【あしながおじさん】私のやりたいことリスト2019
「人生を振り返る期間をつくりたい」という、我ながら無茶苦茶な状態に飛びこんでみて早半年。寝まくったり、引きこもったり、ポエム書いたり、占いしてみたり、週3バイトでリハビリしながら、いっぱい考える時間を持つことができました。おかげさまで、だいぶ満足した!という気持ちになってきて、先週からゆるりと就活を再開することになりました。
普通に考えれば、履歴書に謎の半年間を作ったわけで、はたして大丈夫かしら……という不安がないわけではないですが、こういう人間なんだから仕方ない。そもそも、そういうことを気にする場所では私はきっと合わないんだから、むしろ正しいマッチングするのにふさわしい情報だという気もします。進路に悩む若い人に、こんな人でも生きてける時代だよ!って背中を見せるためにも、しっかりやります。
さて、人生の目的を「やりたいことをやる」に設定したものの、じゃあ何をやりたいの?というのを整理しきれないままでした。これはいかん!今年中になんとかせねば、ということで、ここにまとめてみます。
「やりたいことリスト2019」公開の目的
2019年時点の私が願うやりたいことリストです。思いつきレベルのもの、アホに見えるものが並んでいますが、私としてはけっこう本気です。仕事としてやれるのか趣味の範囲かわかりませんが、とにかくやりたいこと。実現させるためにぜひいろんな人に見ていただきたいと思っています。やる!って決めて、それを外にむけて宣言することの大事さを実感した半年間の学び。言うのはタダなんですよ! もはやタイムカプセル的、七夕の短冊・お正月の絵馬的な感覚さえありますが、とにかく公開する目的は2つです。
①支援・応援してほしい……「あしながおじさん」たちに支援してもらったり、いろんな人に助けてもらいながらの生活ですが、立て直すにはまだしばらく大変な状況です。支援をお願いしたときに「もっと少額から応援できるようにしたらいいのに」っていうアドバイスをたくさんいただいたので、今回Polcaページを立ち上げてみました。もし「サポートしたい」って思ってくださった方がいたら、お気持ちの分だけカンパをお願いします。具体的に「この企画にだったら」っていうご相談があれば、ぜひ聞かせてください。
②情報がほしい……プロジェクトをやってみて実感したのは、やっぱり自分が発信し始めると情報が自然と集まるということです。特に対面で「こんなことをやってるんです」って相談すると、みなさん「じゃあこうしたら?」「こんな人がいるよ」って教えてくれる(優しい!)。それがつなぎ合わさって、「こんなことできるじゃん!」っていうひらめきと行動につながる。以前ちきりんさんのブログで知った「看板効果」なるものを体感しました。やりたいなら、一人で抱えているんじゃなくて、まず「やりたい」と口に出すところから! 言っちゃったらもう後には引けなくなるし、自分を奮い立たせるという意味も大きいかもしれません。
ということで、以下「山田恵子的やりたいことリスト2019」全部で6つです。よろしくお願いします!
