
手首の骨折して動かし始めたが、手首が曲がらない!!
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心が変われば行動が変わる。行動が変われば・・
続きは編集後記で。
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転んで手を付いたときに、
手首を骨折してしまうことがあります。
骨折後は、手術で固定する場合と
ギブスで固定する場合があります。
どちらも固定期間があるため、
ギブスをのけた後に手首が動かしにくくなります。
しかし、ギブスをのけた後に動かす練習を
行うことでスムーズに動かせるようになります。
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どこが折れるの?
転んで手を付いたときに、どこが折れるのでしょうか?
まず、あなたの手首はどんな骨でできているのでしょうか?
あなたの手首辺りには、
外から見るよりもたくさんの骨があります。

これらの骨が1つ1つ動くことで、
スムーズに手首が動かせるようになります。
特に、手首の付け根の小さい骨が
8個集まった所がポイントです。
ここを動かせると動きがスムーズになります。
では、手首の骨折はどこがおれるのでしょうか?

上の図のように親指側の骨が折れることが多いです。
転んだ時に手の平を付くと上の図の折れ方になります。
手術になるかギブス固定になるかは、
どのくらい骨がずれているか、
神経や腱に触る可能性があるかなどで決まります。
しかし、手術をしようと言われた方でも
手術は嫌だと言ってギブス固定される方もいます。
お医者さんはいろんな提案をしてくれるますが、
最終的に決めるのは本人さんになります。
お医者さんの話を聞いて、
納得して決めるようにしましょう。
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骨折後のリハビリ
骨折後は、手術した人もギプス固定した人も
一定期間固定されます。
この固定期間は、
骨の折れ方や骨のくっつき方によって変わるため
バラバラです。
お医者さんの指示で、動かす時期が決まります。
最初は自分で動かせる範囲で動かすことが多いです。
肘から先・手首・指を動かします。
まずは、肘から先を動かします。

肘を曲げた状態で、手の平を上向けます。
これができるようになると、
顔を洗うときに水をすくう、ドアノブを回す動作が
できるようになります。
次に手の平を下に向けます。
これができるようになると、
物をひろいやすくなる・包丁で物が切りやすくなります。
これを交互に行います。
肘から先の動きがスムーズにできないと、
肘や肩に負担がかかり痛みが出やすいので、
反対の腕の動きを目標に動かしましょう!!
次に手首を動かします。

上の4つの動きがあります。
最初はほとんど動かないことも多いので、
少しずつ、コツコツと動かしましょう。
ただし、自分で動かせる範囲です。
反対の手で押し込んではいけません!!
あくまでも折れた方の手で動かせる範囲です。
お医者さんの許可が出たら反対の手で押すようにしましょう。
最後に指です。

指は、ギプス固定中から動かしていたと思いますが、
ギプスがあるとなかなか動かしにくいですよね。。
指先はもちろんですが、
指の付け根の関節を曲げるように心がけましょう。
ポイントは、親指以外の一番先の関節を曲げずに握ることです。
難しければ何かを挟んであげるとやり易いです。

この動きを、前腕の動きと一緒にやりましょう。
上の写真の状態で、手の平を上に向けます。
この状態で指を10秒間握ります。
自分が握れる範囲で大丈夫です。
痛みがない範囲でやってください!!
次に手の平を下に向けて10秒握ります。
これをやっていると握力が上がってきます。
こまめにやりましょう!!
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まとめ
骨折後は、手術する方法とギブス固定する方法があります。
どちらも一定期間固定が必要です。
お医者さんの指示で動かす時期が決まります。
動かしていいと言われたら、
肘より先・手首・指を動かしましょう。
最初は動かなくても、少しずつ動くようになってきます。
骨折して大変だったと思います。
使えない、人に頼まないといけないのはストレスになります。。
固定期間が終わって、動かすことで
楽に使えるようになってきます。
コツコツ頑張りましょう!!
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心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
ウィリアム・ジェイムズの言葉です。
色んな人が座右の銘にあげているので
知っている人もいると思います。
この言葉を見ると、
やらなければ!!と思えます。
運命を変えれるかは分かりませんが、
できることをコツコツ積み重ねていきます!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。