自己紹介と服の遍歴②激太りした大学生活〜憧れの大手企業で残業三昧
パーソナルスタイリストのサトミです。
前回は幼少期から高校生までの身の上話をしました。
次は大学生〜新卒までの分。どんだけ長いねん
大学生
入学とともに上京しめちゃくちゃに厳しい大学の寮で4年間過ごす。
そして、親の目が無くなったのをいいことにめちゃくちゃ食べて肥える
164センチ49キロだった体重は半年くらいで60キロを超えた。
朝ごはんに8枚切りの食パン一斤、一枚ずつたっぷりピーナツバターを塗って全部食べてたなァ
当然持ってきた服はほぼ入らなくなり
なけなしのバイト代で服を買いまくる
一枚1000円代のやっすい服を大量に買っては捨てる日々
(体型も変わるし)
でも自分で好きな服を選んで買えることが何よりも嬉しくて、
似合うとか似合わないとか関係なくひたすら買いまくってた。
まぁ当然今まで自分で服を選んだこともない奴が
プチプラばっかりを何も考えずに着るからオシャレとは言えないし
毎日テイストがコロコロ変わるから周りにはびっくりされるし
過食も含めたぶんちょっと病んでたんだと思う
髪型もめちゃくちゃ頻繁に変えてた
どうなりたいかっていう軸が
まさに何もなかった
体型についてはこれじゃいかんと思って
ちょっとダイエットして5キロくらい痩せたものの、
バイト先が中華料理店だったのもあって
美味しい賄いをたらふく食べて無事おデブ生活を続けました!!
ここでアパレルとかでカフェでバイトするような
おしゃれ大学生に憧れていたけど
「食費が浮く」のメリットの前では
憧れが塵芥の如く消え去りました
アパレルで働いとけばよかったなー🥲
成人式の写真とか
顔パンパンすぎて載せられ…
載せる
は?実写版アンパンマンですか?怒
就活が始まり、スーツを着る機会が増えると
なぜかやたら褒められるようになる。
ん?これはもしかして、
私はOLみたいな服を着た方が似合うのか?
と気がつき始める。
そして何かにつけてスーツを着るようになる。
髪も伸ばして前髪も無くして顔タイプ的に言うとエレガント寄せし始めた。
トレンチコートとかオフの日でも無駄に着てた。
当たり前だが
めちゃくちゃ老けて見られることが増えて
あー私って老け顔なんだー
大学生が着るようなカジュアルは似合わないんだー
って思い込むようになった。
今思えば正々堂々とカジュアルが着れる歳に
着倒しておけば良かったと心底後悔している。
ちなみに、
弟の部活の演奏会を見に行った時、
弟の後輩(私のことは姉だと知らない)から
「ちょっとwwwあの人めっちゃバブルっすねwwwww」
と言われていたらしい。うける
言われた弟は、
あれ、俺の姉ちゃんやで、
とは死んでも言えず、
あーほんまやなー
と返事したらしい。
ごめん弟
華やか綺麗めをやりすぎてバブリーになっていたそうです。
恥でしかない。これでかきあげ前髪封印した。
社会人(新卒)
まじで毎日こういう格好で出社してた。
とある日系企業の総合職。
ファッションとは全く関係のない業界です。
平均年齢高めの会社に、
たった1人の新卒として入社したので、
とにかく「最近の若者は〜」って言われないように、
100%感じのいい新人を目指していた。
(服装規定はめっちゃ緩い会社だったのに)
今思えばアウトでしかないのだが、
オフィスの華〜的な役割を求められていたので(実際に言われた)
地味過ぎなのもいかんなぁと思って
写真のような、母が着なくなったワンピースを
大量にもらって毎日着て行った。
(労働時間が長かったので、自分で服を買いに行く時間は減った)
髪もちゃんと巻いて、でも前髪が顔にかからないようにオールバックにして、
顔タイプで言うところの
フェミニン〜ソフエレ〜エレガント
あたりを行ったり来たりしていた。
その結果どうなったか??
セクハラ、パワハラ、アルハラの嵐に遭った🫠
※ハラスメントは、被害者がどんな格好をしていたとしてもやる側が100%悪いです。念のため。
何を言われてもニコニコ受け流す
(ここには書けないようないろんなNGワードを言われた)
何をお願いされても断らない
毎日誰に対しても笑顔
残業は言われたら言われただけやる
残業終わりに飲みに誘われたら
絶対断らない(それが月曜日でも)
休みにどんな予定があっても、
休日出勤を厭わない
土日の飲みのお誘いも絶対断らない
お酒は飲めと言われたら全部飲む
…これは服が悪いというわけではなくて完全に私の内面の問題なんだけど、
「嫌われたくない」
「みんなに気に入られたい」
「できる新人だと思われたい」
「昭和体質に馴染まないと」
「認められたい」
そういう八方美人的な考え方が見た目にも表れていたんだなぁと思う。
当時彼氏がいたのに(今の夫)、毎日婚活服みたいな格好で出社して
無駄にニコニコしてるもんだから
関係ない先輩に変な気を持たせてしまうみたいなことも多くて
拒絶すると逆恨みされたりで、どんどん居づらくなり病んでしまった。
残業も80時間を上回る月ばかりで人間関係も悪く
(一個上の先輩が毎日お局さんたちに取り囲まれて怒鳴られていた)
最後はご飯が食べられなくなり
お風呂に入れなくなって寝れなくなって
逃げるように退職しました。
あ、でもおかげで痩せました😇
誰もが知る企業に入社できたのに一年半で辞めてしまったどん底女が
その後どうなったかは次回書きます🫶