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①児童文学を書く・出版する
これはもう「書けよ!」以上。って感じです。わざわざ書くことでないのを承知しつつ、でも、この願いを見つけたから、私はこの半年間を乗り切れたし、よっぽどなことが起きない限り「やっぱ違ったわ~」とはならない自信がある。現状を考えると、自分でも何を言ってるんだって気もするんですけど、万が一この記事を読んでくれてた人がずっと覚えてくれていて、万が一10年後とか30年後とかに私がほんとに夢を叶えることができたら、ちょっとドラマチックじゃないですか……? という長い伏線を張っておきたくて、リストの1番目にランクインです。
②マンガ図書室を作る
マンガがね、子どもの頃からずっと好きなんですよ。おもに少女マンガなんですけど。で、大人になるにつれて趣味って変わっていくのかなって思ってたんですけど、30歳こえても好きなままだったんです。だから、これはもう一生好きなんだろうなって思っていて、だったら思いきって実現化させたいのが「好きなマンガばっかり、ずらーって置いてある部屋」なんです。それで、自分一人で読むのってもったいないから、友達とか同じように好きな人とかにも楽しんでもらえたら嬉しくて、いろんな人に活用してもらえる何かうまい方法がないかと考えています。くつろげるソファがあって、ごろごろリラックスした状態で、ひたすら読める。おやつや飲み物も用意できたら最高。
「いや、それマンガ喫茶では……」というご指摘、もっともです。でも、私の中ではあくまでも、まずは自分が満足する部屋ありきで、そのうえで、他の人とも共有したいんですよね。マンガ喫茶屋さんをやりたいわけじゃない……。
最初は、マンガ部屋を作って「近所の子どもに開放したい」がスタートだったんです。子どものころ、お小遣いが足りなくてよく近所の古本屋さんで立ち読みしてたので、そういう機会を提供できる近所のおばちゃんになりたいなと思って。自分の好きなマンガを布教できるし、自分一人のためだったら買うのに躊躇するときも、「図書室のためだし」って大義名分ができるし(笑)。
そして、これから紙の本って超貴重になっていくはずなので、今ほんとうに好きなマンガは紙でゲットしておいて、絶対処分しちゃいけないと思っています(一時期ミニマリスト的思考で手放した数々のマンガたち、悔やんでいます……マイナーな少女マンガは絶版になったら二度と読めないんだよ!!!電子化されないタイトルがあるんだよ!!)。
ずっと置いておきたいけど場所がないっていうのが、マンガ持ちの大きな悩みの一つだと思うのですが、これも「図書室」と銘打ってしまえばいいじゃん?って。場所が必要なら、それ用の場所を確保してしまえという考えです。人生における必要経費なのだと割り切ってしまえば、全然問題ない。ゆくゆくはちょっと考え方を広げて、マンガ好きで普段から読んでる人に支援を募って、買って読んだあとのものを図書室で預かって置かせてもらうとか(蔵書を増やす!)、あなたの棚をお貸ししますとか(シェアする本屋「ブックマンション」さんの図書室版みたいな)。
そして、どうせ人に来てもらうスペースにするのなら、イベントしたり配信したりできるような場所だといいな……。小さくても、人の交流ができるコミュニティみたくなっていくのが理想です。
もともと来年1月に引っ越しをする予定で、そのときに小さくてもいいからマンガ部屋を作ろうと目論んでいたのですが、資金的にちょっと厳しく、そして「マンガ好きキャラ」としての情報発信もあんまりできてないのでそこからなんですが、まずはやるぞ!の宣言です(存在を知ってから行ってみないと!と思い続けてる、あきる野の「少女まんが館」にも来年こそ行く!)。
③「あなたの代わりに寝ます」屋さん
はい、だんだん思いつき具合がぶっ飛んできましたが、これは占い師のSUGARさんと前職の番組制作チームで話してるときにいただいたアイデア。「とにかく毎日いっぱい寝たい。なんなら寝ることを仕事にしたい」と宣った私に対して、SUGARさんが、じゃあこういうのは?って。
みなさん毎日忙しいですよね? 疲れたー、もう帰りたい、今すぐベッドに飛びこみたいって思うこと、けっこうありますよね? それでも仕事が終わらなくて帰れない、寝られない。そんなあなたの代わりに、私が寝ます。しっかりばっちり熟睡して、見た夢をしっかり覚えて起きて、レポートにしてお伝えします。何か悩んでること、質問があれば、夢の中でその答えを見つけてきます。一回につきお一人分3,000円。依頼を受けた日は最低でも8時間睡眠を死守します。
