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猫のオシッコpH検査

猫を飼っている人が気にすることの1つにオシッコがあります。たしかにオシッコを観察するのは大事。でも、ウンチの硬さ・色・量も大事なんだけどなぁ。オシッコの様子を見るには、まず猫砂が白くないと分からないと思います。木質や砂だとどうしても素材の色が邪魔して。

うちでは白いシリカゲルを使ってます。匂いを吸うし色がすぐわかる。以前、モフモフがしたオシッコがうっすらピンクっぽいのを発見して、慌てて病院に連れていきました。チンチンを噛んで出血したのが原因で、じゃ、なぜチンチンを噛むようになったのかが分からない。洗面所でオシッコしていたのを見つけて、排水口に残ったオシッコをスポイトで吸い取り、検査してもらってストルバイトを見つけたけど、どうやら、それが根本原因でもなく、ストレスから来るんではないかという結論になりました。

いま3台あるうちの1台だけ、モフモフとスーちゃんが使っていて、残り2台はチットも使いません。そっちのほうが大きいのに。いつもの1台の猫砂が汚れてきたら、嫌って残りの2台を使います。だから猫砂替えてサイン。ま、その前に替えますけどね。

トイレも元気でニャーで管理しているので、誰がいつトイレに入ったかすぐわかります。メールで通知が来るし、計測されたときに「ピピッ」と音がするので、「あ、誰かトイレした」と気づく。もちろん体重もウンチシッコの重さも分かりますけど、すぐに気づくので、すぐに掃除してあげる。だから、いつも使うのは1台だけ。スーちゃんの体重測定の結果を遡って調べても、この2ヶ月ちょっとの間に「2階トイレ中」は1回しか使ってない(赤丸のところ)

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さて、話が少しそれましたが、猫のオシッコは弱酸性の6-6.5pHがいいらしいです。じゃ、猫砂に残ったオシッコのpHを測ってみようではないですか。ちょうど、コロナ禍で次亜塩素酸水を作るのが流行って、そのpHを調べるために、pH試験紙を持ってます。これでやってみます。オシッコを吸った猫砂を水で薄めてpH試験で測ってみる戦法。

まずは、使う瓶に水道を入れて、pH7の中性であることの確認。OK

次に、オシッコを含まないシリカゲルをすくい取って、それに水を加えてオシッコの影響がない状態のpHを測ってみる。これもpH7 で中性。

さあ、今度はオシッコを吸ったシリカゲルを水に溶かしてpH を測定。どうなるか? あれ? 中性。これぐらいのオシッコを水で薄めてしまっては分からないのだろうか。

最後の手段。トイレのシリカゲルをかき分けて、染み込んでいるオシッコに直接pH 試験紙をこすりつけてみる。これなら直接だから反応するだろう。

でました!他の3つとは色が違います。標本と比べるとpH6ぐらいの弱酸性らしいです。このオシッコはスーちゃんのオシッコであることは間違いありません。なぜなら、モフモフはオシッコを囲った壁に貼り付けたペットシーツに向かって、立ったまま、シーッと掛けるから。

じゃ、オシッコ採取は簡単だ。モフモフがペットシーツにしたやつにpH 試験紙を押し当てて吸わせればいい。

あら? なんか色が先程と違う。これは酸性ではないわ。標本と比べるとpH8 ぐらいに思える。モフモフのオシッコは弱アルカリ性なのか。だから、チンチンカミカミ症候群になったのかも知れないな。気をつけないと。ちなみにモフモフがチンチンカミカミ症候群になったのは9年前のこと。チンチンを噛んで、だんだん短くなって、手術もして。もう殆どチンチンは残っていない。ちなみに使用したpH 試験紙はAmazonで700円ぐらいで買えます。100枚入っているから十分使えます。

アイリスオーヤマからオシッコがアルカリ性になると色が変わるチップを混ぜた猫砂を売っているのですが、あの色が変わるチップだけ、別にして売ってくれませんかね。pH 試験紙をはさみで細かくして混ぜてもいいんだけど、そういう粒とかあったら便利そう。猫砂を変えることなく手軽に検査ができるから。

<追伸>

モフモフがオシッコしたのを確認して、すかさずpH試験紙でオシッコ採取をしてきました。そしたらpH6らしいことが判明。ペットシーツに染み込んだオシッコは液質が変わるのかもしれませんね。良かったよかった。

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