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ポルチェレイジュ6出場中1優勝5入賞(エース期は入賞3のみ)でギリポルチェ専業を名乗りたい男による8.5弾環境ポルチェレイジュのすゝめ。(0134型)
前書き
こんにちは怪盗です。今期はパッとしない成績しか残せていませんが、デッキはいいものができたので、世のポルチェ研究家の一助になればと思い、自分のメモ書きというのも兼ねて構築と考えを書き留めておきたいと思います。より多くのポルチェファンとレイジュ使いの元に届けたいと思いますので、読み終えましたらリツイートしていただけると幸いです。
ではまずは構築から。
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8弾以降3回フラッグシップバトルに参戦し、都度構築は違いましたが、基本型はこれになると思います。昨今はリーダーレイジュの人気が上がり、議論も活発になってきて嬉しい限りだと思います。また、その中でポルチェを採用しないジェルマ特化の0124型、それにタップノットを採用した型も散見されるようになりました。先に申し上げておきますと、今回はポルチェ型とジェルマ特化型のどちらが強いかというお話はいたしません。怪盗はポルチェが好きで、ポルチェで勝ちたくてリーダーレイジュを握っているので、ポルチェを軸に構築を組み始めたということを前提に、このnoteを書かせていただきたいと思います。
構築のキー
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色々と気になることはあると思いますが、まずはポルチェの強みからお話ししていくことにします。3コス2ドンマイナス手札消費0~1で5000以上の2面展開+α。出すキャラによっては手札が増えたりブロッカーが立ったり、2面処理が叶ったりします。(それぞれのキャラを出したときの基本的な動きについては4月にnoteを書かせていただいているのでそちらを合わせてご覧ください。)
どう考えても強いことが書いてあるのですが、ポルチェには弱点があります。それは次のターンも同じドン数でしか動けないということです。となると噛み合いが良くてめちゃくちゃ強いターンと、あまり強くないターンが発生します。爆発力はあるけれど再現性が低い、フラッグシップや大型大会などで連戦することを前提とすると選ばれない理由になってきます。
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であれば、ずっと同じドン数でも最大限の力を発揮できるように構築を組めばいいのです。そう考えたときに目をつけたのがヨンジというカードです。4ドンのターンに①レイジュ+ヨンジか、②ポルチェセット+1ドンが基本の動きになります。また、次ターンこちら4ドンの、2ドンエンドをしてくる赤紫ローに対して、ヨンジの後にレイジュを出すと効果を使うことができます。登場時効果を持たない変身先なので、ポルチェ無しで2ドン減らしつつ強い動きをするためには重要な札となります。仮にイチジだけを出すターンが意図的に、あるいは意図せずあったとしたら、次のターンは2(レイジュorヨンジ)+ポルチェセットの動きがニジ型よりしやすいので、戦略の幅は広がります。毎ターン高出力を押し付けていけば手札枚数でも負けやしないので、そのまま押し切ることも可能ですが、8弾になってポルチェレイジュは新たな刃を手に入れました。
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解説は不要かもしれませんが、紫きってのパワカです。主に相手のドンが7,8,9のときに置きます。ポルチェとセットで置けるとなお良しです。ちなみにマリアで5ドン加速して合わせるためにドンを戻すと、(このターン発動のタイミングが無ければ)リーダー効果が発動して1ドローできます。これは単にリーサルのためにつけるドンの回復にもなりえますし、盛り返してきた相手の盤面を、イチジ複数連打やジャッジ展開でひっくり返すためにも使えます。
新採用カードの紹介が終わったところで、それぞれのカードの簡単な説明と採用理由をお話ししようと思います。
採用カードの説明と採用理由
ヴィンスモーク・レイジュ
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上下4枚。動きの軸になるので確定で4です。デッキに何枚ヨンジが残っててレイジュのドローと王国合わせて6枚見れるから、、などのために山下は暗記しましょう。4月のnoteでもお話しした気はしますが、ポルチェ出してポルチェサーチ、レイジュ出して(強制効果の)1ドロー、レイジュ効果使おうと思ったらハンド6枚!とかにならないように気をつけましょう。
ヴィンスモーク・イチジ
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上下4枚。イチジの強みは序盤から高火力速攻の押し付けと、相手の盛り返しに対する返し、のどちらにもあるので、その対面ではどの場面で使うのが効果的かよく理解しておく必要があります。後述します。
ヴィンスモーク・サンジ
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2枚。プレイスタイルによって0でも4でもいいと思います。どうしようもない手札を1ドン2ドローで助けてくれたり、1ドンエンドの赤紫ローに対して子サンジ+ポルチェセットで追いつかせたりできます。王国でサーチする対象の、軽率に切れる1000カウンターとしても優秀です。ドン調整がしやすいので、6/6000サンジを採用する際の潤滑油になってくれます。
ヴィンスモーク・ヨンジ
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上下4枚。動きの軸です。先2で1+ヨンジの動きをすると相手にかなりのストレスをかけられて楽しいです。軽く先述しましたが、赤紫ローの2ドンエンドに4ドンヨンジレイジュや5ドンヨンジポルチェイチジが強いです。ニジだけ仲間はずれなので名前は0134型としています。
ヴィンスモーク・ジャッジ
