テレビを見ると戦争で
そんな日が来ると思ってもいなかったことって、ほんとうに来るのだと、落ち込んでしまうのでテレビ見ないように気をつけている。
いろいろなことに蓋をする。
気持ちが吹き出さないように。
まいにち思いだすのが昔見た映画。
皆から尊敬されている、村の神父さんが、
通りかかった兵隊に、
豚を捕まえないと皆を殺すとか脅されて、
みんなの前で豚を捕まえようとする。
豚はかんたんには捕まらない。
泥だらけになって豚を捕まえようとする神父さんの尻を兵隊が蹴る。
皆はこころが痛いけどなにも出来ない。
『尊厳を踏みにじる』ということを表現したシーンで、なんで人には尻なんて柔らかいものがあるんだろう。
って思ったの。
数々の戦争映画を見たけれど、たいてい、辛すぎて、しかも泥酔しながら観ていたのであまり覚えていない。
ただ、
そのシーンが、いちばん印象に残ってるんだ。
ほんとうに戦争なんか嫌だ。
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