【実体験】心の傷に気づき、それを癒やすまで
こんにちは!
助産師・潜在意識療法家の恵子です。
このnoteでは、
助産師、看護師、ヒプノセラピストとしての知識
娘、妻、母親、ひとりの女性、としてのさまざまな役割と経験から学んできた
"自分自身を大切に生きるためのヒント"
を発信していきます。
前回は、"潜在意識は「主語」を認識できない"という話をしましたね。
過去に負った心の【傷】が、
あらゆるかたちで現在の不具合として出てきてしまう。
そんな怖いような話でした。
今回の記事は、それに関連した私の実体験。
本当に最近起きたばかりのお話をシェアします!
これは心の【傷】に気づくところから、
それを癒やすまでのプロセスについての経験談です。
ヒプノセラピーが、どのようにして日常に活かされているのか
その一端を皆さんにイメージしていただければ嬉しいです!
約束に遅れられて、いじけてしまった私の話
私はある友人と、ごはんに行く約束していました。
集合時間は事前に19時と決めていたのですが、
約束の直前になって友人から「ごめん!一時間遅れる!」と連絡が…
相手にもお仕事の都合がある訳だし、
それはそれで仕方ないことだけれど、
私その時、いじけモードになっちゃって…
「もし会ったら、こんな話がしたい!」という期待があったからこそ、
一時間遅れたことにショックを受けちゃったんです。
結局一時間後には会えたんだけど、
そのショックを相手にうまく伝えられなくて、
だから相手からは、私が不機嫌な表情に見えちゃったみたいで…
そしたらその友人から、
『仕事だから仕方ないじゃん!!』
と言われてしまったんです…!
こういうモードに入ってしまうと
普通は喧嘩になっちゃいますよね。。
その時に私は、こんな風に伝えました。
「違う、そうじゃないの…!」
「私はあなたを責めてるんじゃないの。」
「なんで私がこんなにいじけちゃったのか、その理由を思い起こしていたの。」
「それが今、分かったんだ。」
私が傷ついてしまった本当の「理由」
その時気づいたことは、
私は怒っているのは、友人のせいではなくて
過去に自分が経験した記憶が原因だということ。
私が【理由】として特定した記憶は、
こんなエピソードでした。
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幼い頃、私は母親と
外食する約束をしていました。
『夜ご飯、一緒に食べに行こうね〜!』
それがもう本当に嬉しくってウキウキしていたんです。
ところが、家を出る直前になって
母親の友達から電話がかかってきてしまって…
それがもう、いつまで経っても電話が終わんない…
一時間経っても終わらないし、ずーっと終わらなくて…
私は「久しぶりの外食だー!」って
ウキウキしていただけに、とってもガッカリしてしまいました。。
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一見すると、些細な家族のエピソードなので、
(え?これが?)って思われた方もいるかもしれませんが、
これが私がいじけてしまった【理由】でした。
【約束に遅れられた】という出来事が引き金となって
その傷がヒリヒリと浮かびあがってきた訳ですね。
この時の記憶が【傷】として残っていたことを、
今になって、自分で分析することが出来たんです。
"気付き"を相手に打ち明けてみると…
話を現在に戻します。
私は友人に、この幼い頃の【傷】の話を打ち明けることにしました。
「私がいじけてしまったのは、
こういう過去があったからで、
本当はあなたが悪いんじゃないんだよ。
楽しみだった分、期待しちゃってたし、
だから時間通りに会えなかったのが
ちょっと寂しかったんだ…」って。
そしたら相手も
『あぁ、寂しかったんだね』って
私の感情を受け止めてくれました。
友人はその時、
(別に責められてるわけじゃないんだ)
って安心してくれたと思う。
そして、こんな私に対して
『可愛いかよ!笑』って言葉を投げかけてくれました笑
だから、それ以上ヒートアップする事はなかったし
それから仲良くお話することができました。
"過去が癒やされた"という感覚
『可愛いかよ!』って言われたときに、
「あぁ私の気持ちを理解してもらえたんだ!」
って思えて、すごくほっとしたんです。
心の中でくすぶっていた思念から
ようやく開放されたのを感じました。
つまり、これが過去が癒やされたということ。
心が揺さぶられたとき、その「理由」を特定して、
気づいたことを、きちんと打ち明けることが、
とても大事なステップなのです。
これは色々なケースに言えることだけれど、
最後の行動(アウトプット)ってなかなか難しいんですよね…
「寂しかったんだ」「悲しかったんだ」って
素直に打ち明けることって結構ハードルが高い。
でも、せっかくの気付きを放っておくと、
また傷が疼きだしちゃうし、あとあと何倍にも返ってくるので…
ちょっと勇気を出してアウトプットしてみることが重要なんです。
今だからこそ持てる「視点」を大事に
この話のなかで、もうひとつ大事なことは
自分を傷つけた人側の視点に立ってみることです。
あの日、約束を守れなかった母親の事情を
子供だった私は理解することが出来ませんでした。
しかし今思えば、
母親だって子供と早く出掛けたかったけど、
どうしても電話を切れないような内容だったかもしれない。
子供を一時間待たせてでも、
対応しなきゃいけない話だったかもしれないですよね。
「母は、私を故意に傷つけたかった訳ではないんだ。」
「母も、私と電話の板挟みで辛かったかもしれない。」
こんな風に、登場人物たちと距離をとって
それぞれの立場を客観的に考察したり、思い込みを外していくことは、
時間が経ったからこそ、ようやく出来ることなのかもしれません。
終わりに
潜在意識療法家として活動している私ですが、
今でもやっぱり、ふと感情がぐらっと揺さぶられる時があります。
今回、私なりの対処をシェアしましたが、
対処の仕方で、運命が変わってしまうことが
なんとなくお分かりいただけたと思います。
もし、自分がショックを受けた理由に気づけなかったら、
私は100%相手を責めてしまって、喧嘩しちゃってたかもしれません…!
これって友人、パートナー、上司部下との関係など
人間関係すべてに起こりうる話ですよね?
「あいつが許せない!不満がある!」と思ったら、
自分にベクトルを向てみることも意識してみてほしい。
答えはいつも自分のなかにありますよ。
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