5年で15m育ちCO2をめっちゃ吸う「早生桐」って樹木を育てたい
どうも池本です。
最近、「ウボンゴ」という、7歳以上が対象のアナログパズルゲームで3歳の娘と説くスピードを勝負しているのですが、時々ふつうに負けます。
メタバースの空間を創るくらいなので、私自身こういった図形や空間の把握みたいなのは得意だし、早い方だと思うのですが。
娘よ、なぜそのスピードで解けるんだ。
というわけで今日は『早生桐という樹木について』お話しようと思います。
早生桐とは
文字の通り、「早く育つ桐」である「早生桐」。
読み方は「そうせいぎり」らしいですよ。
私はテレビ番組の取材でこの樹木の存在を知り、興味を持つようになりました。
……通常の「桐(きり)」って樹木がありますわな。
日本では、弥生時代から桐を材として利用しているらしく、最も軽い(密度が低い)木で、断熱性及び調湿性(防湿効果)に優れてるんだって。
今も桐材は、神社、寺院、宮廷の儀式で歌や舞に使われる琴や箏として使われ続けているとのこと。
また、桐は紋章として、皇室や日本国、貨幣の装飾などに使われているんだって。
その桐のめっちゃ早く育つバージョンが「早生桐」。
どれくらい育つのが早いかというと……
スギやヒノキの成木までで、40~50年かかります。
桐はそもそも成木までが早いと言われ、20年ほどかかります。
では「早生桐」はというと……
5年。
5年で15mくらい伸びます。
成長期がすごいです。
もちろん育てている場所の土壌や天候により変化はしてくるでしょうが、とんでもなく早いってことが分かります。
ちなみに桐は、タンニンという虫が嫌う成分を発しているらしく、防虫とかにも使われるらしいよ。
妻が虫が嫌いなもので、この情報もメモしておきます。
CO2をたくさん吸収する早生桐
「早生桐」の特徴はそれだけではなく。
なんと、CO2をめちゃくちゃたくさん吸うらしい。
株式会社ナコリーさんのお話によると……
36~40年生のスギ人工林1ha(ヘクタール、100m×100m)が、1年間に吸収するCO2の量は、約8.8トンと推定されるとのこと。
しかし!!!
仮に、「早生桐」を1haあたり1,100本植える(3m間隔)とすると、1年間に吸収する二酸化炭素の量は、なんと約46トン。
だいたいスギの5倍。
しかも「早生桐」は40年あれば、スギより3倍のスピードの量が成木していくので、40年間で吸うCO2の量はスギの約15倍。
すっごいですね。
そんな環境に優しくて、SDGsドンピシャな樹木「早生桐」は、カーボン・クレジット市場でも注目されているらしいです。
カーボンクレジットは「炭素排出の許可証」とのこと。
要するに、CO2の削減をした企業などに1クレジットが発行され、そのクレジットを他の企業が購入できると。
そうすると、CO2を実際に減らしてクレジットを売却した企業はマネタイズできるし、クレジットを購入した企業はCO2削減に参加したうえで、自社でもやろうと興味を持つようになると。
「お金が動かないと、地球のため、環境のためのことなんてしたくありませーん」というのは、なんとも資本主義らしいですが。
まぁでもカーボンク・レジットという概念があって、そこの市場的に「早生桐」はいいよねって話です。
早生桐を植えて育てて、娘に家具を贈りたい
そんな素敵な「早生桐」。
植えてみたい、育ててみたい。
そう思うようになりました。
というのも娘が生まれて、命や死というものと向き合うようになり。
さらに、娘がドングリにハマった時期もあり。
さらにさらに、クリエイティブを樹木として考えていることもあり。
まぁ要するに「樹木を育てたい」という思いは、数年前からあったのです。
妻にも何度か「ドングリが成る木を育ててみたいよね」って話をしていました。
そんな中、「早生桐」と出会いました。
しかも!
なんと、かつての日本では娘が生まれたら桐を植えて、お嫁に行くとき桐タンスにして贈るという風習があったそうな!!!
……まぁさすがに「嫁入り道具に…」というのはあれですが、でも木材があれば、娘に何かしら贈れるし、余ったら売れるし。
しかもしかも!!
「早生桐」の苗って、1,650円で1つ買えるんだって!!!
木を植えて、5年後めっちゃ大きく育ってて、地球にも優しくて、木材にもなるってめっちゃ面白いよね。
娘と一緒にその経験をしてみたい。
そんなこんなで、「早生桐」を育てられそうな場所を探してみます。
では。
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