【4児の母 出産体験記③】自宅出産までの道のり(前編)
こんにちは!
助産師・潜在意識療法家の恵子です。
このnoteでは、
助産師、看護師、ヒプノセラピストとしての知識
娘、妻、母親、ひとりの女性、としてのさまざまな役割と経験から学んできた
"自分自身を大切に生きるためのヒント"
を発信していきます。
引き続き出産体験記をお送りします。
まだ読んでいない方は、はじめての出産編をご覧ください!
はじめての出産から数年後、
私は新しい命(第二子)を授かりました。
一人目を経験して、
旦那さんには、夫でいてほしいし、パパでいてほしい。
医者の顔は出してほしくない!と思った私は、
「究極、どんな方法があるんだろう?」って考えるようになっていました。
自宅出産という"新しい扉"
そこで、たまたま1人目を取り上げてくれた助産師さんが
ちょうど妊娠されるタイミングで『助産院で産むよ!』って話をしてくれたんです。
私は当時まだ看護師だったから、
助産院の詳細について知らなかったんですね。
また『自宅出産っていうのもあるんだよ』っていうのを聞いて、
そこで私にとって"新しい扉"が開いた気がしたんです!
私は何よりも旦那さんに、
"夫"そして"父"として居てほしかったから。
主治医も旦那さんじゃない人にお願いしたかったし、
自宅出産であれば、医者の顔は出ないのでは?と思ったんです。
じゃあ、自宅出産やってるような助産院ってどこにあるんだろう?って色々調べたら、当時住んでた近辺にも何件かあるっていうことがわかって。旦那さんにも相談してみることにしました。
私は、てっきり反対されると思ってたんです。
やっぱりずっと医療の畑で働いてる旦那さんだし、
『そんなの危ない!』とか『なんかあったらどうすんだ!』って言われるだろうなと。
そしたら旦那さんから意外にも、
『いいじゃん!』って言葉が返ってきて。
私は「えーーーーーー?!」ってなりました(笑)
1人目の時に"医者の顔をしていた"っていうこと、
それがイヤだったことを旦那さんにも伝えていたので、
おそらく旦那さんも、次こそは父・夫っていう役割に
徹するつもりでいたんだと思います。
"なにか"という漠然とした不安
自宅出産の希望は叶いそうだと分かったけど、
「でも"なんか"あったら、どうしよう?」っても思うわけです。
それを旦那さんに伝えたら
『"なんか"って、なんだと思う?』って返されて。
「あー確かに」って思ったんです。
"なんか"って漠然とした何かに恐怖を抱いてるだけじゃん!
だったら、その"なんか"っていうものを特定して、
その特定したものを排除すればいいんだと。
私は何に不安を抱いてたんだろう?と考えた結果、
なんにも不安はないんですね(笑)
"自宅だから危険"ってそもそもどうして?
危険にならないように、
日常生活で自分が食事・運動・睡眠・メンタルなどに気をつけたり、
生活環境をきちんと整えれば何にも問題ないじゃない?
"自宅だから危険"っていうのは絶対違うし、
"病院だから絶対安全"とは言い切れない。
そういう風に思うと、
自宅出産っていいんだ!と思えました。
実際、助産院さんに通い始めて
私を担当してくださった助産師さんは、
大阪出身で、私の母親の年齢に近いぐらいな方でした。
いい意味で叱咤激励もしてくれるし、寄り添ってくれるし。
いつも色んなことを教えてくれたり、聞いてくれたり。
ときには、うちの旦那さんに対しても叱りを入れたりとか。
『もっと奥さんのこういうとこ見ないかんよ!』みたいな感じで(笑)
私も気を遣う人間だから、
言いたくても言えないことを
我慢しがちなんですよね。
それを代弁してくれたりする助産師さんで。
私はその方がいてくれたおかげで、妊娠中すんごく安定していた記憶が今でもあります。
1人目って切迫流産や、切迫早産になりましたが、
2人目の時は、何にもなかったんですね。
なんならもうよく歩いてたし、
結構動き回っていました!笑
妊娠10ヶ月に入った時には、
地域のマラソン大会とかも出てました(笑)
参加者はみんな振り返るけどね。
(腹でかくない…!?)みたいな(笑)
私も「いつ生まれてもいいから大丈夫なんです〜!」
っていう感じで早歩き程度で走っていましたね。
本当に妊娠中は健康だったんですけど、
お産はやっぱり時間がかかりました。
今回は24時間…!
病院だとお薬を使うだとか、医療行為もできます。
でも、自宅出産だと医者は基本的に居ない訳だから、
その助産師さんの経験と手腕にかかってくるんです。
例えば、今のこの状態だったら、
寝かせた方がいいのか?動かせるのか?
みたいな判断。
夕方4時ぐらいに助産師さんから、
『ちょっとさ、カフェ行こカフェ!』
『気分転換に外にお茶飲みに行かない!?』と提案されて。
私としては「いや、結構痛いっすけどね…!」
みたいな感じだったんですが…(笑)
でも、その時まだまだ子宮口が全然開いてなかので、
助産師さんの中では、多分これぐらいやらなければもお産が進んでいかないだろう、
っていう経験値からの予測があるんでしょうね。
まぁカフェぐらいだったら、
3~4分感覚で来てるこの陣痛も
なんとか行けるかも?と思って車に乗ったんです。
でもね…
向かった先がカフェなんかじゃなかったのよ。
そっから車で30分ぐらい揺られて
たどり着いたところが小牧城のふもと。
その城は、小牧山という山の頂上にあるんですね。
助産師さん『この山、登るよ!』
私「・・・は!?」
▼記事の続き▼
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