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男性育休を振り返る(1年)

ちょうど1年前次女が産まれた。
それに伴い、私は1.5ヶ月の育休を取得した。
その娘が1歳になるにあたり、1年前を振り返りたいと思う。
本日も宜しくお願いします。

結果、大正解!

結論から言うと、育休をとって大正解だと胸を張って言える。
正解ではなくあえて大正解としたのは、想像以上の収穫があったからだ。
私はたった1.5ヶ月だけだが、本当に良かったと思う。少しでもこれから男性育休を考えている本人やご家族の参考になれば幸いです。

時間に対する考え

まず育休を取得して、子育てに関するやる事リストが明確に理解できた。
何が足りないか、どこにストックされているか、補充はどうなっているか誰がやるか、保育園の送迎と寝るまでの流れ作業、翌日の準備、病院のネット予約、薬の種類、、、
挙げたらキリが無いが、その辺全般に関わる事で必然と子育てに興味を持つようになる。
新たに赤ちゃんを家族として迎え入れることは、赤ちゃんに関わる時間が増えると言うこと。つまり時間との勝負がずっと続いている。
これは仕事でも生きる。家に帰ってから、子育てに充てないといけない時間がはっきりしたため、毎日定時で帰っている。
定時で帰るためにすべき事が徹底したおかげで業務スピードが確実に早くなったと実感している。
その意識で働くと、日々の業務で改善すべき点が見えてくる。指示の仕方も変わるし、優先順位もしっかり見えてきた。

仕事の質も高まる

結果、仕事の質は育休前と比べると高くなった。無意識だったが、職場の人に言われて気付いた。世の母親は毎日時間と闘っていたんだなと改めて尊敬するようにもなる。
当たり前だが、ダラダラ仕事する人もいる。以前は何とも思わなかったが、今は私自身の業務に関わる時は催促求めるようなり、残念だなと感じるようにもなる。
少し話は脱線したが、職場復帰する事で会社に対するロイヤリティは強くなった。
そのために全力で仕事しようと思えるようになった。

育休取得を検討している皆様へ

伝えたいのは、育休と昇進は関係ないという事です。
育休とると昇進が遅れるのでは?と考えてる人もいると思う。
自分の昇進を育休のせいにしてはいけない。
昇進は自分次第である。復帰して仕事に励めば育休取得は絶対足枷(あしかせ)にはならない。
何のために仕事をしているかを納得するまで自問自答して、納得した形で自分の答えを見つけて下さい。

娘とはめっちゃ仲良くなる

次女とは産後退院してからずっと毎日横に寝ている。育休中もその後も我が家では次女の夜は私が担当している。そのためお酒の量も調整している。
夜泣きのミルク対応、オシッコや突然のウンコパーティー、咳コンコンの背中さすさすも。おかげで毎日寝起きの可愛い顔を見れる。
だからこそ、次女は私にとても懐いている。
これが何よりも大正解の理由だ。
どうせ後数年後には身の回りのことはできるようになる。それまでの間、仲良く一緒に過ごせる環境になったことが大きな収穫だ。
言うまでも無いが、育休取得する事で妻とも仲良くなり家族が一致団結できる。

これからの職場のあり方

今後企業は男性育休をさらに推奨するだろう。そして男性育休取得したい社員は増えるだろう。
その時に
「おめでとう!奥さんと仲良く子育てしてこいよ」と言える上司でありたい。
「おめでとう!仕事は引き継ぐから子育て楽しんで!」と言える同僚でありたい。
育休を取得したから次は誰かの育休を応援してあげたいと心から思えるようになる。
これが社内で広がると、皆んな気持ちよく長く働くことに繋がる。人手不足が今後も予想される中、長期目線ではこのようなメリットもある。

引き続き楽しみながら娘の成長を近くでサポートしたい。

押忍。
peace。
1歳の誕生日おめでとう。

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