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弟子道vol.5

さてさて、前回の内容の最後は

弟子の本分は、師匠を超えていくこと
ということでした

何故?超えないといけないのでしょうか?

ボクは、弟子というものは師匠の「なにか」を受け継ぐ必要があると考えます

それは、技・行動力・想い・それとも財産かもしれません(笑)?

受け継ぐことを継承ともいいます
調べますと
継承とは、先人の身分や権利・義務・財産を受け継ぐこと
とあります

「受け継ぐ」という事は「受け継いで続けていく」必要があります
これが「継続」ですね

では、よく似た言葉で「維持」があります
維持とは、同じままの状態で持続させること

継続も維持も続けていくことが必要なんですが

大きな違いが実はあるんです

どちらもすごく大切な事なんですが
・継続は次に受け継ぐ必要がある
・維持は今と同じ状態を続ける

時代は、常に刻一刻と状況が変わっております(変化し続けている)
その変化に対しこちらも変化・進化していかないと取り残されてしまいます

継続は変化・進化し続けることを必須としています

反対に
維持は、変化・進化せずそのまま同じなのです
これはもう「退化」と言われても決してまちがいではないでしょう

ここで、やっと戻ってまいりますが
ボクが何故、『弟子の本分は師匠を超えていくこと』が必要なのかはお分かりになったでしょうか?

小難しい、理屈をこねたらこんな感じです(笑)


まっ、
師匠を「親」、弟子を「子」という親子関係と見るならば
「子」が「親」を抜くと「親」は案外嬉しいものです(^^)/

そんな感じです

今日はここまで

ごきげんよう


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