歴史ガーとか伝統ガーとか
体毛が薄くて脛の毛だけが長いが、色も薄いので手入れもしてない。
湿気が少なくて爽やかな秋晴れの日に、ステテコなしで外をあるいて、長襦袢がサワサワサワと足に触れるの感じたら幸せ。
快が脳にくる。纏うだけでこんなにハッピーになる衣服はほかにあんめえ。
服飾史も知らずに、着物が歴史が伝統が、ってよく言うよ、と思うがわたしも着物の着方の変遷など詳しくは知らぬ。
浮世絵に描かれていたようなファッションリーダーがもしも、現代の、伝統的で美しくきちんとして上品とされる着物の着方を見たら、なんかへんねー、と思うかもしれない。
地方性も貧富の差も大いにあっただろうし、例えば鮭の皮でブーツだって作っちゃうくらい発想が自由で器用な民族だ。
着物って気持ちがよくてラッキーと思いながら、
わたしは前に行くぜ。またね。