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【学びなおし】ITパスポート★受験

こんにちは、hidekiです!今回のテーマは、国家資格『ITパスポート』についてでございます!


実は来月、この資格を受験することになりまして、先日、申し込みを済ませたところなのです。


この資格は、ITとその周辺の知識が、薄く広く網羅されていて、中高年の『学びなおし』にも最適で、気軽に受けられる良い資格だと感じたので、ここで取り上げてみたいと思います。



なぜIパスを受けるの?①

僕は現在、商業高校の夜間社会人コースに通っています。たまたまその授業の中で、『ITパスポート』を取得しよう、という授業があるのです。まずは、それがきっかけとなりました。


長い間、資格取得など全く頭に無く、会社員人生を過ごしてきたために(汗)恥ずかしながらそんな資格があるのも知らなかったんですけどね(汗)

国がやっている資格試験だし、これも何かのきっかけ…ということで、受験をすることにしました。



なぜIパスを受けるの?②

そしてもうひとつ大きな理由があります。それは自分がこれまで会社の業務を通してやってきたことの『爪痕を残す』というか、あくまで自分の中での話ですが『確認』をしたかったんですね。

僕が勤務する会社は、IT会計の知識が特別必要という訳ではなく、最低限のITリテラシーがあれば、全く問題ない業種です。ですので、今回この資格を取得したからといって、資格手当も無いし、社内で何かに役に立つということは全くありません。

それでは、なぜ、受験しようと思ったか……。それは大学卒業後、会社に入社してからの経験が関係しています。


僕が入社した時代、間もなくミレニアムを迎えようとする直前、1990年代の後半の世の中は、こんな感じでした。


・WINDOWS3.1に続く、WINDOWS95が一世を風靡していた。
・PCの性能がとにかく日進月歩に向上していた。
・文書作成はWORD、一太郎の2種類が混在していた。
・でもインターネットの回線速度は超遅い!(ダイヤルアップで33600bpsなど…)
・デジカメというものが一般に認知され始めたが今と比べると解像度や画素など性能はかなり低い。
・ホームページを持っていない会社も多かった。
・ガラパゴス携帯電話が少しずつ普及する初期。貧乏大学生だとまだポケットベルも多かった。
 など


要するにインターネットや社内ネットワークなど、オフィスのIT化の黎明期、だったんですね。大企業やITが密接に関係する会社は別として、多くの中小企業では社内に簡単なネットワークを構築していたとしても、その管理者は社内のちょっと詳しい社員が通常の業務の片手間で管理をしている、という会社が多かったかと思います。もちろんセキュリティ対策もユルユルです。まだまだそんな時代でした。


僕が勤務する会社も当時、まさにそのような状況でして、IT管理者といった今となっては一般的な役割の社員はおらず、僕を含めた数人で通常業務の片手間で取り組んでいたんですね。


あるとき、遅ればせながら当社でもホームページを立ち上げようという事になりましたが、業者に発注すると高額なコストがかかるということで、僕は何の専門知識ももっていなかったのですが、HTMLを勉強したり、JPGやGIFなど画像の扱いなども学んで、(素人バレバレの)とても簡単なホームページを作ったり、といったことをしていた記憶があります。(それでも会社の公式ページとしていた)


そんなこんなで、ホームぺージの作成・運営管理以外にも、誰かのPCの調子が悪ければ見にいったり場合よってリストアをかけたり、サーバーやネットワークのトラブル時に様子をみたり設定したり、社内のIT管理者的な役割を長くやっていました。もちろん本来の業務以外でですよ。


今回、資格の勉強をすることで、そんな過去の経験の意味づけ、といいますか、大げさに言うと年齢的に人生の伏線回収の時期に入ってきたのかもしれません(笑)中途半端とは言え、ITまわりの仕事の経験があったからこそ、ITパスポートの出題範囲になっている部分(主にテクノロジーの部分)の一部がわかる訳ですから…。



Iパス受験に備えて

受験日は、2024年7月27日に受験することになりました。あと1か月!!

折角、受験をするのだから、しっかりと知識を定着させて受験に臨みたいと思います。

ITパスポートの試験範囲って、『テクノロジー(IT技術)』『ストラテジー(経営全般)』『マネジメント(IT管理)』と大きく3つの分野があるんですね。テクノロジーとストラテジーの部分は、多少なりともこれまでの経験で理解をしている部分もあるのですが、マネジメント(IT管理)の部分については、業種的にあまり触れる機会がありません。

そういったこともあって、個人的にはマネジメント部分に加えて苦手な計算問題を特に攻略する必要がありそうです。


しかし今は便利な世の中です。過去問もネット上のもので充分に対策(ITパスポート過去問道場)ができるのですから……


最後にIパスについて思うところ

ITパスポートという資格は、資格取得という意味ではそれほど意味をもたないかもしれません。(ただし、この資格の上位の基本情報技術者試験や応用情報技術者試験、更にその上の資格などを取得する場合においては、ファーストステップとして取得する意味はあるかもしれません。)

でも、ここで学ぶ内容は、現代の職業人として業種問わず最低限知っておいたほうが良い『一般常識』であると思います。


そういった意味では、大学生や社会に出て間もない若者が、まず学んだほうがいい内容と言えます。実際、大学1年生の僕の息子も、たまたま同じタイミングで受験するようです。


いかがでしたでしょうか。もし、興味を持っていただけた方がいらっしゃれば、僕としては是非おすすめしたい資格の一つですので、検討してみてくださいね。


今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。


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