生活2023/2/6〜2/12
2/6(月)
劇場入り。一年ぶりのOFF・OFFシアター。
朝早かったけど順調すぎて11時くらいにはやることほぼなくなくる。
毎回仕込みはこのくらいのほほんとしてやりたい。
照明さんの作業も終わり全員退館したのは19時前。
これがマチルダアパルトマンの働き方改革。
公演、楽しみ。
客席寂しいのだけがしょんぼりポイントだけど、作品はどれもいいものになってると思う。というか、僕が好きなものたち。
今週お留守番時間長くなる予定の猫にお土産のオモチャ買って帰る。うちの猫、オモチャで遊ぶの得意じゃないけど、それでも買い与えちゃう。ダメ親。オモチャよりペットボトルのキャップとかパーカーの紐とかが好きな猫。
映画プロット、不採用の連絡。
振り出しに戻る。
「犬は食わねどチャーリーは笑う」鑑賞。
細かな演出とても良き。岸井ゆきのさん本当にいいな。日本映画の宝。
東急リバブルのCMみたいなシーンあったな。
「うちのマンションの家賃払ってください」???
2/7(火)
お留守番猫にマタタビの木をあげたら鼻水止まらなくなったので、心配になって取り上げる。焦った。
電車。足元見ててここにいるみんな靴紐を結べるの凄いなと、思った。
場当たり。
とても順調に進み、ゲネプロに模した通し稽古もできた。
全作品、とても好きなものになって嬉しい。
劇団員のみんな凄い。ちゃんと劇団でやりたかった未来に近付いている。
さすがに疲れた。
2/8(水)
初日の朝、ゴミ出して洗濯した。
下北沢でミーアキャット散歩させてる人いたけど、ミーアキャットほぼ宙吊りになってて自分の足では歩いてなかった。
修正作業して、ゲネプロ、順調に。
宍さん、観に来てくれた。
舞台監督の作業と制作の作業こなして、本番前にカレー食べに外に出れた。奇跡の茄子おやじ。
「生活と革命」初日開幕。
お客さん沢山でありがたい。
緊張感あったみたいだけど、ひとまず開幕できて良かった。こういうスタイルで演劇続けていけたらいいな。やっと演劇を楽しくできるようになってきたのかも。
2/9(木)
猫に起こしてもらって制作作業。
「おじいちゃん、死んじゃったって」鑑賞。
何度目かの。
いい風景、いい描写、いい人物背景、いい言葉。
3月の舞台「七人のおたく」顔合わせとパンフレット用の鼎談。
慣れないことした。はじめましての方ばかりで爆裂に借りてきた猫モード。
下北沢で1番好きなラーメン屋「一龍」今日もお休みだった。期間中行けるのか。curry食堂で海老カレー。
本番。撮影あり。
マチルダアパルトマンの名刺を作るための公演。
今日もみんなのトライが見えた、公演。毎回新鮮に積み上げていく。
緩やかに身の丈にあった規模で演劇やるのが1番良い。そして、今は1番良い。
イヤホン忘れてきちゃったから、帰り道に雑念が湧く。脳みそ休めたいのに色んなことを考えてしまう。
2/10(金)
しっかり雪降って、猫にベランダで雪を見せてあげたけど興味示さず。足元ばっかり見てちゃダメだよ。
下北沢の駅前、昨日までなかったスロープができてた。街は日々変化していく。
「一龍」やっといけた。
夜公演、雪の中、お客さんが来てくれる有り難さ。
新鮮にやるということを再考する夜。
2/11(土)
「ノイズ」鑑賞。
酒向芳さんっていう俳優さん、最近映画出まくってますね。今までどこでどうしてた方なんだろう?そしてこのタイミングで出まくってんのなんなんだろう?ビジュアル確かに気になるし、演技力もすごい。
調べたら二兎社とか出られてた方なのか。
島の閉鎖感から起こる悲劇が田舎的で、分かりみが深い。
「セブンルール」衣装デザイナーの中原さんの回、すごく感動する。こんな細部までこだわり持って、自分の役割に責任をもってやるスタッフさん、胸熱。衣装のことあんまりよく分かってないけど、勉強にもなった。「そのキャラクターの普段着にしたい」なるほど。
昼夜公演。
演劇難しいなって思った。
掴んだと思った次の瞬間にはもう手から零れ落ちてる。
俳優がオモシロにしちゃいけない。本人にとっては切実で面白いことなんてひとつも起きてないはずだから。
本番は俳優と観客のものなのに、何も出来ないくせになにをやきもきしたり、心配したりしてんだよって思うよ、毎度。
自分の演劇の創り方を毎公演疑ってしまうな。なんかとてつもなく効率の悪いことをしてしまっているのではないかと思う瞬間が必ずやってくる。
昨日と同じことを繰り返そうとして、それを続けていくと、気付かないうちに緩やかに下降していくのね、きっと。なんだってそう。
また明日、新鮮に今日の出来事として。
懐かしい人が観に来てくれたり、劇場という場所は再会の場所。僕がただずーっと同じところに居続けてるってことでもあるけど。
下北沢ごはんチャレンジ出来ず。
「レインメーカー」鑑賞。
脳が疲れてるときに疲れるの観ちゃった。
タイミング間違い。
2/12(日)
「梅切らぬバカ」鑑賞。
加賀まりこさんのこと夏木マリさんだと思い込んで見ちゃってた。全然違うのに。役所が夏木マリさんぽかったのか。塚地さんの演技はコミカルなのにちゃんとその人物の説得力がある。コントのときだって。
フィードバックをして、最後のステージのやるべきことを確認して、本番。
役の目的に向かって、必死に。
ライオンキングやハリーポッターの舞台なら毎ステ同じクオリティにする再現性が大事にされると思うけど、我々がやっているのは毎ステージ新しいこととして取り組むしかないよね。
みんなとてもいい挑戦が出来てたと思う。作品の可能性も感じたし、俳優の可能性も感じた。そういう千秋楽だった。
終わったけど、明日からまた稽古したい。
嘘。嘘じゃないけど、まずは休みたい。
バラシ軽々終えて全部おしまい。
身軽に公演するいいところはサッと来てサッと帰れるところ。
そんなわけで、「生活と革命」無事に全員で完走できました。
全方向にありがとうございました。
劇場に来てくれる人がいるという喜びに勝るものはないですね。
公演後の打ち上げというものがない世界線に迷い込んだので、ひとり長めに散歩をして、打ち上げとする。
次の脚本を書かなきゃ、書きたい。
てか、脚本仕事くれくれマンにならなきゃ。
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