40歳からの大乱闘スマッシュブラザーズ①
まずは何故40歳にもなって全シリーズ未経験のスマブラを始めてみようと思ったのか、そこから話していこうと思う。
やりたかったからだ。あとスマブラ一回もやった事無いのに動画を楽しそうに延々観ているもんで妻が「もう良い加減買いなよ…」と言い出してくれたからだ。俺は専業主夫なので妻の稼ぎでゲームを買うのはどこか心理的に抵抗があったりするが妻は欲しいものは買いなさいと言ってくれるので助かっています。love…
まあ幸いにしてニンテンドースイッチは家にある。スプラトゥーンがやりたくて買ったはいいが結果として一番プレイしたのはリングフィットアドベンチャーだ。
スプラトゥーンは俺がかつてバトルフィールドで3D酔いしまくっていた事を喉を駆け上がってくる強烈な酸味と共に鮮明に思い出させてくれた。ありがとう…
余談はさておきスマブラを遊ぶにはソフトを買わねばならぬと思いダウンロード販売かソフト買いかの二択を早速迫られて悩んでいるうちに発売から一年が経ってしまったが、ついに今日お店で買おうと決意して足早に近所のゲーム屋さんに行って全く値崩れしていない新品のスマブラを手に取り堂々とレジに向かったものの急に、オレ オジサン スマブラ買ウ 店員サン コワガル とのメッセージが脳内赤色灯の回転と共に鳴り響き思わず口を突いて出た言葉が
「プレゼントですのでラッピングをお願いしても良いですか…?」
だった。
店員さんはニッコリ笑って「ええもちろんです!お誕生日プレゼントですか?」と。
俺も笑顔で頷く。
世界で一番大切な俺への俺からのプレゼントだから…
今日がスマブラー池畑誠一郎の誕生日だから…
そうやって一人で見えない敵とバトルを繰り広げて傷だらけで赤いラッピングの袋を抱いて帰って来たのだ。
せっかくならオンラインでVIPに入れるくらいに40歳の地獄みたいな底無しに落ちて行く視力と動体視力で頑張ってみようと思う。