勇者の確定申告(5回目)
※後日、YouTubeに投稿する原稿案です。
街の運営には、お金がかかる。ドラクエのゲームの話である。
勇者も、街の公共サービスのために、確定申告しているはずなんだ。
いつしているかって?それは、竜王を倒した後です。
だから、ゲームの中では、確定申告のシーンはないんだよね。
今まで、確定申告をしてこなかったのは、伝説の武器の価額が分からなかったから。
今だったら僕は分かるよ。
□確定申告の方法について
確定申告の方法をもう一度復習するね。
勇者は、個人事業主(事業所得)なんだってさ。
以下の計算式で「所得」を計算するんだって。
①収入 - ②必要経費 = ③事業所得
その所得に税率を掛け算して、税金を計算しているんだってさ。
これを、勇者に当てはめてみるよ。
①「収入」って、モンスターから得たゴールド
②「必要経費」って、武器や道具の購入代、宿代も入るよね。
①と②それぞれの金額を合計して引き算すれば
③事業所得が計算できる。
計算式は、簡単だね。
③の合計金額は、ゴールドと同じになるんだ。
□実際の事業所得の計算は、こうなるよ。
(武器屋さんのセリフ)うりにきた
*「だれが 売ってくれるんだい?
勇者さんだよ。
*「どれを 売るんだい?
竜王を倒した時のステータスが、こうだったとするよね。
①ゴールド ・・・10,000G(クリア時の推定ゴールド)
②○トのつるぎ ・・・1G(売価)
③○トのよろい ・・・1G(売価)
④みかがみの盾 ・・・7,400G(売価)
⑤りゅうのうろこ・・・10G(売価)
合計 ・・・17,412G
ほらできた。これに税率をかければ、税金が計算できるよ。
僕にも「勇者の確定申告」ができたよ。
□勇者の確定申告
そういえば、竜王を倒しても「0ゴールド」だよね。
竜王と戦っている間に、事業所得を計算できるね。
エンディング中に、申告を済ませることだってできそうだ。
勇者さん、確定申告をちゃんと済ませるんだよ。
その後、お姫様と幸せな旅に出発してね。
勇者も支払った税金で、街は発展していくのである。