フルマラソンの魅力とは?
2022年12月4日、沖縄でNAHAマラソンが開催され、
私はそこで初めてフルマラソンに挑戦しました。
タイムは5時間半。何とか完走することが出来ました。
私はハーフマラソンにも参加したことがなかったので、
完走後の体へのダメージが大きく、未だに関節の痛みがあります。
それでもまたフルマラソンに参加したいと思っているのが不思議なところで、フルマラソンに参加する魅力とは何だろうと考えるようになりました。
今回は私が感じたフルマラソンの魅力について、
ちょっと言語化してみようと思います。
フルマラソンの魅力5選
大きな達成感を得られる
フルマラソンはご存知の通り、42.195kmを走ります。この距離は果てしなく感じるため、マラソン参加中に何度も絶望します。あと20km…あと19kmと思いながら走り、身体中が痛くなってきて1kmを進むのもしんどくなってきます。
そんな中、気がついたらあと5km…となり、歩くスピードで走りながら確実に前に進み、その後走り切った時の達成感は当然ながら大きいです。長い間絶望や孤独と向き合い、ようやく走り切った後には涙が出るほどでした。
私にとってフルマラソンはこれまでの人生で一番大きな達成感でした。達成感を得ることで自分を褒められるようになり、気持ちがポジテイブになるのはフルマラソンの最大の魅力であると感じています。
観光よりも強烈な思い出ができる
今回はフルマラソンは沖縄の各所を巡ることもでき、
マラソンをしながら観光も兼ねることができました。
フルマラソンをフックに観光する場合、
痛みや感動を伴って景色を見ることになります。これにより普通の観光では得られないような強烈な思い出が生まれます。
「この坂道で絶望したなぁ」
「この通りで脚痛くなったなぁ」
「ここからラストスパートで駆け抜けたなぁ」
ちなみに那覇市中心部のモノレール下の通りがラストスパートの通りになったので、私はこの場所が好きになりました。このような形で普通の観光以上に多くの思い出を作ることができます。
周りからすごい人と思われる(錯覚される)
フルマラソン完走後、周りの人の反応が変わります。
「〇〇さんすごい、私にはフルマラソンは無理だ」
「完走するなんて大したものだな」
「さすが〇〇さん、フルマラソン完走するだけのことはある」
など褒められる機会が増えました。
フルマラソンを完走後、会社の人からは、
・体力がある人
・精神的にタフな人
というイメージを持たれるようになりました。
(錯覚だと思いますが)フルマラソンに参加してから新しい仕事を頼まれることが増えました。この人ならもっとやれると思われたのでしょう。
新しい仕事をこなすことは良い評価に繋がります。
フルマラソン参加は、会社での評価アップに有効かもしれません…笑
自信がつく
フルマラソン初参加であれば誰しも「フルマラソンなんて、自分にできるかな」と思います。こうした気持ちから入るので、完走後はまるで自分がとんでもなく大きなことを成し遂げたような気分になります。
フルマラソン参加は「自分は挑戦者なんだ」と感じさせます。
ゴールした瞬間は「自分を褒めたい!」という気持ちが湧き、これが大きな自信に繋がります。
自信が生まれることで更に新しいチャレンジに挑戦でき、成功体験を重ねることで更に大きな自信を作ることができます。
他の参加者と心の距離が縮まる
今回のフルマラソンは会社の社長とエンジニア2人で参加しました。
他の3人とスタート位置が違ったので一緒に走りませんでしたが、レース終了後、皆さんと再会した時に、
「骨盤が痛くてしんどいですよね…」
「あの坂は絶望しましたね…」
など非常に多くの会話が生まれました。
同じ場所で苦しみを体験しそれを共有することでお互いの距離がグッと縮まるような感覚がその瞬間にあります。このような苦しみを共有できる仲間ができたという視点で、今回のマラソンは非常に価値のある体験になりました。
終わりに
今回のNAHAマラソン参加を通じて、フルマラソンには様々な魅力があることに気づくことができました。
ちなみに他の参加者の方は口を揃えて、
「フルマラソンは完走後のビールが最高」
と言っています。
僕の場合は完走後の水風呂が最高でした。
完走後に温泉で体を洗い、サウナ・水風呂に駆け込み、
その瞬間「ああ、このために生きてるんだな」と感じました。
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