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自己紹介と服の遍歴⑤バチバチきれいめなイメコンスクール入学当初~中途半端なスタイルで卒業するまで

こんにちは。
パーソナルスタイリストのサトミです。


無事にインフルエンザから復活し、息子がおなかの上に乗っているのでスマホしか触れないよ~~~という日々からようやく脱却。

現実世界に戻っていたのでブログから少し離れておりました。


初めて読むよ、という方はぜひからどうぞ!


今回はいろいろと調子に乗ったことを書くので、いつの間にかこのブログや私のインスタが消えていたら、ああこいつ調子こいて消されたんやな…と思ってください。

それでは本文に入ります!
今回で最終回の予定だよ!!
#予定は未定


スクール通学

前回の投稿で、理想の働き方、やりがいを模索した結果イメージコンサルタントを目指すと良いのではないかと思った。と書きました。
それはもうその通りなのですが、スクールで学ぶことを決意したのにはもう一つ大きな理由がありました。

それは何か。

徐々に結果に違和感を覚え始めたから!!!
そりゃそうだよね、間違ってんだから(小声)


例えば骨格。私はオンラインの診断で「典型的なウェーブです」と言われました。
ウエストは必ずインするかマークする。ハイウエストにする。トップスはコンパクトなサイズ感で、首が詰まっており胸元に装飾のあるもの。ボトムスは足首が見える丈。
・・・・・これらをまじめにやってもなんかおかしい。


特に肩回りに装飾のあるブラウスを着ると

ZARAの試着室にて。

は??武士??

織田信長。
このガンダムみたいな部分は
 「裃(かみしも)」というそうです



なんかこの肩幅でいろんな敵から守ってくれそうです。カッコいいですね。
でも私は武士になりたいわけでもガンダムになって地球を救いたいわけでもなかったんですよね。
(あ、武士にはちょっとなってみたい)

ただ普通にフリルブラウスを着たかっただけなんです。


あとは足首が見える丈。これもウェーブは軽さが出て得意と言われていますが、私がふくらはぎまでのワンピースを着たのがこちら。

ん…?これは…

映画『風の谷のナウシカ』より。
ジブリではナウシカが一番好き

まるで…巨神兵っ…!


なんだろう、肩幅と腕の長さが悪目立ちしてる気がする。軽さが出るというより、長さが足りない感じ。

今度は地球を滅ぼしてしまう…!


という感じで、まじめにアドバイスされたことを守っているつもりなのに、地球を救ったり滅ぼしたりとなんかおかしい…とずっと思っていました。
※過去にインスタでも投稿した話なので既視感ある方はすみません🙏

カラーも同じ。とにかく淡い色、と言われたので
調子に乗っていくつか買ったのですが

子供が生まれるまではそこそこ私の写真を撮ってくれていた夫。
むかつくな~~今のほうが絶対美人なのにな~~~~~

…いやいや……裸?

色が薄すぎて肌色と同化している。
逆に今まで好きで着ていたブラウンやカーキのほうがずっとしっくりくる。

新卒の頃、同期とお茶してた日。当時にしては盛れてる


なんで?おかしい!似合うはずなのに!
私の目がおかしいのか??それともイメコンがおかしいのか??

これはもう、自分で知識をつけて謎を解明するしかない!!!
お前(イメコン)と私、いざ尋常に勝負!!!
(武士をやめろ)


元来オタク気質なので一度気になったら追求せずにはいられない。
そんなこんなでまだ1歳の息子がいるのに、スクールに通うことを決めたのでした。夫、本当にありがとう。一生頭が上がらない。写真は撮ってくれ。

パーソナルカラー

私のベストカラー(当時)。
彩度高め、イエベ、くすみ無しが大事、とのこと。

まずはカラーの授業。初日はGUのパフスリーブカットソーに黒のテーパードパンツとか履いてた気がする。

とにかくソフエレウェーブだからきれいめな格好をして、精一杯イメコンわかってる感を出した。どんなおしゃれ猛者たちが受けに来るんだろう?私みたいなダサいオタクがこんなところにいていいんだろうか。もう帰ろうかな。あっはい来てすみませんでした!ちょっともう自分これで失礼します!!(オタク特有の早口)

ってまだ始まってもないのに帰ろうとしていましたが、みんな、意外と普通。美容師さんやアパレル店員さんのようにイケ散らかした陽キャがたくさんいるのかと戦々恐々とておりましたが、みんな見た感じは私とあまり変わらない。むしろそんな奇抜な人はいなかった。あ、よかった、とほっとしたのをよく覚えています。
(その後同期とはめちゃくちゃ仲良くなる)

カラーの授業では「スプリング」だと判明し結構鮮やかな色も似合う!とわかりました。
※実はこれも後日変わるのだがそれはまた別の機会に

そしてやっぱりサマーはおかしかった。薄すぎる色、青みの色は顔色が終わってしまう、という私の勘は正しかった。カラーの授業が終わると今までの無地ベーシックカラーの私のクローゼットにぽつぽつと色物が混ざり始める。

