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天国にいる猫と一緒に引っ越しする方法

お久しブリーフ。
みなさん、ワイです。

ずいぶんnoteをサボっちまいましたわ。
その間にいろんなことがありますた。

かいつまんで説明すると、愛猫へちま(享年25歳)がいなくなってからはずっとアホみたいにバタバタしていました。

へちまが亡くなる→会社潰れる→無職になって職探し→別の会社に入る(※ここが史上最悪のクソ会社)
→引っ越す→違う会社に逃げる→ずっと体調悪い ←イマココ

みたいな。

その中でも一番大きいのは転職&引っ越しです。

今回は「天国にいる猫と一緒に引っ越しする方法」的に書いてみるよw

※亡くなったペットは虹の橋の袂で飼い主を待ってる てのがセオリーだけど
ここでは便宜上「天国に行った」と表現するよ。


※Amazonのアソシエイトとして、[如月紅庵]は適格販売により収入を得ています。


■いらなくなった物は人にあげるor寄付した。

そうよ、しますた。
へちまと過ごした思い出とゴミの積りまくった14年も住みついた
極小犬小屋アパートから引っ越しました。(※ゴミ屋敷ではない)

引っ越しするにあたって、へちまのもの含め大量のモノを捨てました。
その中で、へちまの愛用品は結構前に仲良しの猫飼いさんたちに引き取ってもらった。
(※もちろん常識の範囲で使えそうな状態で相手が「ほしい」って言ったものだけね。)


▲へちまの生前にプレゼントしたものもあります。これはへちまが昔愛用してたおもちゃで遊ぶねここさんちの寅ちゃん。白猫なのに寅ちゃんてかわいいでしょ??


どうしても思い入れの強いものは実家の猫たち(※私には一切なつかない)に寄贈。

それでももうどうにもならんもの(ボロボロだったり壊れてたり、取っておいてもしょうがないもの)
なんかは感謝の言葉をかけて捨てることにしました。

まだ使えるものを見ず知らずの人に売ったりそのまま捨てるのはいやだったからね。
おかげで誰に何をあげたかなんか全然覚えてないよw

発掘された新品の猫砂といただいて大事にしまっていたままの未使用のおむつはお世話になっていた獣医さんに
電話して聞いてみたら「助かります、是非ください!」ということだったので持って行ったよ。

最後のほうのへちまは砂より軽かったけど、久々に絶妙な重みを感じながらへちまと何度も行き来した
道を通ったときは目から汗が出そうになっちゃったよね。。

■お世話になった獣医さんには直接お礼をした。

↑で発掘されたものを持って行ったときに運よく久々にお世話になった獣医さんの先生とお話しして
引っ越すんです~とか病院に住んでいる猫ちゃんの話とかいろんな話をした。

9年間よくへちまさんは頑張ってくれましたねとか、引っ越す理由とかをサクっと説明。
たまに横浜のお土産なんかを送るよと言ってくれたから、こっちも定期的にお手紙
やら名産品やらを送るつもり。
最後に先生にお会いできて本当によかったし、やっぱ何も言わずに去るのはなんか気が引けるんでね。
完全な自己満足だけど「けじめ」をつけられた気がするよ。

■骨壺はしっかりと自分で抱えて現地入り。

今回引っ越しの荷造りはプロのおばちゃん集団に依頼したんだけど、
さすがプロ。

おもちゃや愛用品、お花は専用の箱を作ってもらった。
一番心配していた「プリザーブドフラワー」は、

ネットで小さめの箱を買い、周りにAmazonで買い物すると入ってくる緩衝材の紙を入れて
ガチガチに固めて詰める ってのを自分でやった。

そしたらおばちゃんが「じゃあお花の箱はそのまま箱をしめずに専用の箱を作り、
上積み厳禁にして最後に積み込んでもらいましょ」って段取りでやってくれたので
一つも壊れずに済んだ。

骨壺はもちろんプチプチでぐるぐる巻きにしてリュックの底に詰めて
抱えながら持って行ったよ。
その他絶対に絶対になくされたら困るような首輪とかもリュックに詰めて自分で運んだ。

でもほんの少しだけ「勝手にこの家を離れてごめんね。もしへーちゃんが今
私の近くにいなかったとしたら、家に帰ってこようとして誰もいないとびっくりするよね…」
という気持ちもあった。。。

■そして引っ越しへ。

んでだいぶ遠い土地に引っ越してきた。
やったことのない仕事に挑戦しまぁまぁ楽しく過ごしてます。

が…環境が変わったことによるストレスなのかよくわからんがずっと体調悪い・・・
いわゆる「PMS」てやつだね。。
ひと月のうち半月以上は肩か頭か腰が痛い。。。なんてこったい。

人間ですら環境が変わって体調を崩すなら、25歳の老猫には長距離引っ越しも
新しい獣医さん探しも絶対に無理だと思ったよ。

■祭壇をアップグレード

今まで小さかったへちまの祭壇は大きいものにアップグレードして
枕元にもへちまのおもちゃやお気に入りのレインボーキノコクッションを置いて
もちろん寝ている間に何かあった時のために枕元にはお骨も。

足元にはへちまが大好きだったおもちゃ。
それとへちまの食いカス食いジミだらけのベッドも。
このベッドはまだ洗う気にはなれない。

■やっぱりへちまは一緒に来てくれていた!

毎日おはようおやすみただいまいってきますは言ってる。もう慣れたよ。

んで、この間はへちまが久々に布団のところに来てくれた。
私のベッドはボロボロだった足つきマットレスから、ずいぶん背の高いものに
変わっちまったけど、スロープなしでもまた昇れるようになったんだなぁ。

肩のあたりに今まで何度も感じた「のしっ」という重みがあって嬉しかったよ。
こういうときって自分でも恐ろしく冷静で「あ、へちまだ。」って思う。

思い切って手を伸ばして抱きしめてみたよ。
あのもふっとつるっとしたへちまの毛の感触があって嬉しかったねぇ。。

やっぱり、ちゃんとついてきてくれていたんだなって感じだね。
へちまがついてきてくれていた実感がなかったので正直ほっとしたし嬉しかったね。

■あの子はずっと一緒にいてくれるから心配すんな。

18年もへちまと住んでいた新横浜からまさか離れることになるなんて思ってもいなかったし、
へちまがいなくなってもへちまがさみしがるだろうとずっと住み続けるつもりだった。
しかし、思わぬ転機が訪れて思い切って転職と引っ越しを同時に決意。
不安はあったけど、へちまもついてきてくれるだろうと思ってね。

どんな状況になっても、大事なあの子はついてきてくれるんだよってことを
今回は伝えたかったのさ。

よく、愛猫を亡くした方から「うちには全然来てくれない」と言うが、
私の薄い経験則だけで話すと、猫への想いが強すぎる時は来てくれない気がする。
猫がいない現実を受け入れなければいけなくなっちゃうからね。

気を抜いているとくるよ。気長に待つといい。
「なぜ来ない…なぜ来ない…」って気持ちを忘れた頃くらいに
なにげなく来てくれた時の嬉しさったらないよw


▲大きくなったへちまのさい祭壇。いただいたお花やお人形が沢山飾ってある。
▲フォロワーさんの親父さんが作ってくれたへちま人形が毎朝見守ってくれている。



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