異常歩行①歩くときに骨盤が下がる
自分の気持ち1つ。
続きは編集後記で。
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100歳まで歩くを伝える理学療法士、池上ゆゆです。
普段通り歩いてくださいと言われると緊張して普段通り歩けませんよね。。
身体に異常があってリハビリに行くと、歩き方を見られます。
どうして歩かされるかというと、正常歩行とどこが違うかを確認しています。
正常歩行とは、楽に歩ける・効率のいい歩き方です。
そして、これ以外の歩き方をしている人に対して、正常歩行に近づけるように運動を指導します。
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骨盤が下がる歩き方(トレンデレンブルグ歩行)
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歩くという動きは、歩いている途中で片足になって、もう一度両足になってを繰り返します。
片足になった時に骨盤を水平に保つように支えるのですが、この時に骨盤を支えきれずにカクンと下に落ちてしまう歩き方を専門用語でトレンデレンブルグ歩行と言います。
全く覚える必要はありません。
ただ、この歩き方をしている人はこの筋肉を鍛えればいいと思ってもらうために歩き方の名前を書いているだけです。
雰囲気で覚えてください!
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腹横筋(ふくおうきん)
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この歩き方をしている人は、腹横筋(ふくおうきん)という筋肉が弱くなっています。
腹横筋(ふくおうきん)は、お腹の奥の方にある筋肉です。
腰が痛い時にコルセットというものを巻いて腰を固定します。
このコルセットの代わりをする筋肉が腹横筋(ふくおうきん)です。
腹横筋はお腹の周りをぐるっと一周している筋肉で、身体の奥の方にある筋肉です。
この筋肉が収縮すると、お腹が締まります。
この時に頭の先から骨盤までを一直線にすることで、腹横筋が働きやすくなります。
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どうやって鍛えるの?
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腹横筋を効率的に鍛えるには、骨盤と肩を近づけるように脇腹を縮めるように力を入れます。
この時も背中が丸まったり・そらしすぎたりしないように注意しましょう。
座る・立つ・横向き、どの姿勢でも鍛えることができます。
座った姿勢でやるときは、足を肩幅に広げた状態で肘を伸ばし外側に広げます。
ラジオ体操で最後の深呼吸で胸を広げた状態です。
次に右の骨盤を少し上げた状態から右の肩を右の骨盤に近づけるようにします。
ただし胸は張ったままです。
そうすると腰の後ろの筋肉が収縮してきます。
ここが収縮しなければ上手にできていません。
立ってやるときも、胸は張った状態です。
右の足を一歩後ろに引きます。
そして、一歩引いた足の親指を内側に向けます。
膝を伸ばしたままで、足の裏を地面から持ち上げます。
これも座った時と同じで、骨盤と肩を近づける動きをします。
横向きに寝た状態でするときも同じで、肩と骨盤を近づけます。
右の足を上にした状態で横になります。
右足を後ろに引いて、左足を前に出します。
その状態で肩と骨盤を近づけます。
姿勢が変わってもやっていることは同じです。
腰の後ろの筋肉が収縮すれば正解です!!
ぜひやってみてください。
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編集後記
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会社でちょっとしたトラブルがあり、いろんな人が嫌な気持ちになりました。
トラブルの原因を作った人は、自分の考えが正しいと思って自分の意見を主張してきます。
正しいかどうかは本人のとらえ方次第なので、本人にしかわかりません。
しかし、会社ではルールに従って動かなければ機能しません。
正しいかではなく、決められたルールにのっとって仕事を進めます。
明らかにおかしいルールは、変える必要があります。
しかし、話し合って決めたルールを自分の都合だけで違うと主張しても周りは迷惑します。
ここも信念があるかどうかですね。
自分よがりの主張ではなく、誰かほかの人のための主張、自己的→他利的ですね。
また次回。