骨格

カラーの授業後の状態。
まだウェーブだと思っているのでカーディガン肩掛けと
ショルダーバッグ斜めがけ大きいイヤリングで必死で重心を上げている。


最も衝撃を受けたのが骨格の授業。
家族からも同期からもウェーブウェーブ言われていたので、もうこれはウェーブの格好をしたときにおかしく見えるこの目がおかしいんだ。この目を授業で何とかしよう。

と思っていたところ、先生に「いや、ウェーブじゃないよ。ナチュラルだよ」と言われる。

衝撃を受けて爆発するサトミ

え、じゃあ今まで信じていたものはなんだったんだ…?
って思うと同時に、今までの武士やら巨神兵やらがめちゃくちゃ腑に落ちた。

せめて骨格がナチュラルだったら、ちょっとカジュアルも着れるのにな~
ナチュラルだったらロングコート着れるのにな~
ってずっと思っていたのに自分がナチュラルだった。笑

ほんと、結果にとらわれることがいかにアホらしいか、お判りいただけましたでしょうか。診断結果はウェーブからナチュラルに変わったけど、私の身体自体は1ミクロンも変化していないわけです。
ウェーブだと言われたから、勝手にロングコートが似合わないって思い込んでいたんですよね。たぶん着てみたら全然似合ったんだと思います。着てもみなかっただけで。


これをきっかけに「あ、診断結果なんてただの文字列だ」って思うようになります。(先生ごめんなさい)
※後日追記 こう思えたのは私がイメコン的にあまり大きな特徴のない見た目だったからというのが大きい。〇〇タイプど真ん中で、イメコンをしっかり守らないと変になってしまう、という人ももちろん存在する。


ずっときれいめで生きてきて、徐々に飽きと違和感を覚えていた今日この頃。

「ウエストマークしなくていい」
「重ね着してもいい」
「ロング丈着てもいい」

今まで自分に禁じていたものを一気に解放したことでめちゃくちゃ爽快になった。そして一気に、カジュアル、ゆるずるシルエット、レイヤード、アシンメトリー…そのあたりに傾倒していきます。

顔タイプ

顔タイプの授業の日。
長めのシャツをアウトして着るなんて今までは御法度中の御法度だった。
シャツにシミついてんな…

顔タイプは唯一誤診ではなかったので、授業を受けても結果は変わらずソフエレ。

でも、今まで「ソフエレです」としか言われていなかったから、ソフエレの中にもいろいろあってフレッシュに近い人、エレガントに近い人やフェミニンやクールに近い人がいるのもよくわかっていなかったし

渡された資料も女子アナみたいなコラージュしか載っていなかったので「私=ソフエレ=女子アナ」と思っていた
(もうお気づきかと思いますが私はめちゃくちゃ頭が固い人間なんです)


授業で自分の診断をしてみたところ、結果はソフエレだけど
大人要素と子供要素がほぼ同点、クールとエレガントにも近いことが判明。

なーるーほーどーーーじゃあ別にブラウスとレースタイトスカートみたいな女子アナスタイルじゃなくて、ジャケットとワイドパンツみたいなかっこいいめのテイストでもいいわけじゃん?

あと子供要素も結構あるからカジュアルも全然いけたんじゃん?骨格もナチュラルだし。

しかもエレガントにも近いならある程度柄物やコントラストもいけたってことじゃん???
・・・・・あれ、私結構なんでも着れるんじゃない???


そう、気づいてしまったのです。
骨格にも顔にもあまり個性やクセがないゆえに、何を着てもまあまあ無難に似合う。

学生の頃にテイスト迷子に陥ったのも、コロコロ髪形を変えても誰かは常に褒めてくれるのも、これが原因だったんだ…!!


パーソナルスタイリスト

この講義も衝撃だった。

これは診断結果をもとに、お客様に似合いそうなお洋服を実際に選ぶ、いわゆる「ショッピング同行」の授業です。

シンプルが得意、柄物苦手なソフエレの私に先生が提案してくださったのは
なんと

全部総柄のパンツ


これもそう。



アレ、ワタシソフエレデスケド?
ガラモノ、ソフエレ、ニガテダヨ…?
ってフリーズしたけど、写真を客観的に見ても別に全然変じゃない。


…診断結果にとらわれるってつくづくアホらしいんだなぁと実感。

よし、もうこうなったら何でも着よう。好きなものを着倒そう。もうしゃれ散らかしてやろう!!!と決意。



でも肝心なことが引っかかっていました。それは
「自分が何が好きなのかいまいちはっきりしない」ということ。致命的。


いろんな系統を勉強して、なんとなーくカッコいい感じ、モード系が好きだなとはわかったものの、Instagramでいろんなおしゃれさんを見るたびいちいち全部「素敵ーー私もこうなりたい!!」って思ってしまう。一つに定まらない。
それが新たな悩みでした。