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2枚。諸説枠です。無いと厳しい対面はルッチくらいです。ジャッジが2ならマリアは4。ジャッジが1ならマリアは3です。山の残数と位置把握して手繰り寄せれるので1でもいいですが、ポルチェで中盤に下に行くとさわれないです。切り替えて別プランで戦いましょう。ジャッジは最速で出すより、お互い息切れのタイミングで出すのが強かったりします。マリアのターン、相手ジャックのターン、イチジ2連打返し、モリア返しのターン、ジャッジ返しのターン、みたいな感じで。昔のようにジャッジ出せば勝てるという環境ではなくなりましたし、マリアで手札余計に1枚切っているのもお忘れなく。
ヴィンスモーク・ソラ/ブラックマリア/カヤ
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2000カンたち。苦渋の思いで443にしています。カヤ4過激派なのですが、先述のジャッジ2のためにマリアを4にしたいのと、王国でさわれる気軽なカウンターのソラは減らしたくありません。カヤの仕事としては主に1ターン目にあります。0134型ポルチェレイジュは自由に使えるドンが先攻なら先1の1ドンと先2の1ドン、後攻なら後1の2ドンのみで、この間に手札をある程度整える必要があります。その際にジェルマ66・ジェルマ王国・カヤを使いたいわけですが、ここの枚数が少ないと事故に繋がります。カウンター値を加味した最低限の調整がジェルマ66が3枚、王国4枚、カヤ3枚ですが、個人的にはカヤ4にしてマリア3のジャッジ1の方が好きです。ここは個人の裁量にお任せします。
GERMA66
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3。感覚として、変身ギミック3なら王国は4。ギミック2なら王国は3だと考えています。そしてこの66はあくまで1ターン目に王国をさわりにいくのが最大目的(あとはポルチェターンの余った1ドンで大人をサーチして王国で大人を捨てたいときに使用)なので、採用枚数は王国以下であるべきと考えています。
ジェルマ王国
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4。先述の通りです。パラレルイラストが素敵です。
不採用:ヴィンスモーク・ニジ
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唯一の不採用カードとその不採用理由もお話ししておきます。7弾環境から比べると黒からボルサリーノが減る、ボニーが消えるなど、4以下バウンスを強く使えなくなったことが不採用を検討し始めたきっかけになります。ニジの従来の強みとしては、イチジを寝かせるよりポルチェニジで2面縦置きして相手の盤面を減らす方が強い場面の選択肢であり、4ドンのターンにニジでプリンバウンス(笑)してる場合ではないのです。ポルチェに頼りすぎないという意味でも、どうせ同じパワー6000ならば、2コスで動かせるヨンジの方が選択肢が増えて強いと判断しました。
各環境リーダー対面有利不利と動き方
VS赤紫ロー
不利。赤紫ロー対面は相手理解にもよりますが、不利よりの微不利です。特にマリアを置かれてしまうと、クイーンレイジュと連打されてしまって相手2ドンエンドこちら2ドン減らしのフルパワー進行を余儀なくされる上に、大人が山下に行くのでかなり厳しいです。先攻をとって処理をさせつつ、山下に行きづらいイチジを2、3ターン目くらいまでに立てて押していきたいです。一瞬の隙でひっくり返されますし、ドン以下不発ミスが起こりうる対面ですので、不慣れな間は特に気をつけてください。
VS0ルッチ
微有利。5分はあると思います。後攻を選択します。4コス帯は軽率に処理されてしまいますし、初動の爆発力はないデッキなので、レイジュよりイチジを優先して展開していきます。できれば大人イチジを2枚トラッシュしたいです。後2はポルチェイチジをしてもいいのですが、先2でエニエス置かれたときは先3アイスエイジ+ルッチで2面処理されてしまうので、その場合はイチジだけを出しましょう。イチジ一体の処理にも、つるルッチが最低限必要なので、エイジかルッチのどちらかをここで消費してくれます。そして次のターンは5ドンになるので、ここで2+ポルチェの動きをします。後2でライフを2枚めくれているので、以降の3以下KOトリガーを踏む確率が下がるのもいいですね。3面展開の処理漏れから攻めの糸口を作り、寝てるブルックは処理しながら、顔を詰めていきましょう。あとはジャッジの説明の際に申し上げた通りです。マリアはどこかで置いてあげるのが絶対です。
VS黄エネル
有利。最速8カタや、卵型であればボニーが面倒なので、後攻を選択します。後2の理想ムーブはレイジュヨンジです。後3でイチジ出す頃には相手はガードを切り始めています。次あたりでマリアを出してあげるといいですね。後3をイチジのみにすると、後4で2+ポルチェマリアができます。また、殴り抜けることを考えるのであれば先2と先3の顔殴り(をしてくるならば)は受けていいです。相手盾0にすると相手のヤマトでポルチェが取れなくなります。もちろんトリガー次第では負けますが、おナミ2枚とか引かないことを祈りましょう。プリンを入れるとなお勝ちやすいですね。
VS青ドフラミンゴ
有利。フラシとスタバで5,6回ほど当たりましたが負けたことありません。7000をヨンジでカットしやすく、キャラはあくまで横向きで出てくるのでイチジで処理して面で勝ちやすいです。大人たちが満遍なく手札に来てくれて、イチジの使い所を間違わなければ有利と言っていいと思います。
VS黒黄ルフィ
不利不利不利不利不利不利。プリンを入れていないとお話になりません。入れていなかった場合の唯一の対処法は殴らずに最速で4体+マリアを並べてドン加速、一気に殴り抜けて手札を大幅にさらうくらいです。これも日和があればケアされますし、当たらないことで対策とした方がいいリーダーだとは思います。
後書き
以上、構築と環境リーダー対面についてお話ししてきましたがいかがだったでしょうか。怪盗個人では今期はあくまでフラシ優勝無しですが、安定して入賞し得る構築ということでお披露目とさせていただきます。昨日のキャン待ち貫通に引き続き来週は当選を控えていますので、8.5弾環境最後のチャンスを頑張ってきたいと思います。全国のポルチェファンの皆様と、レイジュ使いの皆様にとって少しでも助けになれたら幸いでございます。拙い文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。9弾以降もポルチェが最大限輝ける構築を(レイジュとは限りませんが)考えていきたいと思いますので、またよろしくお願いします。