「現代人は」とひとくくりにすることはできないけれど、少なくとも私の身近にいる人たちは、本当に忙しすぎる。眠ってなさすぎる。社会人をやり始めて10年間、みんな絶対もっと寝た方がいいと思っていて、まぁ世間はどうであれ、とにかく私はしっかり眠る人生を選びたい。社会を変えようなんてことは思いませんが、看板を掲げることで「眠る」を見直すきっかけになれたら……とは思ったりします。
④おさんぽとおしゃべりの会
これも前述のSUGARさんからいただいたアイデア。私が迷走してるときに、ちょっと長いコースを歩きながらお話を聞いてもらったことがあって、これ山田さんやればいいんじゃない?と。
私がアテンドする都内のオススメおさんぽコースを歩きながら、なんでもおしゃべりしませんか。悩みがある人はそのことについて、グチを吐きたい人はいくらでも、テーマを決めずにただぼんやり話したい人はもちろんそれでも。横並びで歩いて、前に進みながら話をするって、面と向かって口に出すよりもハードルが下がるんですよね。ちょっと自分に向かって話しかけてるような気持ちにもなる。時間と希望の場所によってコースをお選びいただけます(30分3,000円/60分5,000円/90分7,500円)。
一対一でお金いただく気満々ですが、人数がいても楽しいのかもしれないと思って「会」にしてみました。タロット占いをやり始めて、私は人の話を聞くのが好きだし、得意だということを再確認しました。そして悩んでる人がいたら、その背中を押してあげたい。というのはおこがましいかもしれませんが、人に話を聞いてもらうだけでスッキリしますよね。そんな活動もしていきたいと考えています。
⑤プラネタリウム番組の制作に関わりたい
やりたいことをいろいろ書き出しているときに、ふと出てきたのがこちら。「小説を書いてみたい」のバージョン違いみたいなことです。学生時代からプラネタリウムに行くのが好きで(と言っても、年に1、2回行くくらいなのですが。特に池袋サンシャインシティにある「満天」)で、いわゆる昔ながらの星空解説ではなく、季節やテーマごとに音楽アーティストさんとコラボしたりするプラネタリウム番組が素敵だと思っていて、私だったらあの人の音楽と、あの人の小説のあのシーンをコラボさせるのにな~とか、考えたりしてたんですね。企画を考えるだけで楽しいので、これはもう少し具体的に妄想していきたいなと思っています。
⑥私が「あしながおじさん」になる
とにかく応援してもらえたことが嬉しかったのは以前書いた通りなのですが、やっぱり自分も応援する側でもありたいと思いました。金銭的な余裕ができるのに、しばらく時間はかかると思うのですが、将来的に何か貢献できるようになりたい。
それで今のところ私が妄想してるのが、「自分が興味を持ったエンタメに関するものを2つ購入して、誰かにプレゼントする」というもの。自分が観たい舞台やライブ、読みたい本、やってみたいことなんでも、もう一人分を私が用意する。アーティストさんや作家さんたちを応援することになるし、私は好きなものを布教できて一石二鳥。終わったあと、感想聞けたら嬉しいし。金銭的に余裕のない若い人に応援するのでも、普段はエンタメに触れない人への興味のきっかけを作るのでもいい。好きなものにちゃんとお金を使って、さらにたくさんの人に好きになってもらえたら嬉しい。
以前、出版関係のお仕事をしてた時代、お金にあんまり余裕がないときブックオフにお世話になるのが切なかったんです。ほんとは一番新刊にお金を使わなきゃいけない立場なのにって(ブックオフは大好きだけど!)。だから転職して違う業界の仕事についたんですが、今度はお客さんとしてちゃんと出版業界にお金を落とせる人になりたいと思ったのでした。2年経って、今度はそれが出版業界からエンタメ全般に変化したんだと思います。
商品やモノって、いくら提供してくれたって、受け取る側がいなければ成立しないんですよね。というのは、番組制作していたとき、いつも応援してくれる視聴者さんたちが教えてくれた。受け取ってもらえる喜びを味わわせてもらいました。好きなものがあるなら、ちゃんとそれを表明しなくちゃいけない。私が楽しく生きるために必要なものだから、ちゃんと貢献できるようになりたい(ので、まずはちゃんと稼ぎます!)。
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という、妄想大爆発なリストでした。書くのはタダだし(おかげさまで恥ずかしさにはだいぶ慣れた)、思わぬきっかけで実現することだってあるはず。クリスマスプレゼントを贈るつもりでご支援いただける方、大募集です!! よろしくお願いします!!
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