「和」をまなぶ
今日は、山越栞さんのお誘いで、初めてのお茶会に。
普段はコーヒー、コーヒーな僕ですが、畳の上で夏の終わりの風が吹き抜ける部屋で、人生に大事な話を聴きながら、お茶をいただきました。
お茶の先生のお話にもあったんだけど、やっぱりぼくは日本が好きです。
畳に座れば落ち着くし、セミの声に季節を感じて、和菓子の中にもこれから来たる秋が隠れていて、味だけじゃなくてお茶を点てるまでの所作を楽しんで。こういった文化・背景・行間を楽しむ国が好きだな、って改めて思いました。
あ、そういえば「旅」についてのnote書いた時に、のちさんがアンサーソング的noteを書いてくれました。不思議なことにこれをお互いに話に出さないところが、二人らしいなと思いつつ、これが「返歌」というやつなのかと感じました。
鳴る神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ
雷神の 少し響みて 降らずとも 我は留らむ 妹し留めば
映画『言の葉の庭』に出てくる万葉集の返歌ですね。
雷が少し轟き、曇ってきて、雨でも降らないかしら。
あなたを引きとめられるのに。
雷が少し轟き、雨が降らなくても、私は留まりますよ。
あなたが引きとめて下されば。
夏ももうすぐ終わり。日本らしさいっぱいの秋がもうすぐ来るね。
今日はとっても楽しかったね。明日はもっと楽しくなるよ。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートいただけると嬉しさで写真をいっぱいお見せする性格ですっ