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盈進学園東野高等学校の池を綺麗にしたい有志の集い

#東野高校の池とは

クリストファー・アレグザンダー氏のパタン・ランゲージの手法を取り入れて設計された学校が東野高校である。

アレグザンダー氏と関係者は村作りを目指したそうです。
窪地の利点を生かして東野のシンボルとして生まれたのが東野の池です。
私たちは、その池を綺麗にしたいと集った
「在校生保護者(PTA池の会委員会)」と
「卒業生保護者(後援会池の浄化事業部会)」という有志です。


東野の池の概要


面積:4950㎡
水深:最深部1800㎜
構造:コンクリート2層
給水:雨水、校内浄化済み排水、井戸水(制限有り)※有志により業者依頼
排水:増水時オーバーフロー型止水桝
水流:風圧のみ
用途:調整池
生息生物:鯉(侵略的外来種)、モツゴ(外来種)、ミシシッピーアカミミガメ(外来種)、ブルーギル(外来種)
景観:春先から秋口の水温上昇期にアオコが大量発生


まず、私たちはアオコが大量発生する要因を調べました。

アオコの大量発生する要因


・富栄養化
・停滞的水域
・水温の上昇
他にも要因はありますがこれらが主となります。
様々な文献では個々での解釈となっています。
要は構造的問題という事にいきつきました。

では、構造の何が悪いのか?(ここからは推論になります。)


・窪地に設計された溜池だという事。
・水流が生まれない構造だという事。
・建造物が木造だという事。
では、なぜ流れが生まれない構造にしたのか?
おそらくは、木造建築物という事が影響していると思われます。
そうです。
防火用ということです。
貯水するという事が重要なのだと思われます。
東野の池は「防火用貯水池」という側面を持っているという事です。
調整池や防火用貯水池の区分は雨水扱いとなるため「分流式」か「合流式」かにもよるが排水については増水時排水となるかと思われます。
常時排水は難しく、常時給水も難しいとなると水流を発生させるという事自体が困難かと思います。
アレグザンダー氏が、当初作りたかった池とは違う造りになったという事を聞いた事があります。
おそらくは池の用途という事で断念しなければならなかった事象があったのでは?と思うところであります。
ただ、池はそこに存在し、構造上の要因でアオコが大量発生してしまっているという事実が目の前にあります。
私たちは、
構造を変えずにアオコの大量発生する要因を取り除く活動を行っています。

次は、
現在どんなことをやり、この先どんなことをやりたいかを説明します。



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