腰椎椎間板症って何?
子どもがUSJに遊びに行きました。
続きは編集後記で。
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腰椎椎間板症とは、
背骨の間にあるクッションの役割をする椎間板の炎症が
起こった状態を言います。
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椎間板はどんな働きはしているの?
椎間板は背骨の間にあります。
椎間板は、背骨の間でクッションの役割をしてくれ、
腰椎を安定させるのに役立っています。
正常な椎間板は、水分量が豊富で弾力性があり、
衝撃を吸収・分散してくれます。
少し専門用語が難しいですが。。。
椎間板は、髄核と線維輪、軟骨性終板からできています。
髄核は、ムコ多糖タンパク複合体(これが大量に集まることで細胞から組織ができている)・水分・少数の軟骨細胞を含んでおり、コラーゲン繊維(脊椎動物を構成するたんぱく質の一種)が不規則に並んでいるゲル状の物質です。
人体最大の無血管組織で、80%は水分でできています。
線維輪は、コラーゲン繊維が10~12層になっており、同心円状に配列されています。
軟骨性終板は暑さ1~2㎜の硝子軟骨組織で、上下の椎体の皮質骨面を覆っています。
簡単にいうと、
ゼリー(髄核)をバームクーヘン(線維輪)で包んでいるような構造です。
そして、この側面を包んでいるのが軟骨性終板です。
ゼリーは80%が水分なので、プルプルしています。
このプルプルは、終板が栄養をゼリーに送ってあげることで
保つことができます。
そして、正常なゼリーとバームクーヘンの内側の層には、
痛みを感知するセンサーが設置されていません。
すごいですよね、痛みを感じない組織です!!
しかし、使っているうちに椎間板が衰えてくると、
バームクーヘンの内側にも痛みを感知するセンサーが設置されるようです。
下の図は、椎間板の使い過ぎでどんどん変わっていく過程を表したものです。
厚みが減ってきているのが、写真でもわかります。
これが椎間板症です。
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どうやって診断するの?
椎間板症は、レントゲンでは確認できません。
MRIを撮ることで確認できます。
上の図で、白く映っているのが正常な椎間板です。
傷んだ椎間板は黒く映ります。
そして、椎間板症は変性が続くとヘルニアになっていきます。
下の図は椎間板症からヘルニアに移行したものです。
2つの画像を比べると、上の画像では飛び出してなかった椎間板が、
下の画像では飛び出してきています。
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椎間板症はどうして起こる?
重力があるため、座る・立つという姿勢で
常に椎間板には負担がかかっています。
さらに、
・体幹の力が弱いこと
・柔軟性が低下していること
・普段の姿勢
・仕事量
などが原因です。
普段から30分以上同じ姿勢をとらない、体幹の力をつける、ストレッチをすることを心がけることで予防できます。
注意点としては、体幹の力をつけるときにアウターマッスルではなく
インナーマッスルを鍛えるようにしましょう!
インナーマッスルは、
腹横筋というコルセットのような働きをする筋肉と
多裂筋という背骨を支える働きをする筋肉を
鍛えるようにしましょう。
この二つの筋肉は同時に働きます。
横向きに寝た状態で手を足の方に伸ばすと
わき腹の辺りに力が入ってきます。
下の図でスマホを持っている手を足の方に伸ばすと
わき腹が縮んで腹横筋が収縮します。
この時に体が前に行ったり後ろに行ったりしないように注意しましょう。
最低でも10秒間×3回は収縮させましょう。
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まとめ
椎間板は、クッションの働きをする大事なところです。
椎間板は、髄核(ゼリー)と線維輪(バームクーヘン)と軟骨性終板で
構成されます。
ゼリーは80%が水分です。
正常な椎間板には、痛みのセンサーが設置されていません。
椎間板にキズができだすと、痛みセンサーが設置され、
痛みを感じるようになります。
原因は、重力による負担、体幹の力が弱いこと、
柔軟性が低下していること、普段の姿勢、仕事量などがあります。
対策として、腹横筋・多裂筋を鍛えましょう。
途中、椎間板の構造が面白くなってしまい
ちょっと書きすぎた感がありますが。。。。
読んでいただけたら嬉しいです。
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高校生の子どもが、友達のお父さんが運転してくれる車に乗せてもらい
USJに遊びに行きました。
学校にほとんど行ってないのに、
遊びに誘ってくれる友だちがいることに感激します。
子どもはちゃんと社会性を身に付けているということですね!
最近子どもの考え方に、感心することが多くなりました。
私よりもいろんなことを考えているかもしれないと、
反省することがあります。。。
子どもに成長させてもらってます!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。