは「この一年で変わったこと」でした。この一年で自分が大きく変わったような気もしますし、変わってないような気がします。

きっと一番大きく変わったのは「人に喜ばれるのが好き」というのを思い出したことだと思います。

桜林直子さんが仰っているように、ぼくは「夢組」ではなく「叶え組」です。もともと好きだったことを思い出してくれたのが、一年前に清水の舞台を飛び降りる気持ちで押したメルカリの購入ボタンであり、その後届いたぼくのカメラだったと思います。

今年一年も楽しく頑張りたいと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いします。

いけぽん



サポートいただけると嬉しさで写真をいっぱいお見せする性格ですっ