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中高年からは、考える、心配する、準備するよりも、まずは「習うより慣れろ」の精神が大事というお話
家族で沖縄旅行に行った時のお話。
「海の中のお魚が見たーい」という娘(6歳)の要望に応えてシュノーケリング体験を申し込むと、バナナボートで引張られて沖まで出るタイプですと。
そんなアクティブなこと想定していなかったファンタジーな娘は、バナナボートを目前にして救命胴衣を着けられているときから顔は青ざめ、バナナボートがジェットスキーに引っ張られた際には恐怖でガタガタと震えていた。
それでも何とかシュノーケリングを楽しみ、お魚と戯れた帰り道では、行きの恐怖心は完全に消え「いつも乗ってますけど」くらいの表情で遠くを眺めて髪をかき分けていたのが印象的でした。
何が言いたいかというと、人って本当にすぐ慣れるんだなと。
そう考えると、新しい経験の総数が減る中高年は、そりゃ自分の範疇外のものは怖く感じるでしょうよと。リミッターを外すには自分が望む方向にガンガン飛び出していくのが一番良いなと。
そんなことをふと、慣れない業務委託の仕事をやってて思ったわけです。
完全異業種・未経験なので、いくらマニュアルを読んでも、準備しても、完璧にOKの状態にはならないわけで、不安は残るけど、やってみたら案外うまくいくというか、なるようにはなって、次からは100倍くらいうまく、落ち着いてできるようになるという、あの時の6歳の娘のような青い青春のような経験を中高年になった今、薄くなった髪の毛をかき分けながら経験しています。
考えるな、感じろ。
中高年は積極的に初心者になるという、心理的なお作法が必要だなと思いました。肩ひじ張らず。完璧にやらず。威張らず謙虚に。