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高く飛びすぎた恋は太陽の暑さに灼かれる
noteの連続更新を逃してしまったので、たまには恋の話を。
数年前、ぼくは付き合って3年になる彼女がいた。多分、周りから見ても仲の良い幸せなカップルだったと思う。
しかし、結果的にお別れという道を選んだ。
どちらがとは言わないが、恋心を失ってしまったのが原因だったと思う。
ここまでは普通の別れ話なんだけど、なんで恋心を失ってしまったのか考えると、もしかしたらお互いを好きすぎたからなのかもしれない。
お互いに近づきすぎて、期待しすぎて、求めすぎてしまった。
それに心がついていかず、突然に「好き」の感情がどこかにいってしまった。
お互いの好きを守るために、
・異性と二人ででかけないこと。
・行きたいとこをはっきり言うこと。
・どっちでもいいは禁止。
・月記念日は一緒に祝うこと。
・常に次に会う予定を決めておくこと。
どちらからでもなく、こんなルールができていたように思う。それもこれもお互いを好きでいるためだった、はず。
客観的に見るとわかるかもしれないけど、明らかに求めすぎだ。他人はあくまで他人で自分じゃない。
***
ギリシャ神話にでてくるイカロスは、空を飛べる自由を味わい父親の警告も無視して、空高く飛びすぎた。高く高く飛んだものだから、太陽の暑さに羽が灼かれて、地上におちてしまった。
イカロスよ、空の中くらいの高さを飛ぶのだよ。あまり低く飛ぶと霧が翼の邪魔をするし、あまり高く飛ぶと、太陽の熱で溶けてしまうから。
イカロスの父ダイダロスはこんな忠告をした。
恋に限らず、仕事も趣味も。熱の上げすぎは危険だな、と思う。
今日はもっと楽しくなるよ。
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