そんなこんなでちょっと覚醒しかけた状態でスクールを卒業。2022年の9月。卒業式のコーデがまさにその中途半端を表している。


髪型を変える

これはこれで似合ってるし悪くないんだけどね。
私はまだしっくり来ていなかった。

ちょっと前に比べれば見違えるほどおしゃれになれたと思う。実際褒められることも増えた。でもまだ物足りない。(もう服で頭がやられているので、あくまで私基準です)


もっともっとおしゃれになりたい。イメコン業界内では褒めてもらえるけど、今の私レベルなんて正直世の中にゴロゴロいる。それこそアパレル店員さんや美容師さん、スタイリストさんなんて私なんかより遥かにおしゃれだし、なんていうか個性が光ってる。
イメコンは業界自体がまだまだダサい。その中で褒められて嬉しがってるようなレベルに留まりたくない。似合うかどうかを気にするみたいな次元よりもっと上にいきたい。
アパレル業界においても通用するおしゃれがしたい。シトウレイさんにストリートスナップ撮られたい。
(野望が過ぎる。信長か?)
(本当に調子乗っててすみません)

シトウレイさんはファッションフォトグラファー&ジャーナリストだよ。YouTubeめちゃくちゃ勉強になるからぜひ見てみてね。


…なんかもう執念がすごい。

本当かどうかは知らないけど、人間、10代の時に手に入れたかったけど手に入らなかったものに一生執着するらしい。それが本当だとしたら私は間違いなく「ファッション」だ。


高校生の頃、自分のダサさが恥ずかしくて友達と私服で会うのが怖かった。
おしゃれで可愛い同級生たちと並びたいのに並べなかった。
それができなかったから、今圧倒的に上に行ってやろうっていう、もう本当にドロドロとしたコンプレックスの裏返し。


引き続きInstagramで「私がおしゃれだと思う人」をひたすら探して観察した。そしていくつか気がついた。
まず一つ。


おしゃれな人、髪型から既におしゃれ説。


おしゃれな人で髪型が中途半端な人って1人もいませんでした。
手入れがされていることはもちろん、服とヘアスタイルのバランスがみんなとても良かった。


当時、モードテイストが気になりつつあったのと、カジュアルに苦手意識があったので、前髪を作ったらより雰囲気が出るし、カジュアルの難易度が下がる気がして、前髪ウィッグを購入。似合う前髪の長さ、量、幅をシミュレーション。(どんだけ慎重派なん)

もともとクセがあり量も多く、下ろせないくらいバサバサで、ずーっとオールバッグお団子ヘアにしていたけど、頑張って髪質改善することに。

もうすっぴんドアップを晒すことにも抵抗がなくなった。
しかし見せられる側にとってはたまったもんではないだろう。
謹んでお詫び申し上げます。


あ、これハグリッドじゃないです。私です。
ハグリッドはこちら(いるんか?このリンク)

量が多い故に今まで美容院では必ず髪を梳いていたけど、それが仇となり、毛先が広がっていた。
めちゃくちゃ人気の髪質改善専門美容院の予約を勝ち取り、家でのヘアケアを徹底的に指導され、ドライヤーやヘアアイロン、シャンプーに投資をしてようやく今ここまで来た。
(ヘアケアについてはまた別の機会にまとめます)


ツヤのある黒髪ロングだと、当時気になりつつあったモード系の服装とも相性がいい。いつかは癖毛風パーマにも挑戦してみたいけど、量の多さと、梳いた後の広がりでおそらく綺麗には見えづらい。私の髪の多さ、ハリコシを活かすなら確実にストレートヘアなので当分はこの黒髪ロングで行くと思う。

「髪が汚くて下ろせないからお団子ヘアに合う服装をしよう」という思考から「私はモードで個性的な雰囲気が好きだからそれが着こなせるように髪質を改善しよう」という思考にチェンジした。

メイクも変える

メイクの授業で出た課題。顔タイプ8つの顔になり切る。

もともと服ほどメイクに興味がなかったので、年中オレンジブラウンのアイシャドウでベーシックなメイクをしていた。(この写真でいうとまさにソフエレのメイク)

当時は服装もベーシックだったし、常に同じような格好をしていたから全く気にならなかったけど、徐々に服装にクセが出てくると顔だけやたらコンサバなのが気になった。

イエローやレッドのアイシャドウブルーやグリーンのアイラインパープルやベージュのマスカラなどなど、とにかくその日の服に合うカラーメイクを取り入れて顔がちょっとでもコンサバから離れるように工夫した。

また目が小さく特に目の横幅がないので、横幅を伸ばすようなアイメイクをすると顔がよりシャープな印象になる。目が小さいから以前はとにかく縦幅を広げようと必死になっていたけど方向性を変えた。

今後は目元のコンプレックスから離れたメイクにも挑戦したい。あえてアイメイク何もしないとか眉無しとか。(どんどんやばい人になっていく)

…これで髪とメイクは整った。あとは「自分らしさ」を見つけるのみ。どうやって見つけていったかという話はまた次回。
ごめんなさい、今回で終わりにしたかったんですがまた長くなりすぎてエラーが出て投稿できなかったんです(いい加減にしろ)
なので明日にでも続きを投稿します!!では〜

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