平成3年が与え合うコミュニティを作ろう
「ハニカミ王子 歴史的快挙!!」
こんなニュースが毎日のように流れていたのは、ぼくが高校1年生のときだろうか。
当時、「ハニカミ王子」の愛称で石川遼くんが世間から注目を浴びる中、ぼくは勉強とバスケットボールに明け暮れていた。
今、思い返せばテレビの中の登場人物はオトナばかりで、「同い年」の活躍を意識し始めたのは、石川遼くんがはじめてだったかもしれない。
***
ぼくたち平成三年生まれといえば、生まれたその年にバブルが崩壊し、いわゆる「失われた10年」を過ごしてきた。
生まれてから10年が失われたかと思えば、小学校が半分過ぎたころ「ゆとり教育」がはじまった。
まぁ、ゆとり教育が悪いかと言われれば、授業時間も減ったし、ぼくら生徒にとっては「国、よくやった!」とも思っていた。
その後はご存知のとおり、大学卒業を前に就職氷河期の余波を受け、会社に入れば「これだからゆとりは…」と言われ…書いているだけでなんとも悲しくなる時代を歩いてきたものだ、と思う。
「普通」という言葉は、この世代に当てはまらないのかもしれないけど、「オトナ」から見た普通の道を辿れば、社会人5年目の年代になる。
***
社会はいまきっと、潮目にある。
働き方が変わり、お金の価値が変わり、生き方が大きく変わろうとしている。そんな時代に、社会を5年経験し、力もついてきた、まだ若い、ぼくたちで何かやりたいなって思う。
どんなことができるかは分からない。もしかしたら結局何もできないのかもしれない。でも、狼煙をあげるタイミングは「今」なんだと思う。
この狼煙を見た同世代が動機づけられ、社会ももっといい方向に動けばいい。
だからぼくは、平成3年(度)に生まれた人たちのコミュニティを作り、お互いがお互いを助け合える、ある種の「セーフティネット」を作りたい。
コミュニティの立ち上げには長田涼くん(@SsfRn) というコミュニティのプロがいる。まずは2人で、平成3年のためのコミュニティを立ち上げます。
これまで力を蓄えてきたメンバーが集まるといいな、と思うので、当面は「”なにか”を共有できる人たち」が集まってくれたらいいな、って思う。
といってもいきなり「コミュニティを始めます!」では皆さんよくわからないと思うので、一度平成3年でリアルに集まりたいなって思います。ぜひ周りの「なにか」を持った、平成3年生まれが集まってくれたら嬉しいです。
第一回は15人参加で無事終了